





今年の収穫量は天候不順のため例年の三分の一以下でしたが、さらに超早刈りとなったため品質を心配していましたが、年末用そばとして従姉妹生産分20キロと併せて80キロの玄蕎麦を石臼挽粉加工してきました。製粉率0.612%で49キロが出来上がり、収穫隊の皆さんと新そばの食味会しましたがやはり美味しいという声をいただきひと安心しました。蕎麦の美味しさは、産地や収穫方法、弾き方打ち方などがあると思いますが、篠原そばの美味しさ(クリック)を極めたつもりですがまだまだ奥が深いものがあります。でもですね、蕎麦の香りや味は繊細なもので海苔がかかればその香りに負け、つゆをかければ出汁やトッピングの香りや味に負け、薬味をいろいろ入れればそれに負け本来の蕎麦の味がわからなくなると思いますのでやはりざるそばで食べることでしょうね。今年は皆さんに食べてもらうことができないことを申し訳なく思っています。
話しは変わって明日はもう12月、紅葉がまだ楽しめるかなと思って鏡山、筥崎宮花庭園、茅乃舎などに行ってきましたが紅葉はおわりかけており、ときどき、赤や黄色のきれいな葉を楽しむことができました。先生も走る「師走」、でも私は蕎麦のおかげで暇を持て余しそうです。