そこまでして「防潮堤」を造りたいか?!
ふたたび将来の津波災害遺構になるだけだ。本質的に陸閘建設の思想も
設計も技術も3.11以前のものとほとんど変わっていない。
閉めて、開いて、閉めて、開いて、閉めて。…最後の人が逃げる
☆
◯(防潮堤で海を大きく)閉めて、
磯鶏・藤原防潮堤計画
(岩手県の資料)
◯ 陸閘は(通常)開いている。
陸閘<開>
(撮影:2018.3.29 以下同)
◯(J-アラート有事にも)開いていて、人々はここから避難する
陸閘<開>
◯(J-アラート有事には) あるタイミングで 自動閉鎖。
陸閘<閉>
◯ 以後巨大扉は開かず、下のように、脱出には、どこにあるか分からないような扉内小「非常扉」を利用する!
非常扉<閉>
◯ 陸閘閉鎖に遅れた人は(「非常扉」を手動で)開いて全員脱出…
最後の人は(最後に)閉めて。…防潮堤から逃げる
非常扉<開>
非常扉<閉>
※ 「非常扉」の開閉は人力による。いまどき、どこにでもある、スライド式の自動扉でもない。家庭ドアにも使用する原始自動閉鎖機器が見えている。また「非常扉」の鉄板が薄すぎて問題になっている。
☆
同じ岸壁にフェリーターミナル建設中
[関連記事] 不安定な防潮堤(宮古市磯鶏)3 2017.4.6
[関連記事] 防潮堤の造られ方 2018.3.24
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます