とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

多湿黒ボク土 土壌層位

2022年12月11日 | 日記
自宅近くの休耕地で宅地転用の工事が行われていました。土砂流出防止のコンクリート壁を構築するものと思われますが、深さ150cmくらいまで掘り返されていたので、この辺りに分布する多湿黒ボク土の詳細な土壌層位を確認出来ました。


多雨気候帯では、土壌のミネラル成分が雨水中の炭酸によって溶脱し沈降する為、黒い表層(A層:腐植質:~50cm)、灰黄色の溶脱層(E層:ガラス質:50~100cm)、赤色の集積層(B層:粘土質:100cm~)と言う土層の分化が現れます。


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