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とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

草刈シーズン到来

2020年05月04日 | 日記
昨夜は一週間ぶりに雨が降りましたが、短時間で止んでしまい十分な潤いとはなりませんでした。そんな状況でもすこぶる元気な農業用水路沿いの草。水路から滲み出す地下水を旺盛に吸い上げてぐんぐん伸びています。


春から梅雨にかけては牧草のようなイネ科雑草が大半であり、茎が柔らかいので秋に使う造林鎌タイプでは上手く刈れません。そこで昨年から、片手用の信州鎌(中厚刃)を長柄に付け替え、牧草刈用両手鎌として使っています。




刈った草は熊手で集めて畝の敷き草にします。
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夏日

2020年05月02日 | 日記
4月の低温から打って変わって、5月は猛暑と共にスタート。本日は風があったので体感的には昨日より幾分楽でしたが、帰宅して気温実況を確認したところ、最高気温がほぼ30℃でした。浅間山の雪も残り僅かに。


5月初旬は一年で最も乾燥する時期です。強い陽射しに晒されて、通路のひび割れ粘土が白い粉を吹いていました。地下水によって運ばれたカルシウムなどのミネラル類(塩類)が、土壌水分の蒸発によって析出したものと思われます。いわゆる塩害ですが、アルカリ土壌に耐性のあるタデは、平然と芽吹いていました。


畑土壌においては、アルカリ性のミネラル類と、酸性の腐植とを均衡させ、野菜が生育しやすい弱酸性(pH6.5程度)を保つ必要があります。草を抑え過ぎると、腐植の源である有機物(炭素化合物)が不足して、土壌がアルカリ化(粘土化)しやすくなるため、炭素量の多いブタクサの茎などを敷き草として活用しています。
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