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秋田から発信されるアグレッシブインラインスケートのブログです!!

一生の思い出に有給を使ってみるテスト

2020年03月21日 | 日記

去年は国の方針で?連休が沢山並ぶように配置され、ゴルデウイクには10連休って会社もあってボクもそれに乗って長年憧れた富山の桜ケ池パークに行ったわけだが・・・
その時の記事を見ればわかると思うが、誰も居なかったのだ・・・
いくら憧れた場所と言っても誰もいないとなると違う。アトラクションの動いていないディズニーランドに行くようなものだ。
なので色んな意味で敗北した気分だったのだ。
なのでいつかはリベンジしたいと思ってたのだ。
幸い、今年からなんとか改革というものが施行され、まっとうな従業員ならば5日間は有給休暇を強制的に取らせる必要ができ再びチャンスがやって来たのだ。
社畜であるボクも会社から「頼むから休んでくれ!」と堂々と「休みを取ってやる」事ができるようになり、年度末の今まで頑張って休みを貯めてたのだフフフフフフフ。
普通はこのテの長距離遠征は大型連休を使わないと無理だ。だがボク自身を含めて連休ってのは地元の人間も違う行動をする。
つまりボクが「そうだ!富山に行こう!」って言ってると同時に富山ローカルも「そうだ!〇〇に行こう!」ってなってるわけだ。
だから去年のゴルデウイクには誰も居なかった。ちなみにこの憶測は富山スケーターの話を聞いた結果、事実だったようだ。
ローカルと滑りたかったら大型連休は避けろ!かもしれない・・・結構お父さんスケーターも多そうだしな。

そんなわけで3月21日、世間的には3連休であるがわりとフツーのホリデーだ。ちなみに移動は14時間かかったぞ!泊りは快活だぞ!(オレンジ色のネカフェ)
まあ前日は強風でかつ世間的にコロナンが流行してるからまた悪夢再来かと思われたが・・・・
今回は当たった!!!大当たり!!!!だ!
なんか今日はいっぱいイソライソスケッタが来る!!前回0人だっただけにまるで反動のように沢山来たのだ!いやー捨てる神あれば拾う神もあるってやつだな!


待望の富山ローカルであるが、会いたかったと同時に緊張もする。陰キャで人見知りであるボクはやっぱり初対面の人は怖いしな。
かつ昔見てた「トリック☆スター」という富山ローカルのホームページではかなりウェーイな感じでノリに付いて行けるか不安だったのだ。
その不安は杞憂であり、実際はわりと大人というかパリピとは無縁の素朴な雰囲気。
ある意味我々東北スケーターとそう変わらない雰囲気だと思う。普通にフレンドリーでかつガツガツ来ない感じ。
もしかしたら昔はそうだったのかもしれないが、ここ富山のスケーターも昔からやってた人ばかりで大人になりお父さんにもなったから落ち着いたのかもしれない。

でもやっぱりレベルが高い。全体的にレベルが高い。
パークだから当たり前と言えば当たり前かもしれないが、ほぼ全てのスケーターがグランドもできてエアも出来る。
ぶっちゃけ、南郷では全てのスケーターがオールラウンダーでは無い。どちらか、ってスケーターも多い。
富山スケーターはエアもグラブのスタイルが良いしグラインドもトップサイドも標準装備って感じだ。
これは我々東北スケーターが非・オールラウンダーではなく、単にスケートを続けてる人がいなくなった、って所も大きい。
富山はスケートを続けてる人が多いのだ。
ちなみに飛んでるのはナンガクタソ。彼はお父さんのようでお父さんになってもスケートを続けてる。こっちはお父さんになるとやめる人多いしな。


多分一番最初に会ったトヤマー。サワムー。
気さく感が強くビビってたボクを安心させてくれた人。
わりと黙々系かもしれない。一つの課題をじっくり練習する感が強い。


そらたん☆、ご覧の通りまごう事なき少年スケッターだ☆
見た感じ小学3年生前後。それでいてこれだ!540。富山スケッタはファンボックスの反対側のRを使って回転系エアを練習してる感じ。
こっちはファンボックスのRのように離陸ポイントが丸められてないから飛びやすいのかもしれない。
540はほぼ手に入れてる状態だ。着地はまだ不安定だがたまに成功するし稀にコークになる時もある。
この歳にしてこれだからな。ボクがスケート始めたのは多分22ぐらいの時だろうか?
仮にそらタソ☆と同時期にボクがスケートを始めたとしてもだ、スタート時点で12年以上の伸びしろの差があるって事だ。
大人になって始めるのと子供から始める差はあまりに大きい。そしてすでに540手に入れたも同然な時点で絶望的な開きを感じる。
このままスケート続ければ間違いなく全国トップクラスのスケーターになれるだろうな。


やはり富山と言えど新しいスケーターってより昔からやってたベテラン、って層が多い。
彼らにも子供が出来てずっとスケートばかりやるわけにも行かなかった・・・だろう。
でもその子供んもスケートしてるんだよね。これは結構難しい。
仮に親が子供にスケートさせたくても奥たんが反対したり、もちろん子供当人が嫌ならそれで終わりだ。
だから上手いスケーターでも子供がスケーターにならなければスケートが出来なくなる。
お父さんもスケート続けてキッズもスケートやってる、ってのは凄い条件が厳しいと思うんだよね。
事実東北のスケーターはほとんどがそうだ。お父さんになって滑らなくなるのがほとんどだ。
でも富山ローカルは出来てるんだよね。だからなんだかんだ言ってもスケート人口が多いんだよね。
この差はなんだろう・・・・?うらやましいぜ☆


カンチャータソ。ぶっちゃけて言えば富山もベテランスケーターが「残ってる」だけなんだけど、
それでも常に技の鍛錬を続けてるんだよね。ほら?単に滑ってるだけとは違うというか。
ベテラン同士で切磋琢磨してるから常にレベルが上がってるって感じ。

ボクはね・・・・ほぼ9割9分一人だからね。
どうにも仙人に近いメンタルだ。どうしても修行になっちゃう。
一人で課題を見つけてなるべく鍛錬しようと「頑張る」。
変な話「努力」しないといけないんだよね。楽しいってより「頑張らないと」上手くなれないって感じなんだよ。
楽しく上達できればいいけどほぼ全日一人ってのは修行になりざるを得ない。
ううーんやっぱスケーターが沢山いる所って正直上達できるよ・・・・。環境のせいにしたくはないけどやっぱこれは事実だ。


桜ヶ池パークはチャリも上手い。前回も上手いライダーいたんだよね。
しかし彼は別格。チャリって失敗すれば死ぬんじゃないの?って技多いんだけど彼は全然失敗する要素が無い。
なんつーか安定感が違う。ああこれは失敗しないだろうな。って誰が見ても思えるスマートさなのだ。
単純に凄いんじゃなくて、この人違うな、って思える走りはやっぱプロらしい。確かに上手い人はいるけれどこの人は全く隙がない完璧さがあるのだ。
そこがやっぱりプロとアマの差って気がする。


「この人一番上手いですよ」ってローカルにも言われてる彼はニシグッチー。
ううむ確かに上手い・・・・・。
今回会った富山スケーターでピカイチの上手さかもしれない。
エアもグラインドも確かに上手い・・・・・
動画編集する上でコマ送りにしてみるとこれが本当に上手いんだな。
その目で見てもサブロク上手いなー。と思ったが静止画にしてみても完璧なんだわ。
高さもそうだし姿勢やグラブも本当に上手い。グラブなんかギリギリまで掴んでるからね。マジで完璧なサブロクなんじゃないだろうか?
意外にも540はまだ練習中のようでアプローチや着地は不安定のようだが、基本どの技もスタイリッシュで完璧に近い。
それでいて若くてイケメソなんだから無敵である。



この人も上手いあさくらん。グラインド職人っぽいものを感じる。
このカーブの距離で3トリック決めてるんだからな。
しかも妙に褒めるし!他スケーターも褒めて盛り上げて行こう!スタイルだ。


グラインド職人っぽい、と書いたが富山スケーターの例に漏れず彼もオールラウンダーだ。
正直富山ローカルに勝てる要素が皆無だ・・・・
スパインで高いエアやサブロクもやってるんだからな。スパイン怖くないんですか?


おとうさんのダイちゃんもスパインる。ハンドプラント系もイケる。
ちなみにボクはスパインやハンドレールなどのリスキーなセクションは避けた。
慣れない・危ないセクションで怪我しちゃうと帰れなくなっちゃうからね。そこは遠征の難しい所。


富山のファンボックスは全国でもかなり難しいセクションだと思う。スピードが足りないのだ。このクォーターではエントリースピードが足りない。
ローカル的にも「ウィールとベアリングだ!」「風だ!追い風を待つんだ!」って言うくらいだから彼らでもスピードに苦労してるんだろう。
で、彼ら的には落下防止の柵の二段目からドロップインするのがコツらしい。まあボクはリスク回避でやらないんですけどね。


前回慢心で寿命間近のウィールで来てしまい悔いが残るファンボックスのボクだったが、今回はかなり新しいウィールでリベンジしてみた。
結果としては。うん。まあ。これでも結構飛んでると思うんだよ?ほら、カメラ引いてるから?
いや結構飛べた方だと思うんだよね。継ぎ目辺りまで飛べてる。前は本当に全然だったからね。
ただやはりエネルギー不足を補おうと頑張ってるせいか後傾ぎみなんだよね。頑張ってRを使い切ろうとするから後傾のまま飛び出て後傾のまま着地するって感じ。
ちなみに翌日はまた股関節が猛烈筋肉痛になったのでパークに対しての筋力が足りてないんだと思う。それは普段から股関節を鍛える筋トレでもしないとどうしようもねー。
南郷ファンボックスだって月イチぐらいでしかやれないからガチスケーティングする機会があんま無いんだよー。


有望なソラ☆リンだが、グラインドのスタイルがどうもボクに近い気がする。
ソウルからグラインドをマスターした感じがするのだ。多分横乗りはソウル系程得意でないと見た。
ソウルをベースとしてるからコンビネーションもボクのと被る。ソウルtoバックサイドユニティとかソウルtoバックサイドフルトークとか、ソウルベースとしてるボクにはあーわかる!ってスタイルなんだよ。

沢山いる富山インラインロカルだけにスケートゲイム的なノリで遊んだりもする。
スケートゲイムとは、最初に親となるスケーターが課題となるグラインドをし、後のスケーターがそれに続きメイク率を競うものだ。
競い合う楽しみは勿論の事、自分が苦手とする技も強制的にやらねばならず、結果技が開拓されていくというものだ。
まさに楽しく上達できるグラインド合戦。
やってみると楽しいんだよね。
あーくそやっぱ富山はうらやましい。人がいないと出来ない遊びが出来るんだからな。

時間がもったいなくて昼食も水分もロクに取らないのがダメだった。両足の膝がガクガク震えて攣ってしまった。
とてもスケートができる状態じゃなくなってリタイアせざるを得ない状況に。ラスト1時間って時で非常に悔しい気持ちだ。
グラインドはその人のスタイルが出やすいので、スケートゲームならばボクでもある程度は戦えたのに・・・・


高いカーブがバンクtoバンクの近くに置いてあるのでニシグチンはトランスファーのコンビネーションを挑戦す。
動画を見てもらえばわかるが、成功する(納得する)まで何十回も挑戦し続ける。
ニシグチンはグラインドも本当に上手い。カーブでも単に上手い難しい技を出来てるだけじゃなく、本当に芯に乗って完全に通せてるものばかりだ。
上手い上にさらに諦めない、何十回でも挑戦する。無敵すぎるのだ。
このセクションの配置はかなり絶妙で、実際にやってみれば想像以上に難しいと思うだろう。
カーブとテーブルの距離がかなり離れていて・・・・いや幅ではなく長さ方向での距離が離れてて、かなりのスピードでカーブに入ってかつカーブを流し切らないとテーブルに届かないはずだ。
確かにこの配置だとアリウープ→ソウルってのがやりやすいかもしんないな。あるいはテーブルでトップ系からカーブでソウルとか?
まずこの配置見てこんなアプローチがあるって想像ができなかった。流石だね。自分的にも挑戦だけはしてみたかったな。


待望の富山ローカルと一緒に滑れて幸せだったな。これだけの人と一緒に滑れたのは本当にひさしぶり。しかもみんな上手いから刺激になった。
体にガタが来てラストリタイアしてしまったけどもう思い残す事もない・・・・
いや、ある。また来たくなった。本当に楽しかったからな。
もう「これで最後」って覚悟で来たがまた来たくなったのは嬉しいやら痒いやら、だ。
前回は「別にセクションは同等品が他にもあるし・・・と思ったが、スケーターがいれば同じセクションでも全然面白さが違う。
正直ここで滑れば絶対上手くなれる。やっぱりスケーターを上達させるのは人だよ!
いいなあ富山・・・と呟くと「引っ越してくればいいじゃん?」とか無慈悲なトヤマーロカールが。そりゃ出来るならしたいわ!!

でもこんな体験をすればそれをオカズにして普段の修行もモチベーションを上げる事が出来る。
またいつか彼らと出会う時に上達を見せれればいいな、って思えるからだ。まだまだ頑張れるな。



今日はノブたんとふたり☆きり

2019年07月13日 | 日記

そろそろ暑くなってキタネー☆
今日も南郷だ。まあぶっちゃけ地元での自分滑りはネタにするものが無いしな。
んで今日も誰もイネーベ?と思ってたらノブたんが来た☆
最近マメにスケートやってる?と思いきや先月きりで、偶然にも前回も今回もご一緒できたらしい。


バックスライド!!
バックスライドって難しくないですか?と聞くと「うん。これは難しいよ」と。
うむ・・・・ノブりんが言うからには難しいんだろうな。
実際バックスライドをやろうとしても大体は詰まる。あるいは抜ける。
体の進行上、この姿勢で流すのは難しいと思うんだ。


バックスライドからそのままアリポンにしてサブロクオフ。オサレだ。
タカパチキュンが好きそうなスタイルだな。

このコンビネーションはそうでもないが、なぜノブたんのグラインドは全体的に速いのかと言うと、
彼的にはこの速度でないと上手く行かないらしい。
ある意味自分的にはこの速度が上手く行く速度であって、あくまでも速い速度こそ自分のポリシーだ、って考えではないようだ。


ボク的に正直言えば、ノブたんは「ちょっと近寄り難い人」ってイメージ。
実際テンション高くベラベラしゃべる人ではない。
結構昔から見る機会があったが、黙々と滑るし事実とても上手いから硬派というか怖そうなイメージが先行しちゃうんだよな。
ノブたんとご一緒する時って、ボク以外の人もいる事がほとんどだし、コミュ障のボクとしては無理に話さんでええやろ?と逃げてしまってたんだよな。
でもまあ二人きりならちょっと一言ぐらい話してみるのもいいんでないかな?
よくある「ロイヤルについて」だ。
ロイヤルってのは基本技のように言われてるが実際結構難しい技だと思う。
日によって調子が良い、悪い、とか上手く行ってコツ掴んだつもりでも次週はそうでもなくなってたりとか。

ノブたん的にもロイヤルは安定しずらいグラインドらしい。
ボクはどうしても重心が後ろ側に行きがち。
でもノブたん的には最初は若干後ろ重心にして様子見してから始めるらしい。かけ逃げっていうか。
いきなり「本番」でやってしまうと、いきなり詰まってしまったりして危険なのでまずは逃げ気味の重心から初めて段々重心を奥にやってくと。


ボクの後ろ重心は(したくてやってるわけではないが)やっぱり落ちてしまいがち。
だから頭の位置をもうちょっとカーブ側に向けてやると落ちにくくなるそうだ。
でも先に言ったように、いきなり重心を傾けると危ないので後ろ重心から始めるのはある意味正解のようだ。

で、ここからがポインツ。
レギュラーのグラインドは先っちょのソールをカーブに当てるつもりでやるとカーブでは安定し長くグラインドできるとの事。
逆にバックサイドはカカト側のソールをカーブに当てればいいらしい。
平たく言えばカーブでセスをやれば安定しやすいと。
これはボクもロイヤルを練習する時に「コツの候補」として入れてたものだ。
結局技って試行錯誤の連続で、「こうすれば上手くできる?」って色々な練習プランを取捨選択しながらやるものだと思うんだよね。
セス法はボク的にも候補の一つであり、でもこれが正しいのか断言できない状態だった。
でもノブたんが言うのならこれが正解なんだ、って答え合わせができたのが嬉しい。
正解を他人に委ねるってのはそれはそれで良くない事なのかもしれないが、でもベテランの上級スケーターが出した答えと一致するのは心強い。
「まあこのやり方がみんなに合ってるとは限らないけどね」って付け加えるとこがノブたん的にも試行錯誤してきた証拠かもしれない。


超ひくーいバックサイドロイヤル。

近寄り難い、と思ってたノブたんだが、スケートのコツとか聞くと意外と?いっぱい丁寧に教えてくれる。
ノブたんって超運動神経でポンポン技を習得してきたように見えるんだけど、
話を聞くと色々やってきたんだな、ってくらい様々な練習方や失敗談、成功例などがある。
実際運動神経はいいんだろうが、そんな彼でも技を習得するに当たってかなり試行錯誤し答えを出してきたと感じる。
そんな意味では神ではなく、ボクのような凡人にも共感できる部分がある。
「こおいう場合はこう」って教え方は「こおいう場合」を経験してきたからこそできる教え方だ。
天才はヘタクソの気持ちはわからないだろうが、ノブたんはヘタクソの気持ちがわかってるスケーターなんだと思う。

あとお父さん的な所もあるかな?
自分が苦労して覚えたスキルも出し惜しみ無く教えてくれる所は、他のスケーターにも資産を受け継いで欲しい、って気持ちもあるような気がする。
うん。いい人だ。

ちなみに以前ノブりんのスケーター同僚である、たっつんにも技のコツを話のネタとして聞いたら
「いっぱい練習すれば出来るようになるよ!」という身も蓋も無いお答えをいただきました☆
そおいう性格なのか、感覚派なのか、めんどくさかったのか、嫌われてたのか・・・・?


ノブたん的なトップサイドの考え方は「ウィールが付いてしまっても問題無い」だ。
「うん?俺のトップサイドもウィール付いてるよ?」って言ってるが速すぎてわかんし。それに多分付く時もあるが付いてない時も多いと思う☆
まあ要するに客観的に見てトップサイドが成功してる、って判断してもらえればそれで成功って考え方。無理に倒さなくてもいいようだ。
これは気持ち的にだいぶ楽になる考え方だな。
ノブたん的には難しい技いっぱいやってるように見えるが、本人曰く「安全な技やってるだけだよ」との事。
彼とて昔程スケートはやってるわけではなく、運動不足の解消も兼ねてやってるみたい。でもやっぱ好きなんだよな。
ノブたんはお子たんがいるパパスケーターなのだが、悲しい事にスケートは「危ないからやらない」と一人も全く興味を持ってくれないとの事。
自分が滑る口実のためにお子たんがスケーターになってほしい☆部分もあったそうだが・・・・
「順序立てて練習すれば危なくないのになあ」
あーわかる、全く同じ考えだ。別にスケートって世間が思ってる程危ないスポーツじゃない。


トップソウルはトップ足が見えないが、これは感覚で体の位置を調節しながら成功する位置を見つければいいらしい。
これも自分的に迷ってた部分だ。やっぱノブたんでもこのやり方だったんだな?と。


ノブたんが帰ってから来た人が。ハブたんが。
「試しに」ロチェスを買ってみたとの事。試しっていうかこちらの価格で1万チョイの激安品だったらしい。
仲間が増えてうれしいじゃないかタカパチキュン?・・・ってタカパチキュンのブーツはロチェスじゃないんだっけ☆

ハブたん的にも純粋なロチェスはこれが初めてのようで、わりとオッカナビックリ。
で、ロイヤルやっても「うん。フツーだね」って。タカパチキュンの逃げ場が無くなりました☆


ハブたん的にはソールの滑りに大変ご不満があるそうです。まあ滑らんよね?
試しに買った、というロチェスブーツなのだが今まで使ってたVALOは諸事情により全部売っぱらったとの事。
もうこいつを使うしかない状況なのだ☆
「戻したい・・・(VALOに)」と呟いてました☆



今日は、田園、ふぇすてば・・・る?

2019年06月09日 | 日記

今日は美里町役場恒例のお祭り・田園フェスティバルだ。
ボクは毎年知らずに土曜に来てしまい、「明日イベントだよ?」「へ?」って事になってしまい二日連続で南郷に来る事があった。
その反省を踏まえ、今日は日曜に来たのだ。のだ。のだ。・・・・誰もいないんですけど?
いやー、「大会のようなイベントは田フェスでは難しい、やるフリだけをする」ってのが最近の方向性だったんだけど、それすらやらないとは☆

もちろん町のお祭りはやっていて、ヒーローショーのようなものやバンド演奏や屋台はやっている。だがパークは閑古鳥だ。むしろいつもより静かなぐらいだ。
そんな中でニット帽を被ったスケーターが現れた。正直ニット帽で気づかなかったが、仙台のベテラン・トップスケーターであるノブたんだ。


イベントだから来たんだろうか?それともたまたまだろうか?
ひさびさではあるけれどひさびさでもないな。スケーターの一年なんて昨日のようなものだ。
なんだかんだ言ってもノブたんとは一年に一度は合うような気がする。
なんだかんだ言ってもノブたんってスケーターを続けてるし。

それにしても相変わらず速い。誇張抜きでここで滑ってるスケーターの平均速度よりも1.5倍のグラインド速度。
ちなみにその速度には単純に「速くグラインドする主義」ではなくて彼なりの理由があったりする。それは次回にお話しするとしよう。


グラインドだけではない。ノブりんの滑りを見ると、向かいのクォーターを複合的に使ってるんだよね。
カーブだけじゃなくクォーターも使う事によって総合的かつ流れのある練習ができる。
ぶっちゃけここのクォーターは持て余してたんだよな。
言われてみればなんて事ない事だけど、そおいう風にセクションを使うノブりんってやっぱベテランだ。


高速グラインドからでも回転のオフするってのも恐ろしいというか凄い。
やっぱノブたんって単純に上手いんじゃなくて圧倒的なスピードが玄人じみてると思うんだよね。
いくら高度なエアでも低いとショボィように、速度の無いグラインドもカッコ良さも半減してしまうと思う。
プロ・・・ってわけではないにしても、プロってこんな感じなんだと思うんだよね。
俺はプロと同じ技ができる、って思ってても実際プロの滑りを見ると次元の違いを感じるはずだ。


イベントの主催者・ハブたんも遅れて登場。いやイベントじゃないが。なんか新しいブーツになってる!
まあいつものVALOに赤いカフにしただけのようなものであるが。実際そこが違うだけで性能は同じだが。
そんな赤いVALOのハブたんの滑りに反応した男が。
さらに遅れて来たタカパチたんがある滑りにキラメイタのだ。
フェイキーに切り替える時にギュンってやってるとこに。
・・・・ボクは全く気付いてませんでした。
多分今までいっぱいやってたと思うんだが、ボクは微塵の欠片も気づいてなくて、タカパチキュンがめざとく反応したと。
よくよく見てみるとフェイキーにする時にギャっと音を立てて一瞬で切り替えてる。
タカパチキュンはその渋いというかオサレというかそんなとこに反応した。
ハッキリ言ってしまえば誰も気づかない程気づかない渋い小技。そんな小技にタカパチキュンが反応したのだ。

元々はアレックス・ブロスコウってプロスケーターがビデオで一瞬やってるのをハブたんが見て真似してみたらしい。
正直ボクはビデオでそんな小技やってても全く気付かなかっただろう。
ハブたんもタカパチキュンも見る所が違うなあ・・・・
ブロスコウってどちらかと言うとワイルドなスケーターだが、一瞬で気づきにくい小技をいっぱいしてるとの事。
どうしてもプロってエアとかグラインドとかアクションスケーターらしい技だけをしているように見えるが、気づきにくい小技も隙間隙間でいっぱいやってるらしい。
やっぱプロって凄いな、って思う。エアもグラインドも叶わないのに小技までやる余裕っていうか開拓もしてるんだから。

って言いつつ、ボクは実際にこの技を見ても「????」だったが後で映像で見るとなんとなくあーって感じだった。
なぜなら真似しようと思っても地味にできなかったから。
やり方としてはスキーの横滑りでブレーキ、をスケートでやる感覚らしい。


タカパチキュンはタカパチキュンのブーツを大変気に入ってます。
確かそれこそ田園フェスタイベントの時ハブたんからお安くお譲りいただいたブーツだったっけ?
VALOの廉価モデルと言うべきか・・・・
VALOと言えばハードブーツにカジュアルなスキンを被せたオサレブーツのイメージを持つ人が多い事だろう。
が、このブーツは中の人丸出し。裸だ。すっぱだかだ。ヌードだ。
ぶっちゃけて言えばロチェスのブーツをVALOの名前で出してるだけ。
VALOは親会社がロチェスの別ブランドで、おそらくVALOもロチェスが作ってるんだと思う。
な、わけでして、VALOがロチェスのブーツをVALOの名前で出したただのロチェスブーツだ。なんだただのロチェスか・・・
けれどこのブーツを大変お気に入りのタカパチキュンに「ロチェス」と呼ぶと激オコプンプンしてしまうので気をつけましょう☆

そして現在のロチェスはどおいうわけか先祖帰りしていて、ものすごーく古いブーツを現代にリバイバルさせて販売してる。
20年も前のモデルだろうか?マジョスティックトゥエルブ、通称MJ12をあえて今売ってるのだ。
タカパチキュンに「そんなブーツで大丈夫か?」と問いても「大丈夫だ!問題ない」の一点張りだ。
とは言え元・ロチェスユーザーのボクとしても、この超骨董ブーツに興味がないわけではない。
っていうかタカパチキュン猛烈にプッシュしてくるし。
いやあ、以前履こうとしたんだよ?でもサイズきつくって。
今回は紐をゆるめてグイグイ足を押し込む。マジきついんですけど?それでも履け履け禿ハゲ言ってくるので仕方なく入れる。入んないですけど?
死ぬ、死ぬ、死ぬ程押し込めてなんとか入った。指潰れてるんですけど・・・・
中国のある地域では、女性は小さな足が美しいとされ、幼少よりとても小さな靴を履かされるそうだ。
当然足の指も潰されるわけで、そこの地域は足の指が奇形な女性に育ってしまうという。そんな心境だ。
シンデレラ・・・あたすは卑しい義理姉です。とてもガラスの靴は履けないのよシンデレラ・・・・


ボク的にハードブーツはもう履けないのだが・・・・ブーツに「履かされてる」感覚はどーも嫌。
の、だが意外とイケる。自分の得意技なら普通にできるのだ。
ああここはロチェスだな、って思った。
すごーく古いベースモデルとは言え、ロチェスの設計理念は昔から変わってないのかもしれない。
カフが絶妙なんだよね。前にはギューっと曲がるけど横には程よい弾力性がある。
この絶妙な柔らかさこそが「ロチェスだなあ」って思う。うん悪くない。
あと意外とスピードも出る。ボクはグリップ重視でフルフラットにしてるが、二輪のこのブーツでも結構スピード乗る。
ウィール大きいしな。あとやっぱブーツって柔らかくしすぎると力が逃げてスピード出なくなる。
えっともしかして・・・富山での敗北ってウィールすり減ってた上にブーツがヘロヘロだったせい・・・・?


一方、ボクのカスタムシャドーを履いたタカパチキュンはヘロヘロだ。
「どうやってジャンプするの?」って。
まあわからんでもない。柔らかすぎるブーツって力がブーツに吸い込まれる感覚がするしな。ある意味呪いのブーツだ。
でもロイヤルはよく曲がってやりやすそうにも見える。
ちなみにタカパチキュンもハブたんも元シャドーユーザーだったがなぜ今履かないかと言うと「指が潰されたから」だそうだ。
つま先が靴のままのシャドーはぶつければ爪が血まみれになったりもするが、ボクは「ほとんど」そうはならないんだけどなあ?
ちなみにボクのブーツはハブたんから「ゾンビブーツ」などとボロクソに言われてる。


ロイヤルスポットがエグれてるMJ12はタカパチキュンのグラインドを見ているととても難しそうに見える。
きっとこのブーツが足引っ張ってるんだ、もっと近代的なブーツ履けばロイヤルなんて楽勝じゃない?って思ってた。
で、自分がやってみるとだ。いや、なんかフツーにできるし?
スゲー楽ってわけじゃないけど特別難しい技でもない。ロイヤル。
うん・・・別にロイヤルの足引っ張ってないね・・・・このブーツ。
タカパチキュン・・・・頑張ろう。

このチョコレート色のロチェス・・・もといVALOブーツを見てタカパチキュンは「カッコいいなぁ~」と何度も呟く。
ボクの滑りではなくブーツを見て、だ。
その昔、ビートたけし氏がポルシェを買ったそうだが、まず最初にやった事は自分が運転せず軍団に運転させ、自分は他の車から付いて行ったそうだ。
「なぜ自分で運転しないの?」と聞くとたけし氏はこう言ったそうだ「自分で運転すると自分の車見れないじゃん?」と。
どんだけこのブーツ好きなんだよタカパチ・・・・・


ソウルは・・・・超遅い。全然滑らない。
骨董シェルがベースとは言え、そこは現代基準のソールプレートとUFSフレームを装着されてるロチェスだけれど、
ソールは凄い軟らかい材質。全然滑らない。ボクの2.0ソールの半分ぐらいしか速度出ない。
そのソールもかなり狭いし、ソールプレートはもうちょっと良い物で作った方が良かったと思うんだが不思議だ。
ソウル系は初心者には結構足引っ張ると思う。別に難しくなるわけじゃあないが、にしてもあまりスケーターを助ける作りじゃない。
とは言え程よい固さを持つハードブーツなだけにカッチリしたグラインド感覚がある。
自分で言うのもなんだが、ソウルはいつもよりスタイル出てると思う。
シャドーカスタムでは、良くも悪くもベターっとしたスタイル。ぬるぬるというか。鈴谷風に言うと「ぬめぬめするぅ~!」だ。
このぬめぬめスタイルはボクのスタイルだと思ってたが、ブーツによる所もあったようだ。
えっ!?わたしのブーツって性能低すぎ!?
まあこのヘロカフは気に入ってる部分もあるし今更変えるつもりもないんだが、ウィールはいい加減新品にした方がいいようだ。
でもギリギリまで使い潰したいとこもあるし、新品ウィールは富山リベンジの時まで取っておきたい所もある。
え?また富山行くのって?うむ。出来る事ならもう一度だけ頑張ってみたい。

ゾンビとか散々言われてるボクのブーツだが、別にカフもフットラップ(靴)もカフパッドもソールも新品をストックしてる。
ほとんど新品同様にブーツを蘇らせる事もできるんだよ?ただね?ボクはね?エリクサーを使えない性格なんだよ・・・


タカパチキュンと滑るとボクの映像も動画で流しやすくなったりする。自分自身の追い動画は誰かが撮ってくれないと無理だしな。
もちろんボク以外のスケーターも撮ってくれてたりもするので色んなスケーターの良いショットが撮れてありがたい。
だが「滑るよりも撮ってる方が楽しい」って言うのは危険だ。
スケボーでもそうだが、自分は滑らず撮影ばかりしてるスケーター(それはスケーターか?)も結構いる。
自分から積極的に裏方に回ろうとしちゃう人もいるんだよな。
自分の幸せは自分で決める事なので、好き好んで裏方に回るのもそれはそれで幸せなのかもしれないが、
やはりタカパチキュンにはプレイヤーのままでいてほしい。
まあもちろん両立できるのなら編集者になるのもいいと思うが・・・・こっちの世界にも来てみる?




余裕w超余裕wwグラインドマスターwwwwwwwwww

2019年05月05日 | 日記

昇進・・・もとい傷心のゴルデウイク。富山での色んな意味での敗北はボクの心を大きく傷付けた。
そんな昇進の課長のボクに岩手のタカパチキュンから連絡「南郷で一緒に滑りませんかwwwww」


ごるでういくでの南郷は元々行く予定はしてた。ホームだし(ん?
ちなみに真のホームの横手はれんきう中一度も行ってない。
もしかしたら遠い遠い遠方からインライスケッタが来てて同業者いなくて悲しい思いをさせてたかもしれんが・・・・・・無いな。

やはり南郷はいい・・・心が洗われる・・・・。いや結構マジで!
やっぱセクションが馴染むんだよな。やっぱ使いやすい。
慣れてるのは当然大きいが、カーブといいファンボックスといいモヒカンといい、全てが使いやすくて丁度良い。

一年ぶりのタカパチキュンに失礼のないようにお昼頃に到着して体を慣らしてた。
慣らしてた・・・・頑張った。頑張ってた。


タカパチキュン来ないんですけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww誘っておいて来ないとかwうはウケるwwwwww昇進のボクに追い打ちかけるとかwウケるwwwww
おのれタカパチ!!ハブたんを倒す!!!!!

そしてイケメソは夕日になった頃に現れた。ウケるw
あいぽんナビが嘘ついて山奥に連れていかれたらしいwウケるw
だから林檎はダメなんだ!(理由の無い林檎アンチw
そんな遅刻野郎wのくせに顔芸でw誤魔化しやがったw許さんw


タカパチキュンは去年ここで滑って以来との事。つまり一年ぶりのスケート。
ボクからすればもったいない。自分を輝かせるツールを手放す行為だからな。
もっとも、まず顔が輝いてるwタカパチキュンからすればどうでもいい事なのかもしれないw
存在そのものがイケメソwだからなw

一年ぶりのスケートはある意味平常運転。一年ぶりっても体は覚えてるものだ。
良くも悪くも変わらない。一年前と全く同じだ!!
ロイヤルやろうとしてロイヤル足が立ってしまいレギュラーになってしまう事はよくある事?だがタカパチキュンはグラインド途中で修正して元に戻そうとするんだよな。
これはタカパチキュンの元地元仲間・シンタソもそんなスタイルである。
なんだかんだ言っても一緒に滑って見ているとスタイルも似てくるものなのかもしれない。


何度も言うがボクはロイヤルが苦手だw
安定しないしマッハスピードで突っ込む事もできない。
シタソ&タカパスタイルである「途中でロイヤル足を修正する」ってのは普通からすれば異端だと思う。
ハブたんも言ってたが「失敗するとそこで諦めちゃうんだよね」
そう、まず失敗はアプローチというか乗った瞬間にわかる「あダメだ失敗だ」って時点で諦めるというかやめてしまう。
けれどシタソとタカパチタソは違うんだよね。諦めずに途中で修正する。ここが凄いというか面白いスタイルだと思う。


「バックサイドフルトークは簡単で安定するからマスターした方が良い」
とタカパチキュンに奨めてやらせていい感じでそのまま一年後、ってのは相も変わらず。
いい感じなのに一年後だから成長のしようがない。ああもったいない。
姿勢と乗り方はいいのに詰まってしまうというかウィールが引っかかってるのは多分「見えてない」からだと思う。
レールに乗る瞬間、足元を見た方がいいと思うんだよな。

ハブたん的アドバイスは「姿勢を低くした方がいい」
だがボク的には全く逆、だ。


これはあまりに極端なスタイルでわざとやってるハブたんだが、
横乗りを低く見せようとすると必然的に体が抜け気味になってしまう。
元々姿勢を低くするってのは無理のある姿勢なのだ。


バックフルトクをある程度頑張って自分なりの答えを出したボク的には
ハブたんとは全く逆で「なるべく高い姿勢で乗った方がいい」
元々ボクもフルトクは座るぐらい低い姿勢でやってたんだが、後ろ足が抜けやすいのと膝に負担がかかる、そもそも安定しない、って結論に達した。
散々低いスタイルをやって逆に思いっきり高いスタイルでやってみたら簡単だった、という。
実際問題じゃあ高いスタイルはカッコイイのか?ってなると微妙ではあるが、まず成功しないと話にならない。
低いスタイルなぞ後からいくらでもやれるようになれるものだ。だから「まずは成功させる事」これがボク流だ。
バックフルトクが上手く行かない人、極端に高い姿勢でやってみるのをお試しあれ。
引いてダメなら押せ、って感じで逆の事をやってみれば案外上手く行くものだ。

もっともこれはタカパチキュン的には適合しなかったようでハブスタイルの方が性に合ってた模様。
結局の所トリックってのは成功すればそれが全てにおいて正解だ。
「高いスタイル」はボクの主張であって、ハブたんの主張を否定する意味では全く無い。いや否定した事は否定できないがw


タカパチキュンってスゲーグラブのスタイルが良い。
そしてこれはボクが全く逆でボクのグラブというかエアのスタイルはとにかくかっこ悪い。
どうにかしようと思っているんだが、どうにも苦手だ。
スケート滑走時間はそう多くないであろうタカパチキュンがこんなにスタイルいいのは多分転生・・・もとい天性のものだと思う。
顔も正直世の中不平等で、タカパチキュンは生まれた時からイケメンソールではあるが、グラブも生まれた時からクールなんだと思う。
何が言いたいのかといえば持ってる、持って無いのは人それぞれであり、タカパチキュンのエアのスタイルは持ってると思う。
まるで努力せずに持ってたかのような言い方をしているが、これはタカパチキュンが幼少時や学生時代に身に付けた資産からのステータスであり、
スケートにおける恵まれた初期ステータスなんだと思う。武器ってのは人それぞれであり、タカパチキュンはグラブが武器にできるんだと思う。
もちろんボクにも得意な武器はあるだろうしタカパチキュンの苦手な武器もあるだろう。だからこそスケートは面白い。


得意な武器かどうかはわからないが、ボクはソウルはまあ得意というか好きというかこれだけは安心できるというか。依存してるというか。
ロングレールを流してそのまま三角レールに・・・行けたらいいな☆
ダメだコエー。速すぎるwレールに移るにはもうちょっとスピード落ちてないと怖すぎるな。
レールに行くまで丁度良い速度に落ちればいいがそれできれば苦労しないが。
不思議な事に単体でロングレールを流そうとすれば途中で落ちるが、三角レールに飛び乗ろうとする意志があればロングレールそのものは難しくなくなるという。


南郷パークに新しいセクションだ。ちっちゃな角レール。1メートルぐらいだろうか?
なんとハブたんがリサイクルショップで見つけたとの事。お値段は数千円だとか?
リサイクルショップにスケートセクションがあるのは珍しい。作りを見るに市販品っぽくちゃんと買えば1万でも買えるかどうか・・・
そのままオークションに流せば結構な価格が付いたかもしれない。
試しにボクも使った事があるがスポーンとレールが飛んで思い切り腰を打ってしまった。
軽い・・・・軽すぎる。ってより足が細すぎて地面との摩擦が全然無いのだ。
真上から乗せればいいのだが・・・だめだ怖すぎるボクはパス。


レールからのサブロクオフにもこだわるタカパチキュン。ここんとこもセンスいいね。
彼を見る目はおそらくは、ボクもハブたんもノブりんも同じだろう。「もったいないなあ」
タカパチキュンはセンスがある。間違いない。ずっとちゃんと練習すれば誰よりもカッコ良く、誰よりも上達できるはずだ。
だが一年に数回しかスケートやらない彼は初心者の域を脱してないのは否めない。
例えるならば「磨かないダイヤの原石」
だから思うのだ「もったいないなあ」と。そして同時に思う「いっぱい練習すればどんなスケーターになれるんだろう?」と。
タカパチキュンはいっぱい持ってるからな。イケメソにイケボに愛嬌まである。持ちすぎてるから持ってる有難みがわからないんだろうなw
そう・・・持たざる者の気持ちなどわからないのだw許さんw



そして誰もいなくなった・・・

2019年04月28日 | 日記

ボクが死ぬまでに一度は行ってみたいパークがある。
富山県にある桜ケ池公園スケートパークだ。
桜ケ池公園スケートパークはかなり古い時代に作られたパークで、多くのスケーターが集まった全国的にも有名なパークだ。
インラインスケーターも多くいて、凄腕スケーターもわんさかいたという。
いわばスケートパークの聖地だ。って言うのは大袈裟かな?

でも本当に死ぬまでには行きたいと思っていて、それでいてずっと行けなかったんだよな。
まず距離。距離がデカい。ナビで調べるとおよそ560km。時間にして車で約12時間。移動だけで丸一日費やす事になる。
つまり往復2日。滑って一日。帰投後の休養に一日。4日は費やす事になる。
従来のゴルデウイクだとほぼ全日消費する事になるし、ドボンはお盆なのに何事か!って怒られるし、正月は雪積もってるし、
かなりムリゲーだったのだ。ゴルデウイクだって全部使えるわけじゃなかったし。
だが今年は国の圧力により、多くの会社が10連休になった。これはもうイクシカナイ!最初で最後のチャンスかもしれない!!
そんなわけで長年の夢を叶える事にしたのだ。


富山までは 山形→新潟→富山 という沿岸のルートを経由して行く事になる。
新潟には昔ケソタんによく連れていってもらってたから知ってる。新潟に入るまでは4時間。
そっからが超!長かった。まあ南郷パークに2往復できる距離だからな。
さすがに新潟を横断する距離はデカい。
まあそれでも思ったよりは疲れなくてわりと淡々と13時間運転する事ができた。もっと疲れると思ってたんだけどな。
ただアクセルを何百回と上下させるためか、カカトが靴擦れしたけどね。10時間越えの運転なんて初めてだったし、こうなるんだ・・・


午前7時に出発したって事は到着は当然午後8時。夜になる。
当日のうちにパークの場所を下見に行こうとしたら、その場所は街灯がほとんどない真っ暗な場所でパークどこにあるかわからずずっと彷徨ってたな。
ここか?ここか?どこだ?って探し回ってたらなんつーか死角みたいなとこにパークがあったり。
やっぱ昼と夜とでは全然景色が違うんだよな。あと自分が思い込みみたいなイメージがあって、そのイメージとの差が視界を狂わせてたり。
キャンプ場とも聞いてたんでもっと賑やかというか、アウトドア的なとこだと思ってたんだよな。実際はスゲー静か。夜は静寂レベル。
同じとこグルグル回る過程でなんかオサレな建物に見覚えのあるロゴと名前が。
「P.A.WORKS」と書かれた看板にん?と、どっかで見たような・・・
アニメ制作会社の名前だ。同じ名前の別会社か?とも思ったが、調べてみると確かにP.A.WORKSというアニメ会社は富山に本社があるという。
ボク的にPAワークスのアニメはスゲーお気に入りというわけではないが、しかしなにげなく止まったとこに知ってるものが偶然にあるってのはスゲー驚きだ。
まさかこんなヘンピ(失礼)な所にアニメ会社があるなんて!!
確かにここの作るアニメは富山を舞台にしてる事が多かったしな。
ちなみにボクは「サクラクエスト」と「クロムクロ」っていうアニメが好きでした。今季は「フェアリーゴーン」が絶賛放映中!!


スゲー前置きが長くなったがやっとスケートネタに入る。
桜ケ池パークは桜ケ池公園の敷地内にあるパークで、つまりあくまでもパークは公園の一部に過ぎないって事。
そしてその公園が凄い。今まで見てきたどの公園よりも広い!!遊具も近代的でオサレでいっぱいあってデカい。
そしてタダだし利益が出るわけでもないこの公園に凄い維持費もかけてるし、富山って恐ろしい。なんでこんなに金掛けられるの??

パークも当然大きい。セクションがいっぱい!!我々の地区みたいな作ってやったぜ!みたいなこじんまりしたパークではない。
これでもか!という程現代でも見劣りしないセクションが敷地いっぱいに置いてある。これが20年前程に作られたとは・・・
正直これは勝てないな・・・って思った。
スケートパークがほとんど無かった時代に、いきなりここまで超大規模なパークをどーん!って作ってしまうって、
富山県って相当思い切った行政なんだと思う。経済力もあるのかもしれないが、ここまでやってしまう力があるって、やっぱ東北にはないバイタリティがあるんだと思うんだよね。
まあ灯台下暗しで、山形にも寒河江パークという全国規模のパークはあるんだけども・・・作った時期が違うからね。


まずは体を慣らしておかねばならぬ。
ってのもやはり秋田最強の(最弱でもある)イソライソスケッタであるボクは秋田代表として恥ずかしくない滑りをする必要がある。
そう、やはり怖いのは富山スケーターだ。昔の富山スケーターの動画を見ても、かつての写真を見ても、どう見ても超上級レベル。
ボクなんぞが勝とうなどと恐れ多くてとても言えない相手だ。だからこそせめて自分ができる最大限のパフォーマンスを見せねば。
誰もいない朝早くからパークに慣れておかなくては。
当たり前だが、カーブ一つ取ってもそれぞれ違う特徴がある。クセを知って早く慣れておかねば。


やはり全鉄製の桜ケ池パークは音がいい。最近の公共パークはコーピングがステンレスばっかでストレス溜まるんだよな。
ここはゴリゴリの鉄でワックス塗ると超マッハで音もぎゃー!!
まあボクのスケートがビス出しの鉄スペシャルってのもあるんだが。
昼頃になってきて大体体が慣れてきた。
ってもそれでもアウェーのパークではあるし、自在に使えるとは言い難いがあとは地元スケーターが集まった時のテンションで乗り切ればいいだろう。


昼過ぎだ。スケボダはちらほら来てるのにイソライソスケッタは未だに現れない。
まあ地元だしエンジン掛かるのが遅いのかもしれないし。
午後3時になったけどまあもうすぐ来るよね・・・?

結論から言うと最後まで富山スケッタ達は現れませんでした。
スケボーの超上手い人に話を聞いてみても「ここインラインスケート一番多いですよ!」と言う。
パークをよく見学に来てるというおじさんに話を聞いてみても「いつも5人ぐらいいる・・」と言う。
聞かなきゃ良かった・・・・orz
元々イソライソスケッタなんてどこも絶滅してると思えばまあいつもの事さ、で諦める事ができたのに。

そもそもスケボーもそう多くはない。超上手い人一人に中高生ぐらいの5人にあと数人が入れ替わりで。
正直スケボーがウジャウジャで覚悟決めなきゃいけないと思ってたんだが、そうでもない。
しまいにゃ子供達がクォーターを滑り台にして遊ぶというどこのパークでもありがちなオチに。下界でいくらでも遊具があるのに!!
うう結局どこも同じじゃないか・・・

こうなったらガツガツ滑るしかない。遠出した元を取るにはこれしかないじゃないか!!
桜ケ池パークは写真や映像で見るよりデカい。超!デカい!ってわけではないが、少なくてもイメージよりは大きく見える事だろう。
だからファンボックスも想像より大きい。
なんというかRの頂点に来た時点でエネルギーを使い切ってしまう。だからまともに飛べない。
正直ファンボックスはそれなりに飛べると思ってた。最大の誤算だ。
飛べない理由は明白だ。「スピードが足りない」これに尽きる。
とにかく何するにしてもスピード不足。スピードさえあれば高く飛べるはずなのに!!

そのスピードの理由はエントリークォーターの高さだ。普通のパークからすれば高いが、このファンボックスを飛ぶには高さが足りないと思う。
そして助走距離。短い。南郷パークからすれば半分以下だ。
つまり今までで一番デカいファンボックスなのに、エントリー台は南郷の2/3程の高さで助走距離は半分。
自分のいつもの環境より明らかに厳しい。条件的に半分以下のハンデだ。
じゃあこのパークが悪いのかと言うとおそらくそうではない。これが普通なんだと思う。
南郷パークの製作者・ハブたんによると「楽に飛びたいから」と高いエントリーバンクを作ったらしい。
ボクの地元の横手パークでも別にスピードは必要は無い。横手にしろ南郷にしろ、スピードを出すのを抑えていた程だ。
つまり今までいかにぬるま湯に浸かっていたかがわかる。
かつてあった秋田市の産業会館跡地でも限られた距離でいかに高く飛ぼうかと必死になっていた。
これだ、この感覚を忘れていたのだ。必死になって降りて必死になってスケーティングした。これを忘れてたのだ。
実際筋力も衰えてたと思う。どんなに必死になってスケーティングしても高さはそう変わらなかった。
産館を現役で滑ってた頃ならばある程度は戦えたかもしれないが、今日いきなりこの筋力体力ではどうあがいても無理だったと思う。

そんな意味で自分の甘さを知れたので来た意味はある。
ある。が、じゃあどこで鍛えればいいのよ?とも思う。ぶっちゃけこおいう場所じゃないと本気でスピード出そうと頑張れないし。


バートも一応やる。桜ケ池パークは初めてのパークではあるが、どこか既視感もある。
これもかつてあった青森県営スケートパークにあったセクションに近いのだ。特にバートはほとんどコピーと言える程そっくり!!
おそらく同じ業者が作ったのではないだろうか?鉄骨の作りもそっくりだし作った時期も大体同じだったと思う。
しかし必死に漕ぐがいい所に来たとこで尽きるんだよな。体力が。
ううん。青森に行った時はなんとか上に上がれたんだが・・・・
体力も落ちたかな・・・え?歳が?今なんつった!?

桜ケ池パークはセクションもいっぱいあって高さ形状もどれも一級レベル。
だが別段珍しいわけではないし、どのセクションも経験した事はある。
産業会館跡地のファンボックス・クォーター。酒田パークのミニラン。青森県スケのハーフパイプ。
桜ケ池パークでなければ経験できないものでもないのだ。
バートだってここで練習しても披露する場所が無い。
来てやっと気づいたかもしれない。本当にやりたいのはパークではなく、ローカルのスケーターとの交流だったのだ。
パークに練習しにきたのではない。ある種地元スケーターとの「本番」をしに来たのだ。
5時にもなるとあれだけ賑やかだった公園からどんどん人が消えていき、6時にもなると静寂が訪れた。
まるで消灯時間が決まってるかのようにスケーターが、親子が、公園から遠ざかって行ったのだ。


ちょっとそこんとこのイメージが希薄だったかもしれない。行けばローカルに自然に会えるだろうし楽しく滑れると思ってた。
そこんとこが楽観的すぎたとも言えるし甘かった。
そもそも文句が言える立場ではないのだ。約束もせず勝手に来て勝手にいない、とか残念がるとかいかに身勝手か。
一応ホームページとかようつべを探したりはしたんだよ。でもホームページやブログも見つからなかったし動画も古いものばかりだったし。
昔なら「トリック☆スター」っていう富山の代表的ホームページがあったんだがとうの昔に消え失せて、今その名称で検索すると別の物が出てくる。
フェイスブックならスケーター見つかったかもしれないがボクはコミュニティ系はどうも苦手で・・・
ケソタんに連絡して富山スケーターに都合を付けてもらう、って手もあったなとか後で思った。ケソタん顔広いだろうし。
仮にその手段を来る前に思い付いたとしても、ボクが「自分の都合に相手を合わせさせる」ってのも嫌う部分もあるから、それを実行したか怪しい所だ。


ゴルデウイクであるにも関わらずスケタがいなかったのは色々憶測ができる。
まず10連休であった事。10連休もあればいつもと違った行動もする。だってボクも10連休だから富山に行こうと決めたわけだし。
事実ボクもこの10連休で一度も地元で滑らなかった!!富山スケーターだって遠くに行ってみようと思って行動してたかもしれない。
あるいは帰省したスケーター達とストリートにでも行ってたのかもしれない。


正直言えば気持ち的に「くそ!割に合わない!」ってのが本音だ。
しかし納得させるしかない。行きたかった所に行けたし、別にスケート以外にも楽しい所はあったのだ。思い出してみるとふわっとした思い出もある。やっぱ旅だからね。
まあこれぐらいの方がいいのかもしれないしボクらしいかもしれない。リベンジしたいと後ろ髪引かれるのもまた行く理由ができたのではないか?