昨日30日は、祖母の告別式でした。
5年半前に亡くなった母の母です。
101歳、大往生でした。
久しぶりに会う親類の顔。
また、初めての顔。
皆、自分に縁のある方々ばかり。
自分はその中のひとり。
知った顔は皆、歳を取りました。
初めて見る従兄弟の子ら。
中にはほんの2ヶ月前に生まれた新しい命。
皆、並んでる机に並んで座っているさまざまな縁。
時に煩わしくもあり、時に慰めあえるもの。
101年を生きた祖母。
何を見て何を感じて何を成そうとし、そしてどう生きたのか。
残してくれた生き方。
残してくれた言葉。
残してくれた命というもの。
繋がっている人達。
いろいろなことを考えます。
生きるとは?
出会ったり、別れたり。
恨んだり、愛したり。
101年を生きたひとつの死を前にしては、そんなことは本当はどうでもよいことではないのかと思えてきます。
生きるとは?
意味のあること。
眠る。
起きる。
眠る。
起きる。
一番新しい命はこんな席でも皆を笑顔にしていました。
知った顔。
知らぬ顔。
往った人。
残った人。
自分はその中のひとり。
縁のある方々。
骨を拾うこと。
手を合わせること。
こうべを垂れること。
目を閉じること。
お経の声。
木魚の音。
鐘の響き。
記憶の底。
想うこと。
祭壇の花。
遺影。
遺志。
自分。
眠る。
起きる。
眠る。
起きる。
今日という日。