今読んでいる本は、日本海軍の飛行艇や水上機の搭乗員だった方の話をいくつかまとめたものです。日本海軍は飛行艇や水上機は他国と比べてもかなり性能の良い機体を配備していました。有名なのが二式大艇でしょうか。
ただ、この手の機体の戦記となると、戦闘機や艦爆、艦攻と違って攻撃ではなく、索敵、哨戒というのが任務となります。そして、複数の機で同じところを飛ぶのではなくて、飛行するのは単独というのが特徴です。ですから、その手の搭乗員の方で生き残っている方がかなり少ないようなのです。
飛行艇となると十人程度が搭乗するわけですが、撃墜されたりすると一気にそれだけの人数が戦死となります。そして、この手の任務は被害が少ないかと思ったら、結構撃墜されているようなのですね。ですから、大戦を生き残った搭乗員の方というのが限られるので、大戦の戦記も限られてしまいます。そのうえ、索敵や哨戒の話だけでは戦記物の本として面白くないということもあるのか、発刊されている本も少ないです。
ということで非常に貴重な体験記を読んでいます。特に、性能優秀といわれた飛行艇でも索敵や哨戒でかなりの被害が出ていたことには驚きました。皆、敵機に襲われていると連絡した後、帰投していないんですね。十人が一気に戦死です。これは残された人にも精神的にかなり厳しいものがあるなあと思うのでした。
まだ、戦闘機の方が生き延びるチャンスがありそうな気がしてきてしまいました。
ただ、この手の機体の戦記となると、戦闘機や艦爆、艦攻と違って攻撃ではなく、索敵、哨戒というのが任務となります。そして、複数の機で同じところを飛ぶのではなくて、飛行するのは単独というのが特徴です。ですから、その手の搭乗員の方で生き残っている方がかなり少ないようなのです。
飛行艇となると十人程度が搭乗するわけですが、撃墜されたりすると一気にそれだけの人数が戦死となります。そして、この手の任務は被害が少ないかと思ったら、結構撃墜されているようなのですね。ですから、大戦を生き残った搭乗員の方というのが限られるので、大戦の戦記も限られてしまいます。そのうえ、索敵や哨戒の話だけでは戦記物の本として面白くないということもあるのか、発刊されている本も少ないです。
ということで非常に貴重な体験記を読んでいます。特に、性能優秀といわれた飛行艇でも索敵や哨戒でかなりの被害が出ていたことには驚きました。皆、敵機に襲われていると連絡した後、帰投していないんですね。十人が一気に戦死です。これは残された人にも精神的にかなり厳しいものがあるなあと思うのでした。
まだ、戦闘機の方が生き延びるチャンスがありそうな気がしてきてしまいました。