三日続けて眠れたらなあと思ったのですが、残念ながら昨晩は眠ることができませんでした。でも、酒も飲まないで二日も続けて眠れたので良かったです。
昨日、顔面けいれんについて触れましたので少し詳しくご紹介しようかと思います。それって顔面神経痛じゃないのと思われる方もおられると思いますが、顔面神経痛というのは俗称でして、私のように引きつるのが顔面けいれん、顔の神経に痛みが走るのか三叉神経痛といいます。
原因は頭の中の血管が顔面神経を圧迫したりして刺激となり、自分の意志とは無関係に顔が引きつったり目の下がピクピクしたりしてしまうのです。あとイーとかウーとか口を動かすと顔が引きつります。病院にかかるとすると内科だったら神経内科、外科だったら脳神経外科になります。
治療としては、ひとつは飲み薬ですが、私も飲みましたが眠くなるわりにけいれんが止まったり軽くなったりという効果はありませんでした。二つ目は私は経験していないのですが、ボトックスの注射です。ボツリヌス菌を注射することによってけいれんを麻痺させてしまうというものです。けいれんそのものが止まるわけではないのですが、麻痺させることによってけいれんしていない感じにするものです。ただ、注射の効果がなくなったらまた注射をしなければなりません。三つめが手術です。完治させるためには手術しかありません。
手術については、頭蓋骨に穴をあけて、顔面神経を圧迫したりしている血管を神経から離すことによって、刺激が神経に伝わらないようにするものです。ですから、開頭手術になります。入院期間は半月程度です。手術の前にはMRIを撮って悪さをしている血管を特定します。私の場合ははっきりとはわからなかったのですが、あやしいところが二か所ほどあるとのことでした。
顔面けいれんという病気は命に別状がある病気ではないので、手術をしなければ寿命が短くなるとかってことはありません。ところが、手術には大きなリスクがあります。頭の中の顔面神経の近くに聴覚の神経があって、手術している時に聴覚の神経を傷つけてしまつたりすると聴覚を失うというリスクがあります。また、全身麻酔なので極めてまれに麻酔の影響がでることがあります。それから、手術してもすぐにけいれんが止まらずに、けいれんがなくなるまでに時間のかかる場合があるということです。私は術後すぐにけいれんは止まりました。
ということで、完治させるには手術しかないのですが、耳が聞こえなくなるリスクがあるということで、ちと究極の選択みたいなところがあります。ですから、手術するには医師とよく相談して判断を下さなければなりません。
手術時間は三時間程度といわれていますが、私の場合は二か所あやしいところがあったのと、そのうち一か所は奥の方だったようでちょっと時間がかかったようです。実際に手術したあとの感じというと、やはり手術後に麻酔からさめてからは頭はガンガンしまして二日ほどはきつかったですね。術後五日間ぐらいはベットに横になっていました。起き上がるのが最初のうちは一苦労でした。食事も初めは数口しか食べられなかったのですが、徐々に食べられる量が増え、それにつれて回復しているなという実感がわいてきました。
一週間もすると全部食べられるようになり、起きていられるようになります。お見舞いに来てくださった方が、頭を手術したのに歩き迷っている私を見てビックリしてました。あとは抜糸をすれば退院です。
聴覚を失うリスクがあると書きましたが、私の場合、幸い耳が聞こえなくなると言うことはなかつたのですが、常時耳鳴りがするようになりました。また、聴覚の検査をすると正常な耳と比べると聴力が落ちています。
ということで、頭に穴をあけて脳幹の近くで手術をすることになるので、信頼できる医師を探すことが一番必要ですね。私の手術をしてくださった脳神経外科の先生は、この手の主術を数多く手がけられていて、一番大きなリスクである耳が聞こえなってしまった患者さんは一人もおられないという先生です。
昨日、顔面けいれんについて触れましたので少し詳しくご紹介しようかと思います。それって顔面神経痛じゃないのと思われる方もおられると思いますが、顔面神経痛というのは俗称でして、私のように引きつるのが顔面けいれん、顔の神経に痛みが走るのか三叉神経痛といいます。
原因は頭の中の血管が顔面神経を圧迫したりして刺激となり、自分の意志とは無関係に顔が引きつったり目の下がピクピクしたりしてしまうのです。あとイーとかウーとか口を動かすと顔が引きつります。病院にかかるとすると内科だったら神経内科、外科だったら脳神経外科になります。
治療としては、ひとつは飲み薬ですが、私も飲みましたが眠くなるわりにけいれんが止まったり軽くなったりという効果はありませんでした。二つ目は私は経験していないのですが、ボトックスの注射です。ボツリヌス菌を注射することによってけいれんを麻痺させてしまうというものです。けいれんそのものが止まるわけではないのですが、麻痺させることによってけいれんしていない感じにするものです。ただ、注射の効果がなくなったらまた注射をしなければなりません。三つめが手術です。完治させるためには手術しかありません。
手術については、頭蓋骨に穴をあけて、顔面神経を圧迫したりしている血管を神経から離すことによって、刺激が神経に伝わらないようにするものです。ですから、開頭手術になります。入院期間は半月程度です。手術の前にはMRIを撮って悪さをしている血管を特定します。私の場合ははっきりとはわからなかったのですが、あやしいところが二か所ほどあるとのことでした。
顔面けいれんという病気は命に別状がある病気ではないので、手術をしなければ寿命が短くなるとかってことはありません。ところが、手術には大きなリスクがあります。頭の中の顔面神経の近くに聴覚の神経があって、手術している時に聴覚の神経を傷つけてしまつたりすると聴覚を失うというリスクがあります。また、全身麻酔なので極めてまれに麻酔の影響がでることがあります。それから、手術してもすぐにけいれんが止まらずに、けいれんがなくなるまでに時間のかかる場合があるということです。私は術後すぐにけいれんは止まりました。
ということで、完治させるには手術しかないのですが、耳が聞こえなくなるリスクがあるということで、ちと究極の選択みたいなところがあります。ですから、手術するには医師とよく相談して判断を下さなければなりません。
手術時間は三時間程度といわれていますが、私の場合は二か所あやしいところがあったのと、そのうち一か所は奥の方だったようでちょっと時間がかかったようです。実際に手術したあとの感じというと、やはり手術後に麻酔からさめてからは頭はガンガンしまして二日ほどはきつかったですね。術後五日間ぐらいはベットに横になっていました。起き上がるのが最初のうちは一苦労でした。食事も初めは数口しか食べられなかったのですが、徐々に食べられる量が増え、それにつれて回復しているなという実感がわいてきました。
一週間もすると全部食べられるようになり、起きていられるようになります。お見舞いに来てくださった方が、頭を手術したのに歩き迷っている私を見てビックリしてました。あとは抜糸をすれば退院です。
聴覚を失うリスクがあると書きましたが、私の場合、幸い耳が聞こえなくなると言うことはなかつたのですが、常時耳鳴りがするようになりました。また、聴覚の検査をすると正常な耳と比べると聴力が落ちています。
ということで、頭に穴をあけて脳幹の近くで手術をすることになるので、信頼できる医師を探すことが一番必要ですね。私の手術をしてくださった脳神経外科の先生は、この手の主術を数多く手がけられていて、一番大きなリスクである耳が聞こえなってしまった患者さんは一人もおられないという先生です。