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陶芸の基本 (元祖陶芸?! 目から鱗が落ちる!)/連載5
■ 玉づくり/中皿、大皿づくり(手びねりの基本)
手びねりの玉づくり (玉取り作り) でお皿を作ります。
筒づくりです。筒状に立ち上げ、胴を広げると鉢になります。
さらに胴を倒すとお皿になります。鉢づくりの延長がお皿です。
陶土に穴をあけ、広げてドーナツ状の半筒形にする。
そして、両手の指で摘まんで寄せて胴を立ち上げる。
陶芸は垂直に上げるのが基本だが、お皿にするので、
少し上広がりにラッパ状に上げる。逆円錐形に立ち上げる。
次に、口縁を反らしてから、胴を広げる。
これを繰り返すとお皿になる。
湯呑みからお皿まで一貫した作り方です。ろくろと同じです。
筒づくりから始めます。オーソドックスな陶芸の手法です。
オーソドックスな手びねりを教えている陶芸教室は殆どないですが、
二つの陶芸ブログランキングで第1位をいただいていますので、
ご期待にお応えしたいと思い、陶芸の基本を開示することにしました。
第一弾で手びねりの玉づくりの基本を開示し、第二弾でろくろの基本
を開示したいと思います。基本は最初は少し難しく感じるかも
知れませんが、それが芸の道です。陶芸です。陶道です。
お皿づくりの難しい所は、
胴を大きく倒し広げるので、たるんで歪みが出ます。
どのくらいの角度まで倒せるかそれが技量になってきます。
ろくろの場合は、水を沢山使うので腰の所が耐えられなくなり、
胴の腰の所からストンと抜けるように落ちてしまいます。
一瞬にして海のクラゲのようになります。手びねりの場合は、
水を使う量が少ないのでクラゲになることはありませんが、
たるんでへたり、ゆがみが出ます。
又、胴を倒して行くと腰の見込みの所が盛り上がります。
盛り上がりをいかにして抑えるかが上達への道になります。
技量を要するところです。少し頭も働かせねばなりません。
要領がつかめると形の良いお皿が出来るようになります。
何回もトライすることです。お皿づくりの難しい所です。
フォルムのよい滑らかな曲線の平らなお皿にするには、
経験が必要になります。ろくろでも同じです。
お皿はタタラ (板) づくりで作ることも多いですが、
玉づくり (玉取り作り) で作った器は手づくり感があります。
お皿づくりが出来るようになったら、8寸~1尺 (25~30㎝径)
の大皿にもトライしましょう。レベルアップします。楽しめます。
前回も書きましたが、拙著 『生活にうるおいを与える食器づくり』
には、お皿の作り方も文章で詳述しています。ブログでは
細かいところまで説明できませんが、もし分からない
ところがありましたら少し考え、工夫して下さい。
テレビではこの当たりで CM が入ります。
最近はネットでもこの辺で広告がよく入っていますが 、、、
この拙著は文章で解説した希少な陶芸の実用書です。
アマゾンで通信販売をしてる時に、うれしいコメントを
いただいていますので、紹介させていただきます。
「陶芸の最も基本的な所から、比較的細かいポイントに
焦点を合わせて紹介してあるので、かゆい所に手が届くと
いった感覚で非常に役に立ちます。少し学んだ経験がある人
でも改めて得るものがあるのでは。作品集もどれも素敵ですね。」
尚、この改訂版は完売しましたが、初版が
少し残っていますので、もし欲しい方がおられましたら
お分けします。下記の記念セール欄をご覧下さい。
お皿の作り方を箇条書きにしましょう。
中皿づくりの手順 (手びねりの玉づくりの基本)
1.お皿づくりは、前回の小鉢作りの延長です。
2.18cm径の 6寸皿を作りましょう。中皿です。
3.600gの土玉を叩いて 12㎝径の円柱形に玉取りします。
4.そして、両手の親指を真ん中に少し押し込んで穴をあけ穴を広げます。
5.陶土を少しずつ外側に寄せてドーナツリング状の半筒形にします。
6.底の厚みが 10㎜になったら、胴を摘まんで寄せて立ち上げます。
(ここまでは湯呑みや、鉢づくりと同じです)
7.垂直に立ち上げると、広げてお皿にするのが大変なので、
8.お皿づくりでは、上広がりに 20度くらい傾けて直線的に立ち上げます。
9.逆円錐形のラッパ状に、5㎝くらいの高さに立ち上げます。
10.立ち上げたあとに胴を広げるので、少し厚みを残して立ち上げます。
11.口縁の高低差は弓で切って平らにします。口縁を 3本の指で締めます。
12.これから胴を広げて行きます。前回の鉢づくりと同じ要領です。
13.まず、口縁を外側に反らせます。洗面器の縁のようにします。
生徒さんが飯碗を作ってる時の写真ですが、この写真のように口縁を反らせます。
(ろくろの大皿づくりと同じ手順です)
14.そして、中底のきわから口縁まで直線的にコテをかけます。
胴が広がります。鉢の作り方と同じです。
15.同じことを繰り返して、口縁の外径が 20㎝位になるまで行います。
16.広げたらコテで見込み (中底と胴のきわの部分) に丸味をつけます。
ここがお皿づくりのポイントになります。
17.鉢づくりと同じ要領で丸味を出し滑らかなカーブにします。
18.お皿のカーブになったら、中底からコテをかけて仕上げます。
19.そして、口縁になめし皮をかけます。中皿の完成です。
20.使用する陶土の量を増やせば大皿が出来ます。
中皿です。江島さんが作陶。
大皿です。桐木さんが作陶。
手びねりの器は温もりがあります。作業台で作るので作業も楽です。また、作陶中に脳が働くので、加飾や装飾などのアイデアが浮かんできます。作品も二つか三つくらいしか作れないので、趣味で続けるには手びねりは最高です! いいですよ!
次回は、回転を入れた作り方を開示しましょう。上級編です。これが手びねり、「玉づくりの最終目標」 です。この最終目標に向かって励んで下さい。ろくろと遜色のない器が出来るようになります。
手びねりの玉づくりは、ろくろを行う際の基礎になります。ろくろ挽きも手順は同じです。
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陶芸の基本 (元祖陶芸?! 目から鱗が落ちる!)/連載5
■ 玉づくり/中皿、大皿づくり(手びねりの基本)
手びねりの玉づくり (玉取り作り) でお皿を作ります。
筒づくりです。筒状に立ち上げ、胴を広げると鉢になります。
さらに胴を倒すとお皿になります。鉢づくりの延長がお皿です。
陶土に穴をあけ、広げてドーナツ状の半筒形にする。
そして、両手の指で摘まんで寄せて胴を立ち上げる。
陶芸は垂直に上げるのが基本だが、お皿にするので、
少し上広がりにラッパ状に上げる。逆円錐形に立ち上げる。
次に、口縁を反らしてから、胴を広げる。
これを繰り返すとお皿になる。
湯呑みからお皿まで一貫した作り方です。ろくろと同じです。
筒づくりから始めます。オーソドックスな陶芸の手法です。
オーソドックスな手びねりを教えている陶芸教室は殆どないですが、
二つの陶芸ブログランキングで第1位をいただいていますので、
ご期待にお応えしたいと思い、陶芸の基本を開示することにしました。
第一弾で手びねりの玉づくりの基本を開示し、第二弾でろくろの基本
を開示したいと思います。基本は最初は少し難しく感じるかも
知れませんが、それが芸の道です。陶芸です。陶道です。
お皿づくりの難しい所は、
胴を大きく倒し広げるので、たるんで歪みが出ます。
どのくらいの角度まで倒せるかそれが技量になってきます。
ろくろの場合は、水を沢山使うので腰の所が耐えられなくなり、
胴の腰の所からストンと抜けるように落ちてしまいます。
一瞬にして海のクラゲのようになります。手びねりの場合は、
水を使う量が少ないのでクラゲになることはありませんが、
たるんでへたり、ゆがみが出ます。
又、胴を倒して行くと腰の見込みの所が盛り上がります。
盛り上がりをいかにして抑えるかが上達への道になります。
技量を要するところです。少し頭も働かせねばなりません。
要領がつかめると形の良いお皿が出来るようになります。
何回もトライすることです。お皿づくりの難しい所です。
フォルムのよい滑らかな曲線の平らなお皿にするには、
経験が必要になります。ろくろでも同じです。
お皿はタタラ (板) づくりで作ることも多いですが、
玉づくり (玉取り作り) で作った器は手づくり感があります。
お皿づくりが出来るようになったら、8寸~1尺 (25~30㎝径)
の大皿にもトライしましょう。レベルアップします。楽しめます。
前回も書きましたが、拙著 『生活にうるおいを与える食器づくり』
には、お皿の作り方も文章で詳述しています。ブログでは
細かいところまで説明できませんが、もし分からない
ところがありましたら少し考え、工夫して下さい。
テレビではこの当たりで CM が入ります。
最近はネットでもこの辺で広告がよく入っていますが 、、、
この拙著は文章で解説した希少な陶芸の実用書です。
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「陶芸の最も基本的な所から、比較的細かいポイントに
焦点を合わせて紹介してあるので、かゆい所に手が届くと
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でも改めて得るものがあるのでは。作品集もどれも素敵ですね。」
尚、この改訂版は完売しましたが、初版が
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中皿づくりの手順 (手びねりの玉づくりの基本)
1.お皿づくりは、前回の小鉢作りの延長です。
2.18cm径の 6寸皿を作りましょう。中皿です。
3.600gの土玉を叩いて 12㎝径の円柱形に玉取りします。
4.そして、両手の親指を真ん中に少し押し込んで穴をあけ穴を広げます。
5.陶土を少しずつ外側に寄せてドーナツリング状の半筒形にします。
6.底の厚みが 10㎜になったら、胴を摘まんで寄せて立ち上げます。
(ここまでは湯呑みや、鉢づくりと同じです)
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8.お皿づくりでは、上広がりに 20度くらい傾けて直線的に立ち上げます。
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10.立ち上げたあとに胴を広げるので、少し厚みを残して立ち上げます。
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12.これから胴を広げて行きます。前回の鉢づくりと同じ要領です。
13.まず、口縁を外側に反らせます。洗面器の縁のようにします。
生徒さんが飯碗を作ってる時の写真ですが、この写真のように口縁を反らせます。
(ろくろの大皿づくりと同じ手順です)
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下記の教室案内をクリックしてご覧下さい。
陶芸を基礎からコツコツと学ぼ~う。
電動ろくろもスムーズに習得できます。
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自費出版した 『生活にうるおいを与える食器づくり』 の
改訂版は完売しましたが、改訂前の初版が少し残っています。
ほしい方がおられましたらお分けします。
定価は @1,400円ですが、硬貨だとかさばるので、
お札で、送料込みで @1,000円としました。
初版ですが、ページ数は改訂版と変わりません。
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※ 令和 2年1月16日から
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誰でもオープンに参加できると、いいんですけどね ・・・。
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最敬礼です!! 他の陶芸ブログも参考になると思いますよ。
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