この前、G7の外相会談が広島で開かれて、原爆資料館の見学などが行われました。ネットでそれに関連した記事があったのですが、非常に気になる記事だったのでそれについて触れてみたいと思います。
その記事の内容は、外国の人、たぶんアメリカ人だと思うのですが、に原爆の悲惨さを話しても、東京空襲やドイツのドレスデン空襲でも多くの人が亡くなっており、原爆を投下した広島、長崎もその延長線の程度の問題だという認識で、原爆が非人道的な兵器であることを訴えても認識してもらえなかったということです。そのため、G7の外相が原爆資料館などを見学したことは意義があると述べていました。
外国人、たぶんアメリカ人らしい印象を受けたのですが、には原爆がどれだ悲惨な結果をもたらすかは認識されていないのだなあと少々がっかりしました。やはり実際に何があったのかを見てもらわないと認識してもらえないのかと。アメリカでは原爆で爆撃したことで日本に上陸陸作戦をすることなく降伏させることができて、アメリカ軍人の被害を防ぐことができたと評価する考え方もあります。それも理解できないではありません。
ただ、やはり核兵器を使用するというのは、どの程度の規模の核兵器であっても、通常兵器からは一線を超えた兵器である思います。特に放射能の問題は核兵器を使うと後々まで影響を及ぼします。原発事故にはあれだけ神経質になるのに、放射能をばらまく核兵器には思い至らないのが不思議です。
それから日本が核兵器の悲惨さや非人道性を訴えると、戦争を始めた加害者なのに被害者ずらすると非難されたりします。しかし、先に書いたように核兵器は通常兵器から一線を越えた兵器であるため、戦争を始めたうんぬんよりも、世界で唯一の被爆国としてその実相を訴えて、今後世界で核兵器が使われることがないように訴えていくのは日本の使命であると思います。
日本は核兵器廃絶を訴えながらも、アメリカの核の傘に守られているというちと矛盾した感じの政策をとらざるを得ないのではあるのですが、唯一の被爆国としてこれからも原爆の実相を訴えて、核兵器は広島、長崎で使われるのが終わりとなるように世界に呼び掛けていくことを今後も進めていくべきです。
世界の人々が福島第一原発の事故にあれだけ神経質になって、農水産品や加工品の輸入をさせなかったりするのに、核兵器となると国の責任だから知らんという態度になるのは残念な感じがします。世界の多くの方が広島、長崎で核兵器の実相に触れてもらいたいなあと思います。
その記事の内容は、外国の人、たぶんアメリカ人だと思うのですが、に原爆の悲惨さを話しても、東京空襲やドイツのドレスデン空襲でも多くの人が亡くなっており、原爆を投下した広島、長崎もその延長線の程度の問題だという認識で、原爆が非人道的な兵器であることを訴えても認識してもらえなかったということです。そのため、G7の外相が原爆資料館などを見学したことは意義があると述べていました。
外国人、たぶんアメリカ人らしい印象を受けたのですが、には原爆がどれだ悲惨な結果をもたらすかは認識されていないのだなあと少々がっかりしました。やはり実際に何があったのかを見てもらわないと認識してもらえないのかと。アメリカでは原爆で爆撃したことで日本に上陸陸作戦をすることなく降伏させることができて、アメリカ軍人の被害を防ぐことができたと評価する考え方もあります。それも理解できないではありません。
ただ、やはり核兵器を使用するというのは、どの程度の規模の核兵器であっても、通常兵器からは一線を超えた兵器である思います。特に放射能の問題は核兵器を使うと後々まで影響を及ぼします。原発事故にはあれだけ神経質になるのに、放射能をばらまく核兵器には思い至らないのが不思議です。
それから日本が核兵器の悲惨さや非人道性を訴えると、戦争を始めた加害者なのに被害者ずらすると非難されたりします。しかし、先に書いたように核兵器は通常兵器から一線を越えた兵器であるため、戦争を始めたうんぬんよりも、世界で唯一の被爆国としてその実相を訴えて、今後世界で核兵器が使われることがないように訴えていくのは日本の使命であると思います。
日本は核兵器廃絶を訴えながらも、アメリカの核の傘に守られているというちと矛盾した感じの政策をとらざるを得ないのではあるのですが、唯一の被爆国としてこれからも原爆の実相を訴えて、核兵器は広島、長崎で使われるのが終わりとなるように世界に呼び掛けていくことを今後も進めていくべきです。
世界の人々が福島第一原発の事故にあれだけ神経質になって、農水産品や加工品の輸入をさせなかったりするのに、核兵器となると国の責任だから知らんという態度になるのは残念な感じがします。世界の多くの方が広島、長崎で核兵器の実相に触れてもらいたいなあと思います。