


かって民間会社に勤めていた3年半を松江市揖屋で過ごし、この時の先輩と家族に大変お世話になりましたが、この先輩が亡くなられたので松江市に行ってきました。就職したばかりの何も分からない私を家族同様に受け入れてくれていただき、思い出すたびに悔しさと寂しさがこみ上げていましたが、訪ねたことにより別れることの気持ちが何とか落ち着きました。
島根県と鳥取県は何かと思い出の地であり、高速乗り放題の九州北部エリア発着中国周遊パスを使ってあちこちを回ってきました。特に弥生時代に交流があったとされる伊都国と出雲国、糸島市と出雲市の博物館が相互交流を始めましたので、出雲市の荒神谷博物館、そして、60年に一度の大遷宮を終えた大国主大神を祀る出雲大社、紅葉の松江城などを見てきました。思いがあった人を失って悲しいと感じるのは、自分のことを理解してくれる人がいなくなってしまった、という感情からくるものでしょうね。