物欲の虜になっている夢のもつれですw。ってことで第2弾はスピーカーです。一眼レフのメカメカしさとうって変わって、木のぬくもりと官能的なまでの曲線美を愛でていただきたい一品ですw。
ミケランジェリの陰影に富んだドビュッシーやヨーヨーマのチェロからやにが飛び散る様子まで生き生きと再現できます。聴いたことないけどw。プラスティックでできたスピーカーなんかで聴いていいのは鍵盤ハーモニカだけです。な . . . 本文を読む
醋
買い物に行ったら
お酢の試飲をやっていた
りんご酢、香醋、黒酢……
けほけほむせてしまったけれど
体にいいからって買ってみた
悪くはないのかもね
でも、ヒップがきゅってしたわけでもないし
くびれたウエストになったわけでもない
ましてやイケテルあたしは現われて来ない
しばらく続けたけれど
すっぱいばかりじゃ飽きてきちゃう
梅酢、もろみ酢、バルサミコ……
部屋にはいろんなビンが並ん . . . 本文を読む
デジカメはかなり早くに買ったニコンのがあって、今の製品からするとちょっとかさばりますし、画素数も200万といまいちなんですが、時々スナップを撮ってサービスサイズにプリントする分には十分ですし、ましてやブログやHPに載せるのにはなんら問題はありません。
さらにずっと前に買ったミノルタの一眼レフがあってそっちはマジで重くてかさばるもので、フィルムですから、デジカメを買ってからはめったに使いませ . . . 本文を読む
こういうタイトルのときはふざけた内容だなとわかるようなら、あなたはもう私のブログの愛好者と言っても過言ではないでしょう。最初はWカップを考えるってことでいこうかなって思ってたんですが、WまでいかなくてもCで十分ですっていう寒いギャグを思いついたら、そこで何故か思考が停止してしまいました。
さて、世の中コスプレ全盛、有史以来これほど市民権を得た時代もなかったんじゃないかと思います。しかしなが . . . 本文を読む
エプロン
うん、似合うじゃない
ウソじゃないって、素敵よ
それでいっぱいおいしいもの作ってね
後片付けも楽しくなるから
料理なんて慣れだから
毎日やってれば上手になるって
あたしがいい例でしょ?
あは、説得力ないか
手抜きしたいからじゃないよ
それもないことはないけど
プレゼントだってわかんない?
そう、新しくパパになるあなたへの
. . . 本文を読む
3月くらいからぽつぽつとやっていたホームページのリニューアルがやっと終わりました。いちばん面倒だった音楽関係の文章を整理して、アップしました。画像がどこにあるか探していただければ幸いです。ちょっとした仕掛けもあります。
バッハの音楽が7つ、交響曲が10、管弦楽曲・協奏曲が8つ、独奏曲が5つ、その他の楽曲が5つ、書評が3つで、前から公開しているオペラも1つ加えました。もっとたくさん書いてはい . . . 本文を読む
リボン
なんだかすごい雨だったね
雷も鳴って、こわかった
涼しいのか、暑いのか
せっかくのデートなのに
あなたもなんだかいつもと違う
黙ったままジャケットをかけてくれた
やさしいのか、冷たいのか
髪の毛がぐしゃぐしゃだよ
あ、虹が出てるよ
ひさしぶりに見た気がする
願いごとしたくなるね
え?結婚しようって?
びっくりしちゃった
ちょっと待って
あの虹であたしの髪を結んで
あなた . . . 本文を読む
あの世
やっほ、元気?
あたしも元気だよ
どっちかっていうと
気味悪がったりしないでね
これでもまだオトメなんだから
どうしてこうなっちゃったんだろうね
そんなつもりはぜんぜんなかったのに
もうちょっといっしょにいたかったな
からだがないとすーすーしちゃうんだ
ここはとってもまぶしいの
サングラスもないしね
光に包まれてると
あなたのことも忘れていくみたい
たぶんその方がいいんだろ . . . 本文を読む
錦糸町駅
きれいな駅でもなく
上品な街でもなかったけれど
たくさんの小さな川に囲まれて
ごちゃごちゃしているのが
あたしにはかえって落ち着けた
あの頃あなたの腕にぶら下がって
商店街を歩いていくと
いろんな食べ物のにおいが流れてきた
でも、結局入るのは
安くてボリュームのある
いつもの定食屋さんだった
この間ひさしぶりに総武線に乗った
電車の窓から爪先立ちで街並みを見たら
高くてき . . . 本文を読む
父の日
あたしはお父さんが嫌いだった
だらしなくて、なんだか不潔で
話も聴かずに怒ったり
気が向いたときだけ子どもをかわいがる
お母さんが買ってきたネクタイを
父の日には目も合わさずに手渡した
じゃあ、一緒にお風呂に入ろうなんて
家を出てやるって思った
もう父の日なんて関係ない
でも、好きなお花でも持って
顔を見せに行こうと思う
元気でなって
最期に言ってくれたから
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紫陽花
あなたとの最後のデートは鎌倉だった
いくつもお寺を回って
そのたびに雨にぬれた
紫陽花が出迎えてくれた
途切れがちな会話を救うように
いろんな色と形の花が
穏やかに咲いていた
気持ちの行き違いも
これからのことも
もう気にしなくていいんだよって
デジカメを忘れたんだよ
あなたは小さなウソを言っていた
でも、青い傘をさして
じっと花を見ていたあたしを
少しの間でいいから覚えて . . . 本文を読む
この本は「序説」とは言え、文庫版ながら400ページを超えるもので、内容もかなり難解なものです。彼の思想的な立場はマルクス主義に近く、ベンヤミンらとともにフランクフルト学派に属しているようですが、その語法はドイツ観念論哲学由来の晦渋な表現です。また、社会学と言ってもアメリカのもののような方法論的自覚やフィールドワークがあるわけでもなく、同じく「音楽社会学」って本を書いたマックス・ヴェーバーほどの . . . 本文を読む