蚊帳にゐて都々逸を聴くその昔 つゆ草
今朝のNHkの俳句は「蚊帳」が題でした。子供の頃、緑の蚊帳の中で寝た記憶があります。その時いつも何だか訳解らない都都逸がラジオから流れていた記憶があります。5,6歳の私には詰まらない音だったのですが、まだテレビを買う前だったので、幼い子供には子守唄でした。蚊帳という名を多分今の子は知らない事でしょう・・。「母衣蚊帳」等という美しい日本語があった昭和の時代の話です。蚊取り線香と対での遠い遠い思い出でした。
又今朝は、「日曜美術館」で人形師ほりひろしという人を知り、衝撃を受けました。その人形の妖しい美しさに魅了させられると共に、自ら日本舞踊の舞踏家でもあり、黒子となり等身大のその人形と踊るのです。多くの舞台や展示会もあったらしく、全く知らなかった自分が情けなくなったりした今朝の事でした。母親程年齢の違う女性と結婚し、亡くなったその女性の魂が人形に込められているのも見て取れ、凄いとしか言いようのない人生像でした。今朝は良い朝でした。
今朝のNHkの俳句は「蚊帳」が題でした。子供の頃、緑の蚊帳の中で寝た記憶があります。その時いつも何だか訳解らない都都逸がラジオから流れていた記憶があります。5,6歳の私には詰まらない音だったのですが、まだテレビを買う前だったので、幼い子供には子守唄でした。蚊帳という名を多分今の子は知らない事でしょう・・。「母衣蚊帳」等という美しい日本語があった昭和の時代の話です。蚊取り線香と対での遠い遠い思い出でした。
又今朝は、「日曜美術館」で人形師ほりひろしという人を知り、衝撃を受けました。その人形の妖しい美しさに魅了させられると共に、自ら日本舞踊の舞踏家でもあり、黒子となり等身大のその人形と踊るのです。多くの舞台や展示会もあったらしく、全く知らなかった自分が情けなくなったりした今朝の事でした。母親程年齢の違う女性と結婚し、亡くなったその女性の魂が人形に込められているのも見て取れ、凄いとしか言いようのない人生像でした。今朝は良い朝でした。