宮古on Web「宮古伝言板」後のコーケやんブログ

2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。 藤田幸右(ふじたこうすけ) 管理人

陸閘(りくこう)とは?

2018年04月03日 | 防潮堤

そこまでして「防潮堤」を造りたいか?!

ふたたび将来の津波災害遺構になるだけだ。本質的に陸閘建設の思想も
設計も技術も3.11以前のものとほとんど変わっていない。

閉めて、開いて、閉めて、開いて、閉めて。…最後の人が逃げる

 ☆

 

 ◯(防潮堤で海を大きく)閉めて、

 磯鶏・藤原防潮堤計画
(岩手県の資料)


 

◯ 陸閘は(通常)開いている。

陸閘<開>
(撮影:2018.3.29 以下同)

 

 

◯(J-アラート有事にも)開いていて、人々はここから避難する 

 陸閘<開>

 

 

◯(J-アラート有事には) あるタイミングで 自動閉鎖。

陸閘<閉>




◯ 以後巨大扉は開かず、下のように、脱出には、どこにあるか分からないような扉内小「非常扉」を利用する!

非常扉<閉>



◯ 陸閘閉鎖に遅れた人は(「非常扉」を手動で)開いて全員脱出…
最後の人は(最後に)閉めて。…防潮堤から逃げる

     

 

非常扉<開>


非常扉<閉>



 「非常扉」の開閉は人力による。いまどき、どこにでもある、スライド式の自動扉でもない。家庭ドアにも使用する原始自動閉鎖機器が見えている。また「非常扉」の鉄板が薄すぎて問題になっている。



 

 ☆

 

同じ岸壁にフェリーターミナル建設中

 

 



 

 [関連記事] 不安定な防潮堤(宮古市磯鶏)3  2017.4.6


 [関連記事] 防潮堤の造られ方   2018.3.24

 

 






 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 写真:藤原海岸 | トップ | 壊れゆく √ リアス海岸 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿