黒白の衣装華やか冬の蝶
きのうの続きです。蔦谷重三郎展の中に「画本虫撰」という本があり、歌麿が美人絵師として君臨する少し前に製本刊行された狂歌絵本で、狂歌師30人による狂歌合を試みたものとされすべて「恋のこころのざれ歌」とあります。その中に
題4図 蝶 夢の間は蝶とも化して吸てみむ恋しき人の花のくちびる 稀年成
があり、これに対して蜻蛉の歌があるのですが、江戸という時代になんと艶やかな歌が詠まれていることに私は驚きました。 それにしても蔦谷という人の成し遂げた仕事の素晴らしさに感動です。
きのうの続きです。蔦谷重三郎展の中に「画本虫撰」という本があり、歌麿が美人絵師として君臨する少し前に製本刊行された狂歌絵本で、狂歌師30人による狂歌合を試みたものとされすべて「恋のこころのざれ歌」とあります。その中に
題4図 蝶 夢の間は蝶とも化して吸てみむ恋しき人の花のくちびる 稀年成
があり、これに対して蜻蛉の歌があるのですが、江戸という時代になんと艶やかな歌が詠まれていることに私は驚きました。 それにしても蔦谷という人の成し遂げた仕事の素晴らしさに感動です。