とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

穀雨

2016年04月20日 | 日記
九州、南米と環太平洋の各地で痛ましい自然災害が発生しています。活火山浅間の麓で暮らす身としましても、平穏に農業を営めることが如何に有難いことかと考えざるを得ません。義援金等わずかなりともお役に立てるよう、自分の持ち場で着実に生きる糧を作り出していきたいと思います。

さて、本日は二十四節気の穀雨。
当地では桜の花が散り始め、氷点下の冷え込みが無くなる時節です。
一般には「田畑の準備が整い、それに合わせて春の雨の降るころ」との説明がなされる穀雨ですが、内陸の当地では例年5月中旬までの一月程、雨のあまり降らない小乾季となります。

越冬してきたライ麦やタマネギなどは既に深く根を張っているため、地下水位が下がっても十分に水を吸い上げることができますが、
<ライ麦>

<タマネギ>


発芽したばかりの野菜達はカラカラに乾いた土に難儀している様子です。
<スナップエンドウ>

<サニーレタス>


明日は久々にまとまった雨が降るようです。この雨を活かして深く根を張ってくれればと思います。
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