勃ちあがった象の白い涙の物語

ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる

劉暁波氏 ノーベル平和賞受賞

2010-10-08 22:34:06 | 社会
中国で獄中の民主化活動家の劉暁波氏がノーベル平和賞を受賞したらしい。
で、この受賞に中国政府は反発しているらしい。

確かに、法を破り司法的に有罪と認定し投獄している人間を、世界的に権威のあるノーベル賞が世界平和に貢献したと認めたのだから、はっきりと中国の今の体制は間違っていると明言されたようなものであり、中国としてはたまったものでない。

そもそも、ノーベル賞の選考委員の人たちは、少し考えればこういう事態は簡単に想像できたはずなのに、なんでこんな判断をしたんだろう。

人類の長い歴史をみれば、こういったことをきっかけに大きな変革が起こったことは多々存在する。
しかも、今回の舞台は、あの中国である。今回のノーベル賞受賞が、人類のそういった歴史の繰り返しのきっかけになりうる可能性は、けっこうあるんじゃないか、と個人的には考える。
となれば、本来、世界平和に貢献した人を称えるべきはずの受賞が、騒乱のきっかけになりかねない。

だから今回の中国の反応は、個人的にはそれなりに同感できるのだが、しかし、ノルウェーに対して制裁をほのめかすなんてことは、めちゃくちゃ、大人気ないな、と思う。
やっぱり、中国って国はわからない。

「ビバリーヒルズ・コップ」

2010-10-08 00:01:29 | DVD(映画)
80年代にエディ・マーフィーの主演で3作まで続編が作られた大ヒット映画。
話の内容としては、ルール無視の型破りな刑事が、ルール重視の堅物の刑事と協力して事件を解決していくというありふれたものだが、ゴキゲンな音楽をBGMにアクションシーンの連続でそれなりに楽しめる。しかし、何といってもこの映画の魅力は、エディ・マーフィーの捜査の過程でみせる調子のいい口調とお惚けぶりだろう。
そういう意味では、2作目がその要素全開で、一番たのしめる。

正直、名画として評価される類のものではないし、評論家の評価もそんなによくないと思うのだが、たまに観賞するぶんには、何度でも楽しめると思う。
TVで放送されるのを、ながら見するのにちょうどいい作品じゃないかな、と思う。