トーネードの無職生活

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トップ・スパイという本を読んでいます

2016-12-21 08:04:52 | 日記
 今、トップ・スパイという本を読んでいます。スパイ小説というとイアン・フレミングの007シリーズやジョン・ル・カレなどがよく読まれていると思います。フィクションの小説では色々と小説が発行されていますが、ノンフイクションでスパイをあつかったもの、しかも一冊の中で6人もとなるとなかなかそのような本はありません。

 というのも、題材になるスパイはとっ捕まるか亡命したりしてスパイの身分がばれた人で、しかもそれなりに重要な情報を他国に流していたスパイとなると限られた人物になるだろうからです。ですから、この本はなかなか貴重な本であると思います。

 やはり他国に情報を流すとなると、自分がいくら気を付けていても、他のスパイが捕まっていもずる式にスパイであることがばれたりして、そのようなリスクを冒してまでスパイをするというのは、それなりに固い意志が必要なようです。とてもではありませんが、私にはとてもスパイの精神的な重圧には耐えられないと思います。

 この本の作者は、グイド・クノップという人で、これまでに「ヒトラーの共犯者12人の側近たち」「ヒトラーの戦士たち6人の将帥」「ヒトラーの親衛隊」などを読んだことがあります。丁寧な取材で人物像を明らかにするという感じて、私の好きな作家のひとりです。

 それにしてもこの本を読んでいると、我が国の防諜の体制というのは大丈夫なのだろうかと、ふと不安に感じられてしまいます。