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■ 中年の男生徒さんも/作品回顧展 No.62
新作も焼き上がってますが、前回の流れで引き続き回顧展を続けます。
今回もアルバムの No.31/134の作品です。いろんな生徒さんの作品があります。
前回は「若い女生徒さんも」でしたが、今回は「中年の男生徒さんも」です。
教室を開校して暫く経ってから、男性も入会してくれました。
最初のレギュラーの男生徒さんが中年の三上さん。
花の二期生です。山口県から単身赴任中で、手びねりの
基礎、中級コ-スを修了して、ろくろコースに進んでいた。
熱心に通っていたが、ろくろコースの第一ステップを学んでる時に、
転勤の辞令が出て家族のいる山口県へ戻った。
ろくろコースに入り、ろくろ挽きの手順を覚えて、
上手にろくろ挽きが出来るようになってきた時でした。
ろくろでは「湯呑み」づくりで手順を覚えてもらいます。
ろくろ技術の修得の基礎は、湯呑みづくりの繰り返しになるのですが、
教室では湯呑みづくりを二日か三日ほどやっもらった段階で、
次の小鉢、中鉢、飯碗、どんぶりづくりへと進んでもらってます。
その過程での作品です。コーヒーカップもドンブリなどもなかなかいいですね!
湯呑みは赤土に黒マット釉、コーヒーカップは赤土に飴釉と透明釉か、中皿は白萩釉、
どんぶりは黄みを帯びてるが、並白土に無貫入透明釉です。どんぶりの形もいい!
ラーメン、うどん、蕎麦、カツ丼、すき焼き丼などどれにも向いている。
食器づくりを一通りの終えたら、スキルアップの為に、
ろくろ挽きの基礎となる切っ立ち湯呑みづくりに専念するか、
そのまま好きな器づくりを続けるかですが、教室では
壺や、高さのある花器などを作る生徒さんもいないので、
自分好みの食器づくりを続ける生徒さんがほとんどです。
作品は知人にプレゼントしたり、作品展で販売したりしています。
三上さんは山口に戻ってからも陶芸を続けてるのだろうか。
一人分の食器しか作つてなかったので、家族分もほしいような・・・。
ろくろ挽きが上手に出来ていたので、山口でも続けてるとよいのだが・・・。
山口県には萩焼の窯業地があり、陶芸も盛んなところだ。
続けてなければ再開してもよい歳になってるのではなかろうか。
三上さんが作ったサイン用の陶器のハンコ(落款印)が教室に残っている。
少し太めの陶土の丸棒の両断面に枠付きの苗字と枠なしの苗字が彫られている。
焼き上がった直後に転勤が決まり、すぐに引っ越しをしたので、
このハンコは取りに来てない。見本として生徒さんに見せたりしている。
この時期は開校して 3、4年目くらいで熱心な生徒さんが多かった。
ろくろコースへ進む生徒さんが多く、 3台のろくろがいつも一杯だった。
その後、中古のろくろを 1台貰い受けたが、それでも足りないくらいだった。
新入会者も年間に 20人を超えるほどだった。教室を開いた時は、
陶芸ブームの余韻が残っていたので、若い女性たちが沢山入会してくれた。
近年はコロナ禍で入会者も減っている。昨年などは新入会者が一人だった。
レギュラーの生徒さんが長く続けているので、少数精鋭の教室と謳っています。
花のメンバーは、長く通ってくれた生徒さんや記憶に残る生徒さんたちです。
<花の一期生:AHS111>
佐藤真紀さん、石志嶺さん、倉山さん、伊藤さん、前田さん、
松本さん、村井さん、榊さん、安藤さん、野田さん、岩田さん
<花の二期生:AHS211>
木本さん、足立さん、東田さん(現:稲岡さん)、赤崎さん、神屋さん、
萩原さん、三上さん(男)、遠藤さん(男)、菊地さん、藤原(美)さん、三代さん(男)
<花の三期生:AHS311>
佐藤(朋)さん、首藤さん、大久保さん(男)、浅野さん(男)、佐々木さん(男)、
伊藤日向子ちゃん、高橋知佐さん、幾竹めぐみさん、藤沢さん、二村さん
<花の四期生:AHS411>
後藤さん、小嶋さん、三重野さん、古田さん(男)、古田さん(女)、恵良さん、
喜多川さん、武津春花さん、中村さん(男)、なかむら葉子さん、江島さん(男)
<花の五期候補生(現在):AHS511>
桐木さん、衛藤さん、羽田さん、川野さん、佐藤(恵)さん、
都甲さん(男)、橋本さん(男)、淋さん(男)など
大分市内にある数少ない 陶芸教室 「夢工房あすか」 です。
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少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。
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どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます!
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知りたい方には大変参考になる内容になっています。
陶芸の手法を文章だけで論理的に解説した国内唯一の作陶の入門書です。
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因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。
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