今日の１句

牡丹焚く老ひらくの恋投げ入れて

牡丹焚火という季語を初めて知りました。ホトトギスには載ってないのですが角川の歳時記には新しい季語として載っています。１１月の第三土曜日の夜に須賀川市の牡丹園で行われる牡丹焼きの行事から季語になったそうです。まさに昨日の夜がその日でした。微かな甘い香り等してきっと妖艶の炎が立ち上るのではないかと想像できます。老いてからの恋は特に女性を失いつつある年代には自分を高めてくれる能動的な作用が向上心に繋がり良いとどなたかが言っていました。幾つになっても恋はしたいものです。