皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
問屋さんから大島袷の衿ヤケのしみ抜きの依頼です。
大島紬袷
飛び柄の手の込んだ柄の大島です。
大島紬袷 裾模様
箪笥の底で保管されていた感じです。
衽の畳んだ所が凄い折れシワになっていますし全体、裏地が縮んで袋になっています。
大島袷 掛衿
着慣れて方だと思います、着用後に衿洗い(お手入れ)をせずに保管したと思われます。
掛衿が黄変化しています。
大島袷 掛衿 (左側) 衿ヤケ
大島袷 掛衿(右側) 衿ヤケ
大島紬は先染め(糸の段階で染める)のために
しみ抜きも脱色している部分の色掛け(染色補正)もとても直りにくいです。
大島袷 掛衿(左側) 色掛け後
大島袷 掛衿(左側) 色掛け後
色掛けかなり頑張ってやりましたが少し直りが悪かったです。
織り物はあまり強い処理も出来ないですし、色掛けの直りも
良くないためにこまめにお手入れして欲しいと思います。
着物のお手入れは
厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
〒062-0902
札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号
電話011-811-6926 FAX011-811-7126
メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp
ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp
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