どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

ヘッドが跳んだ日。

2012-11-24 | Sandstorm




スポットライトが 反射に変わる。
そのとき3鉄の ヘッドが跳んだ~。。。




キーン・・・。
と、甲高い金属音を残して、それは一瞬の出来事だった。
とうとう・・・、とうとう・・・、
20年来使用の3鉄のヘッドが、キラキラと反射の輝きを放ちながら、はるか前方の芝生の上を綺麗な超低空飛行でボールを追いかけるように跳んでいった。
一瞬、何が起きたかわからなかった。
手応えのあるインパクトとは裏腹に、フォロースルーではもうすでにその確かな重量感はもうどこにもなかった。
パワービルトのアイアンの名器、スーパーサイテーション。
それはずっとずっとこれまで、ロングホールのセカンドで自分を助けてくれた3番アイアンだった。
ティーアップしてダウンブローに打ち込もうと練習していた最中の出来事。
恐る恐るシャフトの先端を覗き込むと、ヘッドとシャフトの接続部から見事に折れていた。
奇しくもボーナス期に近づき、そろそろ自分のバッグの中にもユーティリティなぞいかがなものか、と検討中のことであった。
もしかしたら、これは3鉄のささやかなる抵抗か?(笑)
”俺がいなくなったら、困るだろぉ~???”ってな感じで。
う~ん。。。
買い換える、丁度良い機会とも言えるのだが。。。
確かに、3鉄が健在の頃はユーティリティのクラブが欲しかったのであるが、いざ3鉄を失ってみると、なぜかユーティリティーではなく新しい3鉄が欲しいと思う自分がそこにはいた。
それだけ、3鉄には思い入れもあるのだ。



選択は3つ。
1、この機に、易しいユーティリティーのクラブを買う。
2、好きな番手なのだから、ここは最先端の新しい3鉄を買う。
3、修理してシャフト交換し、このまま思い入れのある3鉄を使い続ける。



正直、どれも同じくらい選択したい気持ちである。







なんというジャストタイミングかといえば、その練習に向かう直前にゴルフショップでユーティリティーを物色してきたばかりであったからして、これはなんの皮肉なのかと笑えてしまった次第。
それにしても、練習場のスタッフのみなさん、他練習中のゴルファーのみなさん、ヘッドの回収にご協力ありがとうございました。



















はてさて、今年から毎週のように楽しみになっていた服部真夕プロのスコアを気にする日々も、とうとう今週で終わり。
女子のレギュラーツアーも、明日一日を残すのみとなってしまった。
やはり、少々寂しい気も。
どうやら結局、マタちゃんは今年も1勝限りとなってしまいそうである。
まあ、ひとつ勝つことだけでも十分大変であることには間違いないだろうし、賞金ランキングベスト10以内は確定的なようなので本人的にはまずまずというところか。
なんだかんだ言っても、年間数千万も稼げる選手は、ツアープロの中でもほんの一握りなのだろうし。
ただ、今年に入る前のインタビューでは「複数回優勝」や「賞金女王」の言葉も聞かれていたようなので、それに達しなかったのは少々残念であったように思う。







今年は、初めて女子プロのツアーを観戦に出かけたり、マタちゃんつながりで岡本一門の選手たちのこともよくわかるようになって観戦が数倍楽しくなった年でもあった。
森田理香子プロ、若林舞衣子プロをはじめ、注目選手も格段に増えた。
それまでは、宮里藍プロや横峰さくらプロ、男子でも石川遼プロくらいしかわからなかった自分である。
特に、森田理香子プロは、面白い存在だ。
大江香織プロとは別の意味で。(笑)
森田プロは、今年最多イーグル回数の年間記録更新だとか。
マタちゃんと同門のライバルとして、来季以降も観客を楽しませてくれそうだ。
・・・・・もちろん、大江プロも目が離せない選手のひとりであることに間違いない。
一応念のため。
シード権争いやQTに生き残るための戦いなど、やっている選手たちは本当に大変なのだろうが、そこがいつまでも華やかな世界であって欲しいようにも思う。







今季もあと一日。
最後は、マタちゃんの大マクリが見たいものである。








ヘッドが跳んだ~、ヘッドが跳んだ~、
3鉄なくとも、ゴルフできるのねぇ~。。。












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