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次長課長・河本の生活保護不正?受給を考える

2012-05-27 16:45:21 | 社会
(本文と写真との間には、何の関係もありませんし、何の意味もありません)

お笑いタレントして売れっ子の次長課長・河本の親族による生活保護の不正?受給が話題になっている。
確かに、あれだけ売れっ子としてテレビに出まくっていて、けっこうガッポリ稼いでいるに違いない、少なくとも我々一般人に比べれば、はるかに高額の報酬をもらっているはずの人間が親族にいるにもかかわらず、生活保障を受けているというのは、どうなのかな、と思う。
ちなみに、実態は、母親、姉、それに二人の叔母が、月々ひとり17万円、四人合計で68万円の受給を12年間にわたり受けていたらしい。しかも、それぞれが受給できるように隣同士全部別々の家に住んでいたらしい。
正直、この生活保護の受給に、どの程度、河本が関わっていたのかはわからないし、会見の言葉を信じるならば、役所の福祉課の職員と相談の上行われていたらしいので一概には言えないが、この実態を見るならば、かなり悪質だといわれても仕方のない状況ではないかと思う。

今のところ本当はどうだったのかがわからないので何とも言いようはないが、少なくとも、こういう事例は、他にもいっぱいあるんじゃないか。それなのに、河本だけが責められるのは少し可哀想なのかもしれないが、そこは有名人なのだから仕方ないとして、本当に問題にされなくてはいけないのは、こういう事態を許してしまっていたお上の管理体制じゃないかと思う。
少なくとも、生活保護の財源は我々の税金なわけで、こういう不正受給を許してしまうような管理体制でありながら、財源が足りないからといって消費税増税なんてのは、どの口が言っているんだという思いである。

しかし、それよりもどうだかなと思ってしまうのは、安易に生活保護を受けてしまうという人間がいることである。
どうも私は人間が古いのかもしれないが、生活保護なんてのはあくまで最終手段で、出来る限り自分の力で何とかしなくてはいけないものだと思うし、自力で何ともできずに生活保護を受けるなんてのは、非常に恥ずかしいことだと思っている。
今回の河本の例で言うなら、少なくとも彼らにそういう思いが無かったのは、会見における「考えがむちゃくちゃ甘かった」という発言からも明らかだ。
おそらく、生活保護が認められてラッキー、くらいに思っていたのだろう。

はっきり言って、こんな恥知らずな人間ばかりになれば、この日本は、間違いなく滅びる。