夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

咒術(まじわざ)

2012年06月24日 16時43分14秒 | 日記
 諸々の国人は汝の咒術(まじわざ)に惑わされ・・・黙示録18章21節~

昨日AIJ投資顧問の詐欺容疑報道を見ていてM1指数とか言う騙しの手法めいたものの事を聞いた。すぐにデリバティブ、金融工学、などの言葉が頭に浮かんだ。また国内での未公開株の事件や、実際私のところにも豆を買わないかとかマンションを経営しないかとか、佐賀大学で研究している水のなんとかかんとかと言う麗々しく飾ったパンフレットなどが到来したことを思い出す。
 聖書に言う”まじわざ”であろう。それがどんな処罰を受けるかを知りたければ黙示録を読めばいい。しかし、これらのことが次々に露見し、検閲され、処断されるのを見ているとそら恐ろしくなる。聖書が予告していることが次々に現実になって来て今や残り少ない。
 そんなことを考えているとここ数日の報道は消費税増税に関する三党合意、それに対して造反、の話である。一つの意見は”その前にやるべきことがある”ということのようだが、”やるべきこと”とは何か?を明確に言わない。公約違反だから反対だと言う。公約を先に破ってお手本を示したのはあなたじゃないか、との意見もある。要するに増税反対と言えば国民の歓心を買えると思っているのではないかと邪推したくなる。そんな愚かな国民と見くびられているのだろうか?
 黙示録の予言はあらかた起こって今も進行中、且つ残り少ない。船底から序々に始まった浸水はそろそろ閾値に近付きつつある。その閾値を越えれば船は一挙に転覆する。知ってか知らずでか喧々諤々、国家国民をほっぽらかして”党内融和”だとか”新党設立”だとか・・・。そのうちキッチリ罰が当たるのではなかろうか。ある人が言っているそうだが”あなたがたはただの駒なんですよ、・・・”。”うまい!、よくわかってらっしゃる”、一般大衆もそう見ているよ。
 増税の前に”景気対策”とか”成長戦略”という人もいる。西欧キリスト教世界から資本主義経済は生え出た。それは煎じ詰める、たけのこの皮を剥がす、芯だけ残す、ような見方をすれば要するに”収奪”であり”時は金”の思想であって”愛”や”奉仕”までも金銭に換算する思想ではないか。収奪は植民地主義で、かつては豊穣な文化を持っていた人々を啓蒙思想とか称する騙しの手口で目くらましして収奪を働いた。”時は金なり”の思想で人々を要するに奴隷労働に追い込んで富を蓄えた。今や家庭の食事までカネを払って買わせる。
 徹底的に毟り取って後に何が残っているのか?地球に優しいとか温暖化防止とかキレイごとを言いながら”成長戦略”とはどういうことだろうか?まだ地球から何か収奪できるものがあるのだろうか?
 だから多分この黙示録に言う”大いなるバビロン”つまり”あらゆるものを金銭に換算して地球に存在するものを欲と二人連れで収奪し尽くす仕組みは”近いうちそれこそ一瞬に、人々が”平和である、安全である”と言っているとき・・・要するに普通の日に突如!崩壊するだろう。
 別に私が言うのではない、黙示録や聖書の他の部分を読んでいれば自然にそのように感じる。ウソだと思うなら聖書を一冊買って読んで見られるといい、『天網恢恢疎にして洩らさず』