陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
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自費出版した 「陶芸の実用書」

2018-11-18 00:15:25 | 陶芸の本
私は陶芸の基本を伝えたいと思って陶芸教室を開きました。そして、作陶の基本を知ってほしいと思って陶芸の本を自費出版しました。読んでびっくりの陶芸の実用書と言えるかも知れません?!・・・不朽の名著に??!!

『生活にうるおいを与える食器づくり ~陶芸へのいざない~ 』 という拙著です。文章だけで書いた本ですので、先ずは、ざ~っと一読されることをお勧めしています。どちらかといえば、少し陶芸の経験のある方に向いています。文章だけで説明していますので、初心者の方には少し分かりづらいかも知れません。口絵には参考にしていただけるように生徒さんの作品を47点ほど載せています。陶芸教室の講師の方たちにもぜひ読んでもらいたい本です。

私は陶芸の本だけは70冊くらいは持っています。書店や図書館などを含めると200冊以上は読んでると思います。読書をすることが少ない私としてはかなりの数です。本を出版した動機は、市販されてる陶芸の本が、総じて知りたいことが書かれてないように思えたからです。それでは自分で書いてみようと思い立ったのです。

この本は作陶の手引書です。実用書です。一読していただくと、多分? たぶん?? 目からウロコが落ちるのではないでしょうか?! いく枚かポロリと落ちてるのでは・・・?!!

アマゾンや楽天で通信販売をしています。まだ2,3冊くらいは残っていると思います。手元にもまだ少しあります。ただ手持ちも残りが10冊ほどになりました。定価は @1,400円(税別) です。もとより赤字の出版です・・・ちみに原価は@4,232円です。

又、陶芸用具店のオーナーから、 『陶芸教室の開き方』 の本も書いて下さいと熱望されてますが、この本を読んでいただければ陶芸教室が開けます。そういう内容の本です。




<追記>
作陶の基本を知って欲しいという一念でこの拙著を書きました。四苦八苦して書き下ろした本です。そういう想いが伝わったのでしょうか、 「クチコミ」 に嬉しいコメントをいただいています。下記に記載させていただきます。

■ クチコミ コメント

☆☆☆☆ 4.0    2016-04-18
陶芸に関する本を探していた時にこの本を見つけ、一度読んでみようと思い購入しました。やきものに関するちょっとした知見なども記載されており、初心者の方や今から陶芸を始めてみようと考えている方にもおすすめの本です。

☆☆☆☆☆ 5.0   2016-02-18
陶芸の最も基本的な所から、比較的細かいポイントに焦点を合わせて紹介してあるので、かゆい所に手が届くといった感覚で非常に役に立ちます。少し学んだ経験がある人でも改めて得るものがあるのでは。作品集もどれも素敵ですね。

☆☆☆☆☆ 5.0   2016‐10‐28
定年に向けて何か趣味が欲しいと思っていて、陶芸なんてどうだろうと考えて参考にしようと購入しました。本を読んだだけなのですが、やっぱりとっても楽しそうだしこのまま近くの陶芸教室へいざなわれてみようと思います。





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ろくろ挽き/コマ撮り ③

2018-11-16 00:18:25 | ろくろのこと
前々回の 『ろくろ挽き/コマ撮り①』 でろくろ挽きして(ろくろ挽き動画は こちら
作陶した自作の広口花器に花を生けて 『いけばな 池坊展』 に展示!!


素敵な広口花器にお花が伸びやかに優美に飾られています!~!



会場は 「OASISひろば21」 です。




「iichiko総合文化センター」 や 「NHK大分放送局」 などが入っているビルです。




広口花器の作陶びとと花生けびとは木本さんです。トントンの称で親しまれていました。作陶の写真を撮っていても全く気にされていません。写真に残しておいてよかった。2年ほど前に結婚されましたが、趣味が多彩で何でも上手にできる万能型の生徒さんでした。スキューバーダイビングなども1級のライセンスを持っており、勇ましい渓流飛び込みなどもやって青春をフルにエンジョイしてましたね。華道や茶道教室にも通っていたので、この経験も活かしてアイデアを入れた剣山付きミニ花器なども創っていました。別府市のギャラリーで販売をしてもらっていましたが、可愛い花器なのでよく売れましたね。何度か追加オーダーを受けました。

ミニ花器もアップしましょう。




別府市の扇山町にあった人気の古民家カフェ&ギャラリ ・ くれよんです。懐かしい・・・


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ろくろ挽き/コマ撮り ②

2018-11-15 00:08:16 | ろくろのこと
先ず、前回の成形時の写真をアップします。


数日後に削りをします。裏底を削って碁笥底高台 (ごけぞここうだい) にしています。
削り終わった広口花器です。


乾燥させます。そして素焼きをします。窓際に可愛いミニ花器が見えますね。これも木本さんの作品です。


数日後に素焼きをしました。これから釉薬を掛けます。今回は大きな花器ですので、霧吹きで釉薬を掛けています。繰り返し息を強く吹いて釉薬を掛けます。続けてやっていると酸欠になります。彼女は若さがあるので大丈夫でした。



自分の息で吹き掛けるので、気持ちが入った吹き掛けができます。昔は障子をはる時に使ってたものです。口にくわえて息を強く吹くと下から釉薬が吸い上げられて霧になります。日常的に家庭で使われてるものはプッシュ方式になってます。

釉掛けが終了しました。 ピース ♪~♪


どんな感じの花器になるのでしょう?! 本焼き後の作品は 「いけばな 池坊展」 で披露します。次回のブログ 「コマ撮り3」 にアップします。乞うご期待を!!

因みに、本焼き後の広口花器のサイズは、直径が38.3センチ、高さが11.5センチでした。


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ろくろ挽き/コマ撮り ①

2018-11-14 00:15:10 | ろくろのこと
電動ろくろで、生徒さんが広口の花器を成形した時の画像をアップします。ろくろ挽きの制作過程が分かります。 「いけばな 池坊展」 へ出瓶 (しゅっぺい) するための花器です。 池坊展では、自作の花器に花を生けて展示していました。花と器のバランスのとれた素敵な生け花でした! 感動しました! 池坊様式の生花 (しょうか) という生け方のようでした。この池坊展の写真も 「ろくろ挽き/コマ撮り ③」 でアップします。

第1回は、ろくろ挽きによる広口花器の成形です。静止画像ですので 「ろくろ挽き」 の過程が分かるようにコマ撮りでアップします。動画でしたらユーチューブにでもアップできるのですが・・・。

先ずは、ドーナツ状に土取りをします。陶土の量は 6㎏ です。胴の厚みを整え、芯出しをします。


胴体を立ち上げます。両手の中指で胴を挟んで立ち上げます。

広口の花器ですので少し上広がりに挽き上げています。スポンジも使っています。


そして、胴体を絞り込んで上に伸ばして行きます。


高さが出てきました、ここから立って行っています。


彼女は小柄ですので、電動ろくろの両側に足置きを置いています。左側に常備されている3.5㎝厚の木材の端材を、彼女はろくろの右ペダルの上に置きます。そして、左側に3.5㎝厚の木材の端材と7.5㎝厚の端材を積み重ねます。その上に両足を置いて、左右の膝の高さを揃えてからろくろ挽きを行っています。右のペダルの上に端材を置くのは彼女のアイデアです。尚、この時点では、立ってやっていますが、右足はペダルの上の端材を踏んでいます。

これから器を広げます。コテも使っています。


所定のサイズまで広がりました。最後に口縁を土締めして、なめし皮で整えます。


ろくろ挽きが終りました! 直径が42センチ。高さが14センチの広口花器が出来上がりました。大きいですね!

一見の価値ありでしょう! 本人も改めて見ると恐らくビックリするでしょうね。華道展に出すという目標があるから力も入るのでしょう。夢や目標があると言うことは大事なことですね!

次回は、削って高台を出します。次に、素焼き後に釉薬を掛けます。そして、出来上がった作品を池坊華道展に出品しています。この流れをブログの 「コマ撮り ②」 及び 「コマ撮り ③」 に連載します。ご覧下さい。


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天色(あまいろ)の下で

2018-11-12 00:03:50 | よもやまごと
近隣のニュースです。一昨日の土曜日に大分駄原球技場で改修記念オープニングイベントが開催されました。 「2019年開催のラグビーワールドカップ」 に向けて改修された練習用のグラウンドです。テニスコート10面や相撲場も隣接しています。教室から徒歩5,6分の所です。薄く青い空色が広がる爽やかな秋晴れの土曜日でした。


これから7人制ラグビーの親善試合が行われます。君が代の女性の独唱です。


フィジー国歌は男性が歌唱。午前中の第一試合は 「日本女子vsフィジー女子」 の親善試合。日本女子の勝利。午後は男子・・・。


来年、2019年開催の 「ラグビーワールドカップ 日本大会」 では、準々決勝など5試合が同じ時季に大分スポーツ公園総合競技場 (ドーム) で行われます。


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