
今年はアレな年であり、今回はやらないのではないかと思われた宮城・南郷パークでのハブプロデュースのスケートコンテスト。
なんと平年通りに開催してくれたのだ。
そしてなんだかんだ言っても東北全土?から集まるスケーター。では行ってみよう!!

例年通り、予選はインラインの時はスケボー、スケボーの時はインラインが投票でジャッジする方法。
要は目立てばいい。逆に言えばいくら難易度が高くても地味な技は印象に残りにくいという・・・・
ある意味決勝よりも予選通過の方が鬼門だ。
派手なエア技を持つスケーターは圧倒的に有利だが、グラインド職人はかなり不利なのだ。
元秋田スケーターの彼は後者だったかもしれない。
産館で滑ってた事もある先輩スケーターらしく、ボクとも一度会ってるそうだが正直わからんかった・・・・
ムム?そう言えば名前聞いてなかった!?
今回初参加だったかな?

岩手から参加の?初登場オカベん。
スケートは頻繁にはやってないようだが所々センスが光る。
今大会で設置されたウォールにも積極的にアタックする。
ウォールは傾斜が付いたもので、ウォールとしては扱いやすい。
が、その分コーピンググラインドはちょっとやりにくくなっちゃったかな?

同じく岩手のシンたん。今年からの出戻りニューカマーだ。
話によると、予選開始前の練習タイムでテンション上がってしまい、体力を使い切ってしまったのこと。
いや、1時間前後で?体力を使いきれるってのもある意味凄いが・・・・
本編では実力を発揮しきれず、予選通過できずにかなり凹んでた模様。
しかし見返してみると面白い技かなりやってたんだが・・・・
ここんとこは予選の難しさかもしれない・・・・

スケボーに関しては今回はみんなミスが目立ったような気がする・・・・
どうしても「あ、また失敗?」って印象になってしまうのだ。
と、言っても本人的に簡単な技ばかりやってしまうのが嫌だろうし・・・・
ギャラリーに回ってみると、どう滑れば印象に残れるのかわかる所もあるなー。
派手さも重要だが、「失敗しない」印象も大切だと思う。

サイトんの高いエアはやはり武器だな。

ボク的には今回イマイチだったカモナー?
悪い意味で全然緊張してなかったかもしれん。
なにかウリを身に付けないとダメかもしれん。
フリップ技が無いと予選突破は難しくなってきてるかも?だがフリップはもうヤダナー。
あとは「失敗しない」事も重要かな?
まーちょっと目標ができたかな?

今回初登場のイタバシん。半年ぶりのスケートだとか?
アリミズ、カインドなどのミズ系のグラインドが美しい。
エアも上手でバランスの良いスケーターだ。

あまり見ないハブたんのミスティ。

いつの間にか宮城から千葉に行ってしまってたコースケんもミスティ。
予選投票はハブたんとコースケんの2トップでダントツだったようだけど、どうもこれで怪我してしまったらしい。

フクたんのエアは高い!!こんなに高く飛べる人だったのか・・・・

むむ・・・・ボクは予選落ちか・・・
まぁラッキーやお涙も2度までだよな?
投票的には1、2位はハブたんとコスケーィに集中。
一人2名までスケーターに投票する投票制だと数人のスケーターに集中してしまうかもしれん・・・・
ん?前も2名投票制だっけ?
コウスケんは怪我で、ハブたんは主催者だから、という理由で棄権。
票が限られるって事で決勝進出者はジャンケンで決まったり。
で。ボクに決勝のジャッジがキタ。え?ボクでいいの?
うむ初めてだ。う~むこおいう審査基準だったのか。
決勝は投票制ではなく、同ジャンルのスケーターが審査する。
だから純粋にスケーターとしての技量が測られる。
あー?こうやって審査用紙渡されると決勝はどおいう滑りすればいいか見えてくるなー?
それぞれの項目が20点満点だって事は、逆に言えば最高でも20点が最高って事。
だから難しい技をメイクする事にこだわりすぎると「難易度」だけが高得点で他の項目が低い、という可能性もある。
ではどんな滑りをすればいいかとなると、
「自分にとって成功率の高い技をソツなく決め、パーク全体をまんべんなく使いなるべく立ち止まらないように心がける、
そして最後に一発大技!!」って事になるのかな?
なんか今回はルーティンで損してる人が多い印象だった。
個人的にはハシゴでエントリーバンクに登るのはルーティン的にも、時間的にもかなりのロスに感じた。
「最後の一発」のロスタイムでハシゴを使うのはむしろお得なやり方とも言えるが。
最後の白紙?の項目は「サプライズ点」だと個人的には解釈。盛り上げ点とも言えるか?
ルーティーン的に上手くやれれば自分より実力あるスケーターともいい勝負ができるかも????
まぁ基本的に上手いスケーターはルーティーンも上手いんだけどね。

オカベんのバックフリップ。
ムムー!!ナチュラルに決めてくるなぁ。

フクたんはエアが光る。高さは武器だな。
そして意外にも?いきなりのバックフリップ。
フリップ技を持ってるとは思わなかったのでかなりのサプライズになったよ。
それにしても最近はかなりのスケーターがフリップ持ってるな。
フリップ無しにコンテストで勝つのは難しい時代になった!?????

グラインドで高い技術を持ちながらも、グラインドゆえの地味さで昨年は決勝で滑れなかったタケダプロ。
今回でついに多くのスケーターにタケダスタイルを披露する事になったのだ。

もちろんコンビネーションも披露。今回決勝でコンビネーションをやったのはタケダプロだけ?
スケボー君達にはどう見えていただろうか?

女性初の決勝進出者・・・・っていうか南郷コンテストでは初の女性スケーター、あゆみん。
エアもだいぶ慣れ高さも上がってきているし、ウォールタップもこなす。

イタバシんのミスティ。今回はミスティ者が多いな★
イタバシんはエア、グラインドまでバランスよくこなせるスケーターだ。

クォーターでのミラーフリップ・・・かな?
これで半年ぶりだというから凄い。
う~んとイタバシんは宮城に戻ってきた人なんだっけ?今後パークでご一緒になる機会があれば教えてモラオー★

決勝進出ジャンケンで負け、決勝は無しと思いきや結局出場する事になったヨッシー。ブレまくりだ。
よっしーんはこー見えて?エア高いんだよね。サブロクもキレイ。
・・・・なんだけど、なんだろう?コロっとしてるのかコミカルに見えてしまう気がする・・・

おヨッシーはディザスターやトランスファーも得意。
中々ビビる小クォーター上のレールにも今回唯一ディザスターをやった人。だが失敗♪

今回のコンテストは新しい顔というか、面白い顔というか、意外な顔があったというか。
中々面白いスタイルが見れたと思う。
で、順位的には
一位はイタバシん。
二位はヨッシーん。
三位はタケダプロん。
って事になりました。
よし来年もガムバロウ!!