Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

日溜まりの春

2015-03-09 | Walk on

 

日曜日は遠出の予定。

15℃を越える陽気に、気分もうきうき…

のはずが…寝坊してしまった。

諦めて、燦々と降りそそぐ陽射しに、お布団を干して。

(ETV「猫のしっぽ、カエルの手」で放送された布団職人さんのお話を思い出します)

ゆっくり朝食をとってから出発。


やっぱり、自転車を漕いでいると汗ばむ陽気。

川を渡って、どんどん郊外へ。

小学校の先で左折して、菜の花の黄色に埋まる小川沿いを丘陵地帯へ。

連翹の黄色や寒桜の薄桃色や白木蓮の蕾も膨らみ、

蜜柑畑は一面の春の花園。

オオイヌノフグリにホトケノザにノミノフスマ。

日溜まりに花開く花弁の先端には天道虫。

さらに畦道を進むと溜池に出る。

池畔も一面の菜の花。

きらきら水面に躍る光。

光の輪の中に揺れる菜の花。

そして蜜蜂が、光の輪舞の中で飛び交っていました。



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5 コメント

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春の野辺は美しい (ランスケ)
2015-03-09 20:24:23
身体の不調もあるけれど、
私は春の野辺が好きです。

一斉に花開く、三月から四月にかけての里山の風景には、目を見張ります。
百花繚乱とは、まさにこれ。
毎週ごとに田圃の畔は、ガーデニングの名庭もアルプスの花園にも、
負けないくらい花々が咲き競います。

いつも云っていることですが、
私たちは、誰かに与えられた情報やブランド・イメージばかりに安心感を抱き傾きます。

松山くらいの田舎街だと、ちょっと郊外に足を延ばせば、
そこいらじゅうに、美しい野辺の風景は広がっています。
要は、それに目を向けるか否か?です。

今森光彦じゃないけれど、春の野辺の美しさを再発見。
今年は、たっぷりお見せします。
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美しい・・・ (misa)
2015-03-09 21:58:49
誰かに与えられた情報やブランド・イメージばかりに安心感を抱き傾きます
確かに「こんな写真を撮りたい」「こんな花を見たい」
最初は皆同じ、でもそこからが大きく違ってきます
ノミノフスマお見事!生まれたての天使の羽根といったところでしょうか、ああ上手いなあと感心しきり

ほんと今森光彦じゃないけれど猫になって世の中見ましょうか(笑)
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原点回帰 (ランスケ)
2015-03-10 00:21:02
世間一般には雑草と呼ばれる花々です。
見慣れているので、皆さんには、ほとんど顧みられません。

でも彼らは、命を繋ぐために、虫たちを引き寄せるために美しく咲き競っているのです。
田圃の畔や野原は、植物たちにとって厳しい過当競争の世界でしょうね。
外来植物も含めて、そこに居場所を見つけた花々は、美しいと思っています。

それを教えてくれたのは、以前にも書きましたが、
植物写真家のいがりまさしでした。
彼の第一、第二写真集には、雑草と呼ばれる花々が輝くような美しさで収まっています。

しばらく写真に対するモチベーションが維持できなくて、
もうブログを閉鎖しようか、と思っていました。

misaさんから送れてきた花写真がきっかけですね。
あれから、少しづつ調子を取り戻しつつあります。
まずは原点に戻ると云うか、
身近の見慣れた風景から、ですね。
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モチベーション (鬼城)
2015-03-10 08:32:30
対象とする何にでも、気持ちの乱高下はあります。
それがストレスになったり、陽気になったり・・・
それは人間だからでしょう。
と、最近では達観し始めました。(汗)
写真を見る限り、自然の中での描写などすばらしい。
一度リセットしたものから、再挑戦、飛躍をしてください。
ランスケワールドを期待する一人としての独り言。
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経年劣化と肥満 (ランスケ)
2015-03-10 11:54:53
鬼城さん、ありがとうございます。
少しづつ写真を撮ることの面白さを、もう一度手探りのように感じ始めています。

治まらない手の痺れは、経年劣化と諦めて付き合って行くしかなさそうです。
以前にも書いた飛蚊症も治まったわけではありませんが、
日常生活に支障を感じないくらい馴染んでしまいました(苦笑)

これが年を取るということなのでしょうね。
そう云えばCMで、「年を取ると食べた分、なかなか燃焼しなくなる」と云っていました。
運動しないと太るのも納得です。
先日、風呂上りに体重計に乗ると63kgでした。
やばいレッドゾーンを越えています(汗)
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