つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2011-02-23 07:30:58 | 日記
父性という愛の深さや初音待つ

もしかして父性愛は母性愛よりその思いは深く気高いものかも知れない。なぜなら母性は感情的で過剰的でどうしようもない方向に走ってしまう事があるけれど、父性の目は底知れない優しさと冷静さと深さを持ち供えていると感じたからです。この醒めたご時世、父性愛に溢れた父を持ったその子は幸せ者です。いつか窪田空穂の父性愛溢れた短歌を詠んだ記憶はありますが、あまり他には知りません。父性愛を心の奥に秘めた人の佳句を先日知り、其の人自身の人間としての偉大さ深さを思い知らされました。
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今日の1句

2011-02-22 07:38:57 | 日記
生命あるもの心して春待てり

昨夜遅くパンダが上野動物園にやって来たとか、それにしても夜中に大勢の人が見に行っているニュースに驚くばかり。来月から一般公開だそうですが、その頃には春らんまんとなって賑わっていることでしょう。私は今はただいろいろ心を整理して静かに春を待つことにします。

パンダ来て春寒し国温まり
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今日の1句

2011-02-21 07:40:25 | 日記
竹馬の出来てボクよりオレになり

昨日ある句会があり私の句は全く駄目でまたまた力不足を感じて落ち込んだのですが、ある方にこの句を選んでいただき救われた思いがしました。我が孫がいつの間にかボクではなくオレと言っているのに気付き、こうやって男の子は成長していくのかなァと思った次第です。この子も4月から1年生です。春は近しです。
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今日の1句

2011-02-20 08:12:19 | 日記
忘れえぬあなたの香り春寒し

昨日は思いの他外が寒かったですね。猫を夫にみてもらって少し外の空気を吸いに上野公園に行ってみました。冬牡丹も冬桜も福寿草も梅も咲いていて春色をそちこちに見つけてカメラを向けたのですがなにしろ寒くこういうのを余寒と云うのでしょう。動物園も覗いてみたのですが、クジャクは青い羽根を閉じているし手長猿も寒さに耐え気炎を発しみな春を待っているようでした。

        手で触れてみたき幸せ福寿草
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今日の1句

2011-02-19 08:26:33 | 日記
春おぼろ泥む想ひを閉じ込めて

夢の中で道に迷い、其のうちに誰を探しているのかも何を探しているのかも解らなくなりただ見たこともない広いところを彷徨っている自分がいてとても空しい気持で目が醒めました。このところこんな夢ばかりみます。毎年春になるのが待ち遠しいのに愁いも必ずあるのも私の常なのです。猫から少し離れたくても離れられず心が苦しい・・。腎臓とすい臓から目も少し見えなくなっていることが解りました・・。
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