青葉の森で
2014-07-01 | 森
梅雨寒というほどでもないが、気温が上がらないようだ。
私の記憶では、梅雨の晴れ間はムッとするような高温多湿の印象がある。
でも、6月最終日の皿ヶ嶺、ひんやりするくらいの森の時間を過ごした。
笹百合が、やっと咲き始めた。
青葉がいっそう濃くなった森は、緑の陰に落ちていた。
ミズナラの大樹辺りまで来ると、あの寂しげな声が聴こえる。
6月の青葉の頃になると南から渡って来るようだ。
途中の林道の九十九折では、カッコウやホトトギスの声も聴いた。
アオバトの怪しげな声も聴こえる(笑)
午後遅い緑陰の森は肌寒いくらい。
足や腕を露出した自転車乗りの格好では余計にね。
今日は竜神平まで行かないで、引き返した。
憂鬱な一週間を過ごした。
私たちは人類には手に負えないと認識した筈の原発を止められず、
300万人という途方もない犠牲者を出しても自らは止められなかった戦争を、
また始めようとしている。
どうして、こんなに愚かなのだろう?
そんなに命よりお金の方が大事なのだろうか?
私は決して、この人の行為を愚かだとは思わない。
あのベトナム戦争における僧侶、テイック・クアン・ドックを思い浮かべる
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM0701Y_X00C14A7FF8000/
世界での対日評価下がる。
過去、日本への高い評価は「平和国家」。因みに一位独、2位加。
… BBCの世論調査「世界に好影響の国」。
http://ch.nicovideo.jp/magosaki/blomaga/ar570779?key=038489a077d4b0ed4e4b240dbee596b0bad406fe3e4e87c476826420d198dbc1
本年は日本5位。日本は、06年、07年、08年、12年と計4回も「世界一」。
何故今落ちたか。平和国家から逸脱。安倍批判だ。
フィンランドへの旅、楽しく読ませてもらっています。
今朝の新聞で紹介されていたアイスランドは、自前の軍隊を持たず、男女平等の先駆けであり、
地熱と水力の自然エネルギーで電力を賄う欧州の小国です。
フィンランドもそうですが、欧州の小国は、その人口の少なさが幸いしてか
国民目線に立った理想的に国造りを目指していますね。
経済成長率が低いのにGDPが世界トップクラスなのも特徴的です。
私は少子高齢化をマイナス要因だとは思っていません。
これは人類が存続してゆくための生物としての必然だと思います。
この地球という入れ物に100億近い人類が存続することは不可能なのですから。
日本という入れ物には3000万から5000万くらいが適正だと思っています。
経済成長しなければ日本は、やって行けないと言いますが、
経済成長率の高い上位5か国は、ほとんど政情不安定なリビアなどの
内乱状態にある国だという事実も忘れないで。
それに引き替え、国民総生産GDPの高い国は、先程上げたような
経済成長率の低い欧州の小国なのです。
3・11以降、私たちは、この国を動かすシステムに疑いの目を向けるようになりました。
今まで目を向けようとしなかったものが見えてくると、
次々と、その嘘が透けて見えてきます。
私自身を振り返ってみても、
今読んでいる小沢征爾と村上春樹の対談のように、
G・グールドのピアノ演奏におけるカラヤンとバーンスタインのベートーヴェン・ピアノ協奏曲第三番
の聴き比べに極私的な幸せを見出すような内向きな人間でした。
そして自然の中で過ごす時間と本を読む時間に幸せを見出すような。
それを決定的に変えたのが3・11の震災と原発事故でした。
おそらくあれ以来、多くの人が政治的発言をするようになったと思います。
一度、見え始めたものに、今更、目をつぶることなど出来ませんよね。
「だますものとだまされるものとがそろわなければ戦争は起こらない」・・・「だまされていたと」と言って平気でいられる国民なら「今後も何度でもだまされるだろう」・・・
私は、戦前・戦後そして今日も同じ状況であると思います。四面海という、地理的条件の下で、封建制が長く続き、「君臣封建道徳」が一般住民まで染込みました。
これは、明治になっても「忠君愛国」として立派に継承されました。「忠臣蔵」や会津の「白虎隊」を題材とする映画等は今でも人気があります。
太平洋戦争で軍人死者約240万人、その内餓死者約7割、このような膨大な犠牲が出たにもかかわらず
その基本的原因は、私も含め国民の「関心」が薄く、さらに、近隣諸国に与えた「犠牲」は不勉強。
しかし、「憲法9条」は私達一般市民の決意・近隣諸国に対しては「平和」の決意であったと思います。
それを、日本の最高責任者が実質的に破棄しました。
幸いなことに、「国民主権」は、まだ生きています。!!
「声や行動」には弱い国民ですが、オトナリさんに少しでも「声」をかける事により、「良い風」が流れると思います。私も目が覚めました。ガンバリマス。
ランスケさん、ありがとう。2275
以前に紹介した日本人女性による木の枝を重ねてゆく
バランスアートに通じるパフォーマンス。
こちらは、あらゆる気象現象に左右される大自然の中で。
http://whats.be/14445
う~ん、美しい。
肝心のアメリカは、中国とかつてないほど良好な関係を築こうとしています。
軍事演習リムパックに中国海軍が初参加。
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-2981.html
世界が一番懸念しているのは、中国と日本の緊張関係です。
益々、日本だけが世界の中で浮いてしまわないように。
でも、すごく和むんですよね。
http://whats.be/14438
こういうガス抜きを出来ればいいのに。
女性の皆さんも、頭にくるセクハラオヤジに強烈なビンタを。
先日、外国人記者クラブにおける村上誠一郎氏の単独インタヴューの様子がYou tube で流れていました。
海外メディアにも注目されている政治家ですね。
同じ注目でも都議会セクハラヤジの鈴木議員とは大違い(笑)
四国には、もう一人、徳島選出の後藤田正晴という気骨のある政治家がいましたね。
有名な湾岸戦争時のエピソードを。
それは、鬼気迫る様子だったという。
1987年、ペルシャ湾の機雷を掃海するため米国は自衛隊の派遣を求めていた。
外務省幹部が、後藤田正晴官房長官に「自衛艦を出したい」と持ちかけた時のことだ。
後藤田氏は、にらみつけて言った。
「どうしてもやりたいというなら、やってみろ。必ず俺が止めてやるから」。
もっと多様性に富んでいた自民党でしたが、小選挙区制になってから、
自民党の代議士たちは言いたいことが言えなくなってしまいました。
益々、安倍晋三という危険な政治家の独裁色が強くなって来ています。
なんとか、この厭な空気の流れを変えたいです。
立派じゃ。
愛媛2区の誇り。
それにしてもNHKって、ここまで酷かったのか?
唖然とする集団的自衛権に対する放送内容でした。
大越キャスターの偏向ぶりは以前から有名でしたが、
あなたは安倍内閣の幇間かと疑いたくなるような解説ぶりでした。
変わってニュースステーションは、今夜の官邸前を埋め尽くす抗議の群集の波を映します。
やっと20代30代の戦争当事者たちが抗議の声を上げ始めました。
集団的自衛権及び集団安全保障は、他所の国へ行って戦争をすることだということを忘れないで。
自国を防衛することとは根本的に違うのですよ。
戦争は、いつも他国の脅威を煽ることから始まります。
その脅威を創っているのが、いつまで経っても「対米従属アジア蔑視」を改めない日本自身だということを。
(もちろん最大の原因が別にあることは承知しています。この一ヶ月くらい関連書を読み続けました。ネツト情報は信頼に足りませんから。)
そして野党が、まったく反対勢力にならない政治の低迷ぶりは気が重い。
唯一、気を吐くのは自民党内野党の村上誠一郎氏。
さすが村上水軍の末裔。
こういう気概のある政治家が我が保守王国の愛媛県にいたことを誇りに思います。
原発も頑張っていた規制委員会の島崎氏を辞めさせ、推進派の田中氏を
次期委員長候補として入れ替えました。
安倍内閣の遣り口は、いつも異なる意見には耳を貸さない、
およそ民主主義とはかけ離れた手法ばかり。
ひとりひとりの意識改革はもう手遅れなのか、どうも人間は楽な方へ走る傾向が有る(私もしかり、オール電化住宅に住む身なのだから)
ランスケサン、やはり貴方の写真は人の心をくすぐる、不思議な力を持っていますよ
憂鬱なのはmisaも同様・・・一向に治らない左手
思い切って病院変えましたところが結果にあ然です
先は永い・・・・