からたち
2022-10-15 | 植物
大垣に行った日、養老にも足を伸ばし、食事などをとりました。友人と話が尽きなかったからです。途中でからたちの実がなっているのに気づき、車を止めてもらい、カメラを向けました。
からたちの実を見るのは65年ぶり。母校の加納高校の生垣で見て以来です。刺が異常に大きくて見分けがつきました。当時の高校の生垣は、旧制中学女学校以来のものでした。今はからたちの生垣は取り払われて、近代的なタイプになっています。刺が大きくて鋭くて管理も大変だったのでしょう。
からたちは、15年前、東本願寺に隣接する枳殻邸の入口にも植えてあるのを見ました。枳殻という名前に忠実に生垣の一部に植えてありました。記事は、2007.3.4.
ミカン科。中国原産ですが、お風呂にいれるくらいで、あまり利用価値はないようです。手間をかけてジャムを作るという方もあるようですが。
古い昔を思い出しました。
童謡も・・・
お二方様のコメントに学ばせて頂きました。
気づきました。
裏話に寄りますと、山田耕作は、つらい仕事をしていて
休憩に見た生垣のからたちを思い、それを作詞して
ほしいと、北原白秋に頼んだのだそうです。
今まさに4番の歌詞のようですね。
「からたちも秋はみのるよ。
まろいまろい金のたまだよ。」
それにしても歌の通り棘の凄いこと!