とやざき農園日誌

浅間山麓(長野県小諸市)で自然農法による農業を行っています
肥料や農薬を施さず自然の養分循環の中で野菜を育てています

ニホンイタチ

2024年05月13日 | 日記
昨日、動物好きな次男坊が、農業用水路でニホンイタチを撮影しました。


落差1メートルの滝を軽々と跳躍。


可愛らしい顔立ちですが、蛇を捕食する事もあり、なかなかに獰猛な性格の持ち主。


専ら水辺に棲息し、主食はネズミや小鳥、魚、カエル、トカゲなどとの事。西日本の平野部では外来のチョウセンイタチに脅かされて準絶滅危惧指定となっていますが、長野県のような冷涼な山岳地帯では暮らしやすいようです。
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降霜後 ジャガイモ

2024年05月12日 | 日記
遅霜対策として土を被せておいたジャガイモの芽が、土を持ち上げて再び顔を出しました。
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遅霜

2024年05月10日 | 日記
暖地では俗に「八十八夜の別れ霜、九十九夜の泣き霜」と言う農事暦があるようですが、冷涼な当地では、八十八夜(今年は5月1日)を過ぎても霜が降りるのが常で、例年連休明けに強い冷え込みがあります。今年もその例に漏れず、昨日から快晴の所に強い寒気が流入して、今朝はマイナス1℃まで下がりました。


発芽間もない夏野菜が5月初頭の氷点下に耐えるのは経験済みでしたが、天気予報を見て霜が来るのは分かっていたので、安全策を執り昨夕の帰宅前、芽に草を被せておきました。所々枯れてしまったものもありましたが、概ね問題無く霜に耐えてくれました。

ズッキーニ


ミニトマト


平均気温を見れば今年はかなり暖かく、既にオオヨシキリがススキ原に飛来し、けたたましく鳴きながら縄張り争いをしています。
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カナヘビ

2024年05月09日 | 日記
夏野菜の畝を準備していると、素早く地表を移動するカナヘビが目に留まったので、思わず捕まえてしまいました。畑の高畝化が進んだことで、元棚田のジメジメ環境を好むヘビ(アオダイショウやヤマカガシ)をあまり見かけなくなり、代わって乾いた環境を好むカナヘビの生息数が増えて来ました。土壌改善の良い指標と思われます。
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エンドウ 根粒菌

2024年05月07日 | 日記
春蒔きの赤花絹莢エンドウが大きくなったので間引きました。根が切れないように一株そっと引き抜いてみたところ、


しっかり根粒菌が付いていました。


エンドウは漢字で書くと「豌豆」です。紀元前2世紀頃、中央アジアのフェルガナ盆地(現在では、ウズベキスタン共和国東部からキルギス共和国、タジキスタン共和国に広がる地域)に「大宛」と言うアーリア系民族の国家があり、そこから中国(当時は漢王朝)にもたらされたのが由来となり「豌」の字が当てられたようです。「大宛」は大きなオアシスを意味し、乾燥した内陸の盆地において地下水を吸い上げて育つのがエンドウ本来の生態と考えられます。繊細な根が長く伸びているので、根腐れを起こさないために、深部まで良く乾いた土壌環境が求められます。
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