思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

北欧で見たり聞いたり

2006年06月08日 | Weblog
北欧は今まで旅行した国々とは一味違う印象を受けました。
見たり聞いたりして記憶に残っていること。

特にフィンランドはヨーロッパで最も治安のいい国で、真夜中に女性が一人歩きしても何の心配も要らない。

物価が高い。
消費税は24%とか25%で福祉に回される。食料品は12%と比較的低い税率。
特にタバコと酒はメチャ高い。1箱1000円、ビールもカップ1杯で1000円、コーヒーは大抵のカフェで600円。

車は日中でも全車両点灯して走る。
そうなってから車両に伴う事故が減ったそうです。白夜もあれば一日中太陽が殆ど顔を出さない黒夜もあるのでそうなったとか。

市外電車の料金はいい加減。
ヘルシンキで環状線トラムに乗ってみました。50分ほどで市街地を一周します。
料金は2.1クローネと聞いていたので払おうとしたら、払わなくていいと運転手が身振りで言いました。そういえばあんまり払っている人がいない。

女性が強い。
女性の権利が大幅に改善されています。議員も50%前後は女性だそうです。
そのせいか離婚率も50%を超えている。中高年・熟年の結婚式も多いそうです。
母子家庭になっても、生活に何の不安も無い。仕事と住まいと食と育児は手厚く保護されて差別されることも無い。

岩盤で出来た国。
スカンジナビア半島は岩盤で出来ていて地震の経験が無い。所謂土は薄く30センチほど岩盤の上に乗っているだけ、それでも台風も無いので結構木造の家が多い。
非常に長持ちするそうで木造でも100年くらいは平気で住める。
サウナ好きで大抵の家はサウナの設備と床暖房を備えている。

貧富の差が小さい。
国会議員も給料は少ない、ボランティア的な仕事になつている。本業の仕事を終えてから議会が始まり夜中に掛けて議事が進行するそうです。議員の汚職はまったく無いそうです。

所得はそんなに高くない。
しかも所得の30%以上が税金として差し引かれる。オマケに高い消費税。
その代わり福祉政策がべらぼうに進んでいる。全ての個人が平等に権利を保証される。したがって貯蓄率は非常に低い。老後を心配して貯蓄をする必要がまったく無いからだそうです。
無一文でも文化的健康な生活を保障される。
医者代も教育費も育児費用も要らない。
働きたい人は必ず働けるようにシステムが出来ている。職業訓練も進んでいる。
殆どの女性は働いているそうです。

北欧は土葬が一般的。最近は火葬もありますが、火葬場は殆どない。
あちこちの教会には十字の墓石なんかありましたが、墓のしたには塗装された人々が眠っているのでしょう。

氷河。
氷河を見てきました。
偶々、見ている時に氷河の端が崩落しました。大きな地震でも起きたような轟音でした。この時期に崩落することは滅多にないそうで、現地の観光バスの運転手も驚いていました。
ノルウェーのフィヨルドは氷河が岩盤を削って出来たものです。
岩のくぼみに水がしみこんで凍り膨張して岩盤を割る、それに氷河の重みが加わって岩が削られていくのです。

女性。
美人が多いと聞いたがそうでもない。
子供は男も女もメッチャ可愛い顔をしている。
背の高い奴ばかりの国かと思ったが意外とそうでもない。但しでかい奴は飛びぬけてでかい。
美人は少ないが、たまにめちゃめちゃ綺麗な美人がいる。
下半身はでかい、足は美しい。ケツは見事。

トロル人形

2006年06月08日 | Weblog
  ノルウェーの人々の守り神です。
  方々に置いてありお土産店でもたくさん売ってます。
  人々にも悪さをするらしいですが、悪魔から守ってくれる力を持っています。
  憎めない顔つきですね。

どこだっけ?

2006年06月08日 | Weblog
  この写真どこだったか思い出せない。
  確か午前10時前で写真の建物の扉はまだ開いてない。
  並んだ椅子とテーブルはやがてカフェとして客で賑わうのだろう。
  古びた美しさにシャッターを押したものです。
  こんな町並みはいいですね。