とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

立夏 遅霜

2015年05月06日 | 日記
早朝、ひんやり肌寒さを感じつつ畑に向かってみると、案の定、畑の最低温度計が3℃を記録していました。僅かに霜が降りたようです。

昨日発芽したズッキーニは何事も無かったように元気でした。
トマト、トウモロコシなどの子葉が柔らかい夏野菜と異なり、肉厚な子葉を持つウリ類や豆類はかなり低温に強く、霜が降りた場合でも葉焼けすることはまずありません。


「九十九夜の泣き霜」という農事暦の言葉があるそうですが、冷涼な当地では例年5月13日頃まで霜への注意が必要です。
快晴の翌朝は放射冷却により気温がぐっと下がることがあるので、強い日差しで土がカラカラに乾き、ついつい日中も水遣りをしたくなるところですが、朝露を補う程度に早朝のみ水遣りするのが無難です。
コメント
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