思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

人の数だけの人生

2006年06月16日 | Weblog
時々、道を歩きながら考える。
行き交う人、すれ違う人、自転車の人、自動者の人、白い杖をつくひと。
職業を想像する。
よく会う人。
近所の専門大学生は集団を成して歩く。
いつも犬の散歩に歩くおばさん、いつの間にか挨拶をするようになったが、どこの誰とも知らない。
子供の下校時に黄色い腕章をして辻辻にたつひと。

百人百様の人生が歩いているように感じる。
ひとつとして同じ人生は無いんだろうな、と漠然と思う。
みんな、好むと好まざるとに関わらず、この世に生を受けた。
そして精一杯生きている。
小さなことで思い悩むのは愚かなことだな、自分も精一杯生きていけばそれでいいじゃないか、なんて考えたりする。

男達の大和

2006年06月16日 | Weblog
昨日は市民会館へ映画を見に行った。
「男達の大和」
雨の中トコトコと歩いて数分。
2時から上映、900円也。
直前に入ったら席は結構埋まっている。
突然声をかけられた、近所の飲み屋の常連のおばちゃん。
彼女の隣は空いている。
「ひとり?」と聞かれる。
こちらも「ひとり?」と聞き返す。
彼女の隣に座らせてもらう。

戦艦大和の最後にまつわるお話の映画だ。
彼女はず~っと涙を拭きとおしていた。
彼女の親か知り合いでも大和に乗っていたのだろうか、と思いを巡らしてしまう。
それにしても、そんなに泣けるもんかい。
顔を見ては失礼かと極力気づかない風をしているのも余計に神経を使う。

やれやれ、映画は余計な遠慮をしないで見たいもんだった。