トーネードの無職生活

無職生活で日常どのように過ごしいてるのか?
ウォーシミュレイションゲーム
日ごろ思ったことを書いていきます。

ハインケルはナチ嫌いだったのか

2016-07-15 09:24:41 | 日記
 今読んでいるハインケルの自伝「嵐の生涯」ですが、ハインケルはナチ嫌いだったため、それが航空機の採用にも影響したと言われています。さて、この自伝のなかではどのように描かれているでしょうか。

 読んでいる印象から言いますと、ハインケルにとっては飛行機を設計、生産することが最優先で、そのために最適なことをしていたわけで、ナチが好きとか嫌いとかではなくて、ほとんど眼中になかったわけです。ですからナチが介入してくるとそれに対応するのに時間を取られるわけで、ナチの介入は迷惑だったと言うことになります。

 ですから、多くの企業家がナチに気にいられて優位に自分の会社を扱ってもらおうとしていたのに対して、ハインケルは全くそんにことは眼中になかったといえます。ですから工場のある地域を担当するナチの幹部に対しても、その人にとりいろうなんてことはしないわけで、単細胞なナチの幹部は尻尾をふってこないハインケルに対していちいちちょっかいを出す。それをハインケルは迷惑に思って無視する。

 ということでハインケルがナチ嫌いといわれるようになったのでしょう。まあよく言えば技術屋でそれ以外が見えないということになりますね。ただ、この性格だとあの時代のドイツにおいて、ナチに気にいられないと何かと不利に取り扱われることもあったろうと思います。

 そんなことで、ハインケルがなぜにナチ嫌いといわれたのか、なんとなくわかつたような気がいます。


ハインケルの嵐の生涯を読んでいます

2016-07-10 05:32:36 | 日記
 今、ハインケルの自伝でもある「嵐の生涯」を読んでいるところです。まだ第二次世界大戦に入る前の段階ですが、第一次世界大戦でのドイツ軍とオーストリア=ハンガリー軍への軍用機の設計製造、第一次大戦後ドイツが航空機の開発や製造を禁止された中で秘密裏に航空機を設計したり、その後規制が緩められて各種の航空機を開発、製造するところを読んでいます。

 自伝なのであまり失敗したことは書かれていなくて、成功したことばかりが書かれていますが、その辺を割り引いたとしても傑出した航空機の設計者であったことは確かだと思います。

 ハインケルは第二次世界大戦ではHe111の双発爆撃機で有名ですが、実用ジェット戦闘機としてMe262がありますが、それが開発されるはるか前にHe178というジェット戦闘機を開発しています。ただ、空軍が興味を示さずに開発が続けられませんでした。もし開発を続けていたらもっと早く実用ジェット戦闘機が登場したかもしれません。

 それからドイツ空軍の戦闘機の座をあらそってHe112を開発しましたが、メッサーシュミットとの傑作Bf109に敗れました。これはまあ仕方がないことかもしれません。それから夜間戦闘機として極めて優秀な機体だったといわれるHe219を開発しますが、空軍内の夜間戦闘機に対する考え方などの問題もかかわったようで、それほど量産されることがなかったのは残念なことでありました。

 そしてこれはハインケルの失敗というよりも空軍の爆撃機は急降下爆撃ができるべきという考え方が足を引っ張ったのですが、四発爆撃機に急降下爆撃ができるようにという要求があり、ふたつのエンジンで一つのプロペラを回す、見た目双発のHe177を開発しました。しかし、このような無理な要求を可能とするまともな爆撃機ができあがるわけはなく、エンジンの不調でものにはなりませんでした。

 ドイツ空軍が普通の四発爆撃機の開発要求をだしていたら、きっとまともな爆撃機ができていたであろうと思います。B-17やランカスターのような戦略爆撃機としての活躍はできなかったと思いますが、多少なりとも寄与できたものと思います。

 また日本の愛知時計電機との関係が深く、日本海軍の急降下爆撃機はハインケルの設計した急降下爆撃機を基本にするなど影響を強く受けていました。本の中でもドイツが航空機の開発を制限されている中、日本海軍からの開発依頼を受ける話があったり、日本を訪れて戦艦長門にカタバルトや水上機を設置する話が書かれていてて興味深く読んだところです。

 これから第二次世界大戦へと話が進んでくると思いますが、ハインケルはナチ嫌いだつたために冷遇されたという話もあるのですが、そのあたりがどのように書かれているか楽しみです。


日本女子ハンドボールはリオ五輪に行くことができるか

2016-07-07 06:55:35 | 日記
 我が国ではハンドボールはマイナースポーツなので、日本リーグの試合などもCSのスポーツ専門チャンネルでも中継がありません。と、日本の女子のハンドボールがリオ五輪の出場をかけて世界最終予選に出るのですが、その試合三つをJ:COMがこの三日で放送してくれるので録画しているところですが、その半年以上前にNHK BSで放送されて録画しておいたアジア予選のカザフスタン、韓国戦を見ました。

 カザフスタン戦は最初は完全に日本のペースだったのですが、ノーマークのシュートをはずしまくって逆転されたりして、最後にようやくシュートをねじ込んで勝利しました。はずしたノーマークのシュートのうち半分でも決めていたら楽勝のゲームだったのですが、自ら苦戦に陥ったパターンでした。

 韓国戦は勝った方がリオ五輪のキップを得るという試合でしたが、韓国の完勝でした。私程度のレベルの人間が見ても選手の能力が韓国の方が二枚も三枚も上でした。フェイント、カットイン、シュートなどなどあらゆる能力が韓国選手の方が上回っていました。日本チームはさらに練習を積んだとしても、差が縮まるという程度ではなくて、選手それ自体の能力そのものに差がありました。

 日本は男子も女子も韓国にはここのところずっと勝てません。それどころか韓国はアジア一番どころかメダルを争うほどのレベルなので、とても追いつける状況ではないのが実情です。たぶん韓国では小さいときから有望な選手を育てる仕組みができているのだと思います。

 日本でも野球やサッカーは小さいときから参加できるチームがあり、最終的にはプロのチームがいくつもあって能力のある選手はさらに全日本のチームに選ばれるというようにスポーツのすそ野が広くなっています。ですから韓国とも五分以上に戦うことができます。

 ところがハンドボールは小さいときから参加できるチームはほとんどないですし、部活のある中学校も少ないです。高校になって他競技からハンドボールに移って初めてプレイする人が多いと思います。ですからもともと運動能力が高い選手がハンドボールでは少ないのが実態だと思います。そしてさらに大学や実業団でプレイする人は少なくなってしまいます。ですから選手の育成で日本のハンドボール界は最初からハンデがあるとい得ます。

 日本が韓国に勝ち、さらに世界と戦うためにはサッカーのような選手の育成のシステムをつくらないと、もともともつ能力に差があるのですから勝てるようにはならないという感じがします。しかし、マイナースポーツなのでそのような体制をつくるだけの力はないでしょうね。ちょっと残念ですが、それが実態だと思います。

戦国ついに合戦が始まる

2016-07-06 05:05:52 | 日記
 パラドックスが日本の戦国時代をテーマにしたシミュレーションゲーム「戦国」を島津氏でプレイしています。

 これまで九州では島津氏が隣接する大名家には大きな動きがなく内政を続けていました。ここで隣接する菊池氏から、いっしょに隣接する大友氏を攻撃しないかとの誘いがありました。ここで、菊池氏の策に乗っていたら展開が変わっていたと思うのですが、私は大友氏を攻めるよりも、大友氏と同盟して菊池氏を攻めた方がよいのではいかと思っていたため、この菊池氏の誘いを断りました。

 と、菊池氏は単独で大友氏領に攻め込みました。そこで大友氏と協力して菊池氏を攻撃することにして、菊池氏に対して宣戦布告し合戦がスタートしました。しかし、大友氏はどんどんと菊池氏の軍勢に領地を奪われていきます。島津軍が菊池氏の領地をふたつ占領したところで大友氏はほとんど風前の灯火。ついにはほとんどの領地を菊池氏に占領されてしまいました。

 大友氏と挟み撃ちにしようとの目論見が崩れてしまい、逆に大友氏領を併呑した菊池氏と全面的に戦う状態となってしまいました。う~んまいった。予定外の展開となってしまいました。下手をしたら菊池氏との戦いに敗れるかもしれません。とりあえず全力で菊池氏と戦うことになりました。

 あと、このゲームで島津氏の部隊なのですがプレイヤーが指示を出せない部隊がいます。これは仕様なのかな。マニュアルを見てみないといけないのですが、その部隊が思ったように攻撃したり守ったりしてくれないので、全力を敵に向けることができません。プレイヤーの指示できる部隊が限られるので、その部隊が合戦で目減りしたりするとさらに動員をしなければならない状況となります。動員もいつでも好きにできるわけではなくて制限があるようなので、部隊の補充も自由には行きません。

 ていうことで、菊池氏との全面対決となってしまいましたが、菊池氏を滅ぼすとなるとかなりの手間がかかりそうですし、逆に負けることもありえる展開となってしまい、弱いものを狙うつもりだったのが自分よりも強いかもしれない国と戦うはめに陥ってしまいました。ちと今後の展開はどうなることやらです。

9.11のテロ事件の番組を見る

2016-07-05 05:18:52 | 日記
 9.11のテロ事件の番組を見ました。実はこの事件のあった翌日に労働組合の仕事で山梨にある子会社に書記長と出かけることになっていました。

 私は事件を知らないまま寝てしまい、朝のラジオでとんでもないことが起こったのをテレビで見たのですが、書記長は前日の夜にテレビで事件を知ってしまい、ほとんど寝ないでテレビを見ていたとのこと。車の中ではほとんどウトウトしていました。という思い出がありまして、事件のすさまじさも当然なのですが、ちと笑い話みたいなこともあって妙に頭に残っているのでした。

 番組では旅客機がビルに突っ込む衝撃的な場面は流していませんでしたが、二つのビルが崩れ落ちる場面は放送しておりまして、あらためてあの事件のすざまじさを感じました。ビルに取り残されていた人達、消防の部隊は消火と救出のためにビルに突入していて大変多くの方が亡くなられました。本当にあの事件は忘れることができませんね。

 今でも世界各国でテロ事件が頻発しています。パリ、イラク、イスタンブール、そして日本人も巻き込まれたバングラデイッシュのテロ事件。これからもテロ事件はなくならないと思います。

 というのもテロを完璧に防ぐということは絶対に無理だからです。特に、自爆することをいとわないテロリストであってみれば、警備に当たる警官などと銃撃戦になって死んでもかまわないと思っているわけで、失うものがないからです。テロリストが自分の命を失わずに事件を起こすと考えていれば、警備を厳重にすることによってテロ行為をさせないということも可能ですが、命を捨ててかかっているだけに始末が悪いといえます。

 幸い我が国は島国で銃にしろ爆発物にしろ外部から持ち込むことを防ぐ水際対策がとりやすいので、とんでもないテロ事件はおこりにくいと思います。せいぜい暴力団の拳銃抗争や昔の左翼過激派による爆弾事件とかがある程度ですんでいるのは幸いなことです。地続きの大陸の国家と比べて銃、爆発物を持ち込みにくいのは幸いです。

 日本のテロで恐ろしいのはイスラム原理主義者のテロよりも、北朝鮮の破壊工作員が潜入してきてたとえば原発を襲うというほうが現実性が高くて恐ろしいです。原子力規制委員会では地震や津波に対する安全性を議論していますが、原発を狙うテロの方が考えただけでも恐ろしいです。原発が爆破されればいっきに放射能が拡散するわけで、原発の警備も国民の目に触れないところで行われているでしょうが、気を配ってほしいものだと思います。