つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2013-07-20 20:40:47 | 日記
おもしろうてやがて悲しき鵜舟かな  芭蕉

昨日から長良川の鵜飼のツアーに行って来ました。この芭蕉の句の如く、闇に浮かぶ鵜飼の灯りはとても幻想的で素晴らしいものでした。やがて悲しき・・の意味は鵜の事では無く、離れて行く鵜飼の篝火のことを詠んでいるということが実際の光景を見ると本当にその通りだと感心を超えて、感動すら覚えました。以前から行きたい場所だったのでやっと希望が叶い、それも偶然にお月さまも出て、初めて乗った屋形舟の中では鮎弁当も美味しかったし、最高の夏の夜でした。いろいろな場所で鵜飼はやっているらしいですが、やはり長良川は一番有名とかで,ここの鵜匠6名は「宮内庁式部職鵜匠」とのことで、このような歴史ある文化はいつまでも残してほしいと思った次第です。鵜舟の写真が上手く撮れていたら後で載せたいと思います。

      
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする