原子力施設

　核セキュリティーサミットは北朝鮮とテロ組織に核物質が渡らないことという予想どおりの結果でした。

　また、先日ちょろっと流れたニュースですが、日本で研究用に核兵器がいくつも作ることのできるプルトニュウムをアメリカで処理するために運びだすというのがありました。研究用？ってどんな研究していたのだろうと思ってざっと検索してみましたが、情報は見つかりませんでした。

　それでふと思ったのですが、原子力施設だと原発の再稼働をしただの申請しただのというニュースはよく流れますが、研究施設とかどんなもまのがあるのだろうと思って検索したところ、原子力規制委員会のホームページに登録されたというか監視下にある施設が記載されていました。当然電力会社の商業用の原発が多いですが、それ以外に現在稼働中かどうかは別として、原発メーカーの日立、東芝とか大学の研究施設が原子力施設を持っているのですね。

　これらの施設は商業用の原発と比べたら規模はずっと小さいでしょうけれども、そんなものが結構あるのは知りませんでした。中には、施設を作った時には人家もほとんどない土地だったのでしょうけれども、今では宅地が開発されて住宅地の目と鼻の先なんて施設もありました。今は動いていないにしてもそんな施設があるなんて、ほとんどの人は知らずに家を買っているのだろうなと思いました。

　ということで、原子力規制委員会の管理下にあるとはいえ、情報が流れない施設が結構あることを知って驚いています。大きさの大小はあるとしても、核物質を扱うわけで、一般の人が知ることができるように情報公開してほしいものだと思いました。原子力規制委員会は法律どおりに動くだけでしょうから、決められた情報は決められた方法で公開しているのだと思いますが一般には流れませんからね。マスコミも率先して情報を流してもらいたいものです。