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2011.6.1~。大津波、宮古市、鍬ヶ崎復興計画。陸中宮古への硬派のオマージュ。 藤田幸右(ふじたこうすけ) 管理人

全国地震予測(陸上)2020年版

2021年03月28日 | 社会

地震動予測(確率) 震度6弱以上

政府 地震調査委員会

 

注意)「身近な(地震)」という意味で、ここでは国土の陸上部の震度分布を示している。

※ 津波に関連する、「海溝型(地震)」については、同じ調査委員会で別系統で多くの調査結果を発表しているが、「海溝型(地震)」については右側のカテゴリー欄の<南海トラフ/中央防災会議/地震調査委員会><最大クラス津波>を参照していただきたい。

 

 

日本経済新聞 社会面(2021.3.27)

 

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日本経済新聞 社会面(2021.3.27)

 

 

 

日本経済新聞 1面(2021.3.27)

 

 

 

[関連記事] 二番目の津波(2)北海道の場合,南海トラフの場合   2012.4.9

 

 

注意2)分かってましたか? 地震の確率(%)ということ!

 

 
日本経済新聞 社会面(2021.3.27)

あたまに叩き込んでおこう …?

確率100%とは 30年に 1回ということ
             50%   60年  1回     
30%   100年  1回 
      26%     115年   1回      
                 3%   1000年  1回     
                1%   3000年  1回     

など

 

 

注意2−2)分かってましたか? 地震の確率(%)ということ!

あとで気づいたが、地震の確率(%)ということは難しいことである。国民の99%の方が理解してないと思った。30年に震度6弱の地震が起こる確率、水戸市81%〜札幌市2.2%ということを、水戸は高い、札幌は低い、というだけを国民は理解し、新聞記者も発表されるままにそのように理解して記事を書いている。高くなったとか下がったとか、それだけだ。ダサすぎる。

正解は、水戸市は37年に1回の確率、札幌市は1363年に1回の確率で震度 6弱の地震が起こるということです。

今後30年以内の震度 6弱地震の可能性(ほとんどが100%以下)が水戸は高い、札幌は低いまではわかるが、概念的にはわからないのである。まちがって、水戸は(30×0.81)だいたい24年に1回、札幌は(30×0.022)だいたい0.6年に1回、あれ?違うだろう!となるー。

何年に1回程度か?という概念(分かりやすさ)とは? その計算は、発表された地震の確率の「逆数」× 30(30年の地震確率の「逆数」倍)ということになる。ただしく、水戸は(30 × 1/0.81)で、だいたい37年に1回の割合、札幌は(30 × 1/0.022)でだいたい1,360年に1回の割合である。数字を見てどちらもしぇーっということになるが…、正しい。

この、❶「逆数」計算が国民的不得意だということ。逆数の難。おそらく日本だけが算数でこのことを詳しく教えて(訓練して)いない。算数教育の欠点。地震調査委員会職員。新聞記者を含めて99%の国民が理解してないと思う。❷私の場合、確率の「概念」的理解が、<何年に1回>に偏っているのかもしれない…。他の概念もあると思うが、地震調査委員会の何%確率だけでは説明が不十分でダメだ。新聞記者もそのままの記事ではジャーナリストとしてダサすぎる、このことは事実。

❶ ❷ については当然異論もあろう。教えてもらいたい。場所によっては100%を優に超えているところもあるはずだ。油断できない。── 正しく言えば、地震調査委員会が、その地震発生確率が出てきた基データ、その取捨選択のプロセス、その総合統一の計算方法などを広く正しく、詳しく説明することだ。わかるように丁寧に国民に説明することで ❶ ❷ の問題は氷解する。それでも❶は算数問題のようで分からないかもしれないが、少なくとも国民の大半が手がかりを掴むことができる(%の逆数)。しか〜し、そうなっていない。

 

[関連記事] 岩手沖北部 M7.9 6〜30%!    2020.1.25  

↑この見出しは日本海溝地震の30年の発生確率だけれども、500年に1回〜100年に1回の確率ということだ。(かえって分かりずらい?)。つまり30年に0.06回〜30年に0.3回の確率で発生する。どっちが分かりやすいかな?!  30年に6%回〜30%回とも言える?。  しかし、6%〜30%と言って済ますのはやはり、ダサいのでは?!(意見を乞う!)

 

 

[関連記事] 東北の地震長期評価      2019.3.5 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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