とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

霜柱が立たない土を目指す

2018年12月10日 | 日記
今朝の冷え込みは一段厳しくマイナス5℃まで下がり、厚さ1.5㎝程度の氷が張りました。


タマネギの成長は既に停止。外葉が徐々に枯れ、間もなく生きている葉が2,3枚になりそうです。休眠状態でじっと寒さに耐えています。

タマネギ周囲に生えているヒメオドリコソウは、水気が多い土手下によく見られる草であり、勢いよく育っている場合は土壌水分過多と判断できます。ここの畝は、タマネギに勢いがあるのに対して、ヒメオドリコソウに力が無く、土壌水分が適正化してきていると言えます。土壌水分が多過ぎると冬期に霜柱が立ち、タマネギの根が持ち上げられて弱ってしまいます。タマネギが力強く越冬するためには、よく乾いて霜柱が立たない土が必要です。


既にヒメオドリコソウが弱弱しくなっているので、おそらく来年には、下草がハコベやオオイヌノフグリに入れ替わると思います。今年の初夏のタマネギ畝は下の写真のような感じでした。
<今年初夏のタマネギ畝:よく乾き、オオイヌノフグリが生える>

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