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■ イッチン模様のマグカップや取り鉢/9月の作品
イッチン模様の器。川野さんの手びねりのマグカップや取り鉢。
イッチンとは、口金を取り付けたスポイトで白化粧土を絞り出して
器に装飾する技法です。盛り上がった点描模様や線描模様です。
川野さんは非常に小さなドット模様を器の全体に施している。
小さな点文の粒径は 0.5㎜φ、中が1㎜φ、大が1.5㎜φくらい。
精緻な小さな小さな点描に感嘆! 上品な器に仕上がっている!
イッチン描きは、陶芸のゴム製のスポイトで白化粧土を押し出すので指が痛くなるが、
今回は市販のプラスチック容器の先端に口金を付けて行ってもらったら楽にできたそうだ。
陶芸家の中にはケーキ用の生クリームの絞り袋を使ってイッチン描きをする人もいる。
イッチンとは、江戸時代に画家の久隅守景「一陳斎(雅号)」が考案して
織物の友禅染の図柄を描く時に使った糊付けの手法に由来するそうだ。
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どなたか存じ上げませんが、ありがとうございます!
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手びねりからろくろ挽きまでの一貫した手法を
知りたい方には大変参考になる内容になっています。
陶芸の手法を文章だけで論理的に解説した国内唯一の作陶の入門書です。
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初心者の方は最初は市販の参考書などを見られる方がよいかも知れません。
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それらの市販の参考書にはお薦めするようなものもないですが、
陶芸とはどんなものなのかを知ることが出来ます。
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因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。
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