夜汽車

夜更けの妄想が車窓を過ぎる

我々は今どこに居るか

2015年11月23日 05時11分41秒 | 日記
黙示録13章は現代人類が見聞体験している地球規模での『政治』なるものの姿を示している。そこに出て来る獣とは政治のことであり666とは創造の6日目に創られた『人間』を示す6、ダニエル書3章1節にあるバビロンのネブカドネザルが建てた金の像の高60キュビトと幅6キュビト、合わせて666、而して王はこれを礼拝せよと命じた、つまり666とは人々を支配する人間の権力を示している。
そのダニエル書の11章36章は現代アメリカを、40章以降は中近東イスラム諸国と欧米諸国の確執と現在の混乱、TPPなどを暗示し、それがある終結に近いことを示している。
黙示録12章は最近の日本を暗示している。
多分我々は今この時点に居る。

黙示録14章以降が今から起こることと考えるがその内容を要約すれば、人間世界は益々混沌の度合いを増し、二進も三進も行かなくなる、現在抱えている問題、テロ、環境破壊、人権問題、総てが混乱の度を増す、そしてある日突然世界が壊れるのを人類は見る事になる。経済が政治に食われ、政治も崩壊し、地上世界はデフォルトに到る。この過程を通して、人々は遠い昔に忘れていた『神の実在』について考えさせられるようになる。最終的にエゼキエル書38、39章がおそらく日本で起こり、世界中がこれを見る、見て『神』風を思い知るようになるだろう。これが所謂ハルマゲドン。

その後、世界の再構築が日本人が先祖伝来受け継いで来た理念によって行われるようになるかもしれない。この過程で黙示録20章に記載されている人類史の決算処理が行われる・・・地上に残っていい人々や概念、理念、観念、組織等々と廃棄焼却すべきものとの分類と実行。その具体的な様子は聖書も述べていない。家族が再び昔の姿に戻るのかも書かれていない、つまり夫婦親子であった人々が再会することになるのか否かは書かれていない。しかし悪いようにはならないだろう。

人間とはメリーゴーランドで遊ぶ人のようなものであるかもしれない。それは回転しながららせん状に昇る、そこに見えない幕がある、例えばAD1000年レベルの幕、AD2015年レベルの幕などと、そしてAD1000年にそこを通過した人が次にAD2015年にまた通過する、輪廻転生ではなく存在は同じであるが現象化する時が複数ある、と考えれば人類の数は或は限られたものであるのかもしれない。

この決算処理の時メリーゴーランドは回転を止める、すると今まで地上に現われた人々の実態が明らかになる。千年前にどこそこで視われたあの人は600年して別のあそこの幕を通過した、そして今ここに見えている映像の実態がその人だった、などとなるかもしれない。メリーゴーランドの回転が止まる、という事は我々の観念にある時間が存在しなくなる。人は若くも老いてもいない、その人の本態が形になって現れる。