自分なりの解釈もあるが『ものみの塔』時代に得た知識の内、納得し得るもの、及びネット上にあった記事で了解し得たものを含む。
前提1:ここに言う聖書とは日本聖書協会発行の文語体聖書1973年版である。(母のたった一つの形見)
前提2:ここで『神』とは『地球とその眷族』を創造した存在であって創造の『初め』と『実態』と『節目』と『結末』を人類のある者達に記録させた。
創世記3章は人類に瑕疵が生じた経緯とこれに関与した存在並びにこの瑕疵の抹消とその存在の始末について記述している。
3章14節:汝と婦(おんな)の間 及び 汝の苗裔(すえ)と婦の苗裔の間 に怨恨(うらみ)を置かん。彼(婦の苗裔)は汝の頭(かしら)を砕き汝は彼の踝(くびす)を砕かん。・・・・『へび』と記述されている存在に対する『刑の宣告』(彼は汝の頭を砕く)
創世記49章は3章に言う 『婦』 の起こりと 『婦の苗裔』を具体的に記述している。・・・古代イスラエル民族の発祥、及びその存続:杖ユダを離れず 法を立つる者その足の間をはなるることなくして 『シロ』の来る時にまでおよばん 彼に諸々の民従うべし。(10章)
ここに言う「杖ユダを離れず 法を立つる者その足の間をはなるることなくして 『シロ』の来る時にまでおよばん 彼に諸々の民従うべし。(10章)」が日本の皇室を暗示している。世界史の何処を探しても日本の皇室に謂う『萬世一系』を標ぼうし、実現している国家も民族もない。
しかし、この創世記3章10節は最後に「シロの来る時にまで」”及ばん”と『終結』を暗示もしている。
この記事がもし皇室、皇統を暗示するならば創世記3章14節の『婦の苗裔』は暗に日本民族を指している。・・・黙示録3章:・・汝少しの力ありて我がことばを守り我が名を否まざりき。視よ我サタンの会、即ち自らユダヤ人と称えてユダヤ人にあらず、ただ虚偽を言う者のうちより或る者をして汝の足下に来たり拝せしめ、我が汝を愛せしことを知らしめん。汝我が忍耐の言を守りし故に、我汝を守りて、地に住む者共を試むるために全世界に来たらんとする試練の時に免れしめん。われ速やかに来たらん、汝の持つものを守りて、汝の冠を人に奪われざれ。・・・これは神道と伊勢神宮を暗示している。
黙示録12章1節~:また天に大いなる徴(しるし)見えたり。日を著たる女ありてその足の下に月あり、その頭に12の星の冠あり。かれは孕(みごもり)おりしが子を産まんとして産みの苦しみと悩みとのために叫べり。・・・日本の著(しるし)は『日』である。日本列島は三日月形をしている。日本は大東亜戦闘終結後『女性原理』が支配的で現在に到っている。
・・・女は男子を産めり、この子は鉄の杖もて諸種の国人を治めん。彼は神の許に、その御座(みくら)の下に挙げられたり。女は荒野に逃げ行けり・・・
『この子』と創世記に出て来た『シロ』は同じものだろう。『杖』がそれを暗示している。但しそれが特定の人物か集団か或はまた一種の『理念、型、組織の類』かは今の処不明だが最近の国内政治情勢、皇室の姿、なにゆえか世界中が日本を貶める言動を行う状況を見ていると何千年か続いた人類世界がある節目に向かって収束しつつあるように見える。鉄の杖で諸国民を治める『男子』が実際に行動を開始した場合、多分次のような事が起こる。
黙示録17章~19章:『大いなるバビロン』と、その子である『地の淫婦らと憎むべき者』に対する刑の執行・・・第一次世界大戦の勃発が実態世界での『イエス・キリスト』の臨在の地上世界への現象化であろう。その時代以降、世界中を席巻している思想、文化、体制、常識は『キリスト教由来』、共産主義もまたキリスト教圏から出て来た。即ちこれが大いなるバビロン。キリスト教は悪事を働く全ての宗教を代表して黙示録に登場しているのであろう。資本主義もその起こりはキリスト教圏である。経済界、金融資本主義、人々が感じる通り『利潤追求の為には節操をかなぐり捨て国家をも売る』、即ち姦婦、娼婦である。
未だよくは見えないがこの男子の出現が日本の皇室と日本民族に由来する故に、『彼は汝の頭を砕く』と宣告されたモノは皇室と日本を貶め、人類に向かってこれらを罪業深い存在と喧伝する、でき得れば破壊して無効にしたい。これがぬれ落ち葉の如く日本に貼りついて慰安婦問題や南京問題を論う、或は国連組織を動かして日本罪あり、日本人道に悖る、と盛んに言い振らしめる根である。且つはまた皇室を誹謗非難する者共が出て来る原因でもある。日本と皇室を取り巻く中傷の全ては『頭を砕かれる』恐怖の故に考え得るあらゆる手段を使って攻撃して来るわけである。
皇室について何らかの不祥事なるものを持ち出して誹謗非難する人々も居るようだが私の考えではそこは『神』の専権事項であってここに人が口を差し挟む事は旧約聖書に出て来る『ウザ』なる人物と同じ運命を辿る。即ち、契約の函が搬送中に落ちそうになった時、ウザが慌ててそれを支えようとした。すると彼は神の怒りに触れて死んだ、つまり彼は箱に触れてもよいと宣言されていたレビ族ではなかった。
かごめ歌の『鳥』、上記の『シロ』、『男子』の実態が明らかになる時がハルマゲドンの開始か或は開始して間もなく、かもしれない。多分今我々が立っているのは『女が産んだ男子』が『誰も手の届かない処乃至は状態』に隠され、女、つまり皇室を含めた日本の『実態』が保護され、『女の残りの者』つまり真正日本人に向かって世界中を手先として攻撃がしかけられている時であろう。それはしかし黙示録に拠れば雲散霧消する。・・・龍は女を押し流そうとして川のように水を吐いたが地はそれを飲み込んだ(黙示録12章13節)・・・龍は女に向かって怒り、『海辺の砂の上に立った』・・・尖閣、沖縄、東シナ海ガス田、南沙諸島、竹島・・・。
今後おそらく政治が経済界を支配するようになるだろう。おそらくそれがハルマゲドンの見える開始かもしれない。
また休憩