



南北の事実上の境界線(国境)となっている北緯38度線近くで、漢江(ハンガン)と臨津江(イムジン河)の合流点の北朝鮮の宣伝村などを望遠鏡などで一望することができる統一展望台に行ってきました。 拉致、離散家族、北朝鮮の人民の生活などニュース報道を聞くたびに理不尽な出来事に心が滅入るのは皆さんも同じだと思います。ベトナムやドイツは統一できたのになぜ出来ないのか、世界各国で民主化が起っているのに弾圧政治を止められないのはなぜか、それは、それぞれの歴史を急には変えられないということがあるでしょうがそれを乗り越えなければと言う思い、そして、あの国に生まれなくてよかったなどというのは人間のズルさだと新聞の社説に書いてありましたが、何気なく使ってはいけない言葉と思いました。
この統一展望台には、韓国の子供たちや世界各国の修学旅行生たちが来て現状を学んだり平和を願ったりするそうですが、私も、なぜ、南北が分断されたのか、朝鮮戦争の実態、なぜ、韓国人は兵役を必要と思うのか、生活格差大きくなった中での統一をするには、など勉強することにしました。
先日、カンボジアに公式訪問されていた皇太子殿下が言われていましたが、人と人の交流が進むことによって国と国が仲良くなると言われていましたがその通りと思いますが、アジアの現実社会の中で様々な問題が起きていますが、日米韓の強力な連携を国民が支持し問題の解決を図っていくことが重要だとも思いました。