着々と進む中共の覇権主義台頭・・・
この事実を無視して、
普天間基地辺野古移設問題を語れない・・・!
これが事実である以上、
米海兵隊グアム撤退は困るのである。
尖閣諸島の近未来図に当てはめてみれば、
当然、この南沙諸島二の舞は避けられないだろう。
そうなってからは、遅いのである。
【転載開始】
訪中の沖縄知事、振る舞い慎重 「中国寄り」批判警戒か
北京=倉重奈苗
2015年4月14日22時00分
日本国際貿易促進協会(会長=河野洋平・元衆院議長)訪中団の一員として北京を訪問中の翁長雄志・沖縄県知事が、慎重に言葉を選ぶなど終始緊張した面もちだ。米軍普天間飛行場移設問題で国と対立し、メディアの注目を浴びる中での初訪中とあって、「中国寄り」といった批判を招くことがないよう警戒している面もあるようだ。
「沖縄の知事は中国でも注目されています」
14日午前、国貿促などが主催した日中企業家協力会議の初会合。日中の企業家ら約140人を前に中国側司会者がこう紹介すると、翁長氏は遠慮がち に下を向いた。中国側は河野氏と木寺昌人駐中国大使の他でただ一人、翁長氏にも記念品の書を贈呈する配慮を見せたが、翁長氏が会議で発言することはなかっ た。記者とのやりとりでも基地問題に関する言及はなかった。
同行筋によると、翁長氏は訪中にあたり、基地問題について一切言及しないと周囲に伝えていたという。日中関係筋は「経済交流の目的に水を差さないよう、知事も中国側も慎重に対応している」と指摘する。(北京=倉重奈苗)【転載終了】
中国訪問の翁長沖縄県知事は、相当、発言に注意していたようであるが、当然である。
一体、翁長雄志知事は、本音の魂胆はどこにあるか?
これが大問題である。
福建省福州市名誉市民である翁長雄志氏は、
沖縄福建省との地域交流を進言したまでは良いが、
尖閣問題で苦言を呈すべきであったが、それは当然のごとくなかった模様だ。
という事は、
日本国民としての片手落ちの対応である。
さらに、得体の知れない周辺事情がいくつもある。
かつては自民党員として、辺野古移設賛成派であったが豹変した。
少なくとも、
一昨年(2013年の1月)には、その確認書に自らサインしている。
なぜ豹変したのか?
又、中国に訪問して、何故、口が堅かったのか?
そして、
中国共産党の工作活動の一つである「琉球独立支援機関、中国共産党友の会」の
支援を受けているのか?
「琉球独立支援機関、中国共産党友の会」というものが何物であるか、
詳細には知らないが、表見するところモロに中共の国旗を掲げるなど、
工作機関丸出しである。
その線に沿って、辺野古移設にことごとく反対するということは、
その立場は明白であろう。
民意は、翁長氏を沖縄の首長に選んだのは紛れもない事実である。
そして、
沖縄の米軍基地問題に根強い反対があるのも事実である。
ところが、
諸般の状況を見るに付け、
中共の覇権主義台頭の現実に照らし合わせてみると、
余りに次元を異にする課題が浮き上がる。
基地負担、自然環境、ジュゴンの問題と、
沖縄独立、中共進出、中国属国化とは次元は余りにかけ離れている。
チベットや、ウィグルの中共化の現実は、
それらを全部捨てても、阻止しなければならない問題である。
翁長雄志知事が、明白にしないまでも、魂胆にそれを秘めているとしたら、
最悪である。
果たして、沖縄県民はそのことを知っているのであろうか?
又、それが良いのであろうか?
【転載開始】
南沙諸島に中国が滑走路建設開始
中国は南沙諸島の岩礁を埋め立てた土地にコンクリートの滑走路を建設し始めた CNES
【北京】16日公表された新たな人工衛星写真によると、中国は南シナ海の係争水域である南沙諸島(スプラトリー諸島)の岩礁で埋め立てた土地にコンクリートの滑走路を建設し始めた。軍事情報会社IHSジェーンズが明らかにした。
防衛の専門家によれば、この滑走路は中国が南沙諸島で建設した最初のもので、ジェット戦闘機、輸送機、そして偵察機用として十分な大きさのようだ。これによって、この海域上空の中国のパトロール能力をかなり拡充できるという。
過去1年間、中国は南沙諸島で人工島の建設を進めており、中国がこの海域で自国の領有権を押しつけようとしているとの新たな懸念が周辺諸国や米国の間で強まった。その海域はフィリピンなど一部の近隣諸国が領有権を主張する海域と重なっている。
米軍太平洋司令部のサミュエル・ロックリア司令官は15日、下院軍事委員会の公聴会で、中国は埋め立てを進めている新しい島々にレーダーやミサイルシステ ムを配備し、それらを使って防空識別圏を設定しようとする可能性があると警告した。2013年に東シナ海で設定したのと同じような識別圏だ。
中国の埋め立て工事については、米議会の影響力ある議員らも警戒している。議員の中には、米軍と中国の軍、特に中国海軍との最近の交流拡大によって米国とその同盟諸国が受ける恩恵について疑問視する声もある。
HISジェーンズによれば、今回の新たな写真は欧州航空機製造大手エアバスグループの商業人工衛星子会社が3月23日に撮影したもので、南沙諸島のファイアリー・クロス礁に長さ503メートル、幅53メートルの舗装部分があることが示されている。
ファイアリー・クロス礁は、南沙諸島で中国が管理し、過去1年間にわたって人工島に変えてきた7つの岩礁の一つだ。既にヘリパッド、桟橋などの施設があるが、中国当局は、これは軍事・民間目的のためだと述べている。
HISジェーンズは、ファイアリー・クロス礁に沿ってさらに他の滑走路部分の舗装や整地準備が始まっており、それは全長約3000メートルの滑走路を敷設するのに十分な大きさだと指摘した。その上で、中国空軍の滑走路は全長2700-4000メートルだと付け加えた。
HISジェーンズの軍事専門誌ディフェンス・ウィークリーのジェームズ・ハーディ・アジア太平洋担当編集長は「3000メートルの滑走路ならば、ほとんど全ての軍用機を離着陸させられる」と述べた。【転載終了】