3月8日(日)、しこちゅ~ほこほこネット主催、「いのちのまつり地球が教室」(監督・絵本作家 草場一壽さん)映画上映、フリーアナウンサー副田ひろみさん講演会が盛会のうちに終了しました。
佐賀の鳥栖からお越しくださった副田ひろみさん、参加者の皆さん、スタッフの方々、ありがとうございました。
7日のお昼から福祉会館の会場準備。
岡山から特急に乗り継ぎ、夕方には四国中央市へ到着。
講師副田さんを囲んでの親睦会では、しこちゅ~ほこほこネットスタッフメンバーとの和やかな食事会。
副田さんの気さくな人柄に触れ、また、ご自身の息子さんを23歳11ヶ月で亡くされた深い悲しみを乗り越えてのお話は、もう聴く側の私たちは涙が止まりませんでした。
講演の最後に、素敵な朗読。「一枚のコイン」草場一壽さんの著書「毎日がいのちのまつり」にも綴られていました。
~息子を亡くしたとき、コインの裏しか見えませんでした。
けれど、マイナスの裏には必ずプラスがあるはずです。
そう思って私は叫びました。
「23歳と11ヶ月で失った息子のことで、いったい何が与えられたというんですか?」
すると、頭の中ですぐ声が聞こえてきたのです。
「失ったんじゃないんだよ。これまで23歳と11ヶ月、与えられていたんだよ。
そのことに感謝して生きなければ」
失ってみてはじめて気づかされました。
あの当たり前だと思っていた時間がそうではなかったということに~
あの子の命は、私を悲しみの底に突き落とすために授かった命ではない。
だから、以前よりもプラスで生きなきゃ。
「あなたのせいで」という生き方ではなく、
「あなたのおかげで」という生き方をすることが、息子の命を無駄にしない生き方になっていくに違いない・・
今回、初めてお会いしお話を伺ったにもかかわらず、初めてという気がしなくて・・・
親がわが子を思う想いはみな同じなんですね。
「オンリーワンのあなたに代わりはいない」
本当にそのとおりです。
かけがえのないいのちはたった一つ。
素敵な出会いに感謝です。