おじさんの人生はB級

想いは着実に現実となる。B級の結果の場合もあるけど。

イヤホンの断線修理 2例目 SONY MDR-EX650

2015年05月10日 | オーディオ&ビジュアル
ある日突然、その日はやってきた。
GWから明けいつものとおり、iPodにイヤホンを挿して朝の出勤の時間になった。
ごみを出し終え、radikoを立ち上げ歩き出したが、左から音が出ていない。
とっさに、プラグ端子まわりをこねくると、聞こえ出した。

断線だ。。。
MDR-EX650を購入してから1年3か月弱。
音作りが気に入り、ほぼ毎日お世話になっている。
真鍮のハウジングの色が変色し、使い込んでる感じが出ている。

以前、Victorのイヤホンを修理したので、すぐに自分で修理しようと考えた。
修理までの間を前回直したVictorのHA-FXT90LTDと、SONYのXBA-2SLのいずれにしようかと聞き比べた。
いずれも使っている間は、気に入った音だったのだが、聴き比べてみると違いが分かる。
音の傾向は似ているが、ダイナミック型のFXT90LTDの方がやや低中音が厚めの印象を持っていた。
XBA-2SLはシルキーでフラット。聴きやすいが、EX650に対し低域がおとなしい。
やはりFX90LTDの方が、EX650の代替にはふさわしいかと思いきや、中高音がヒステリックで耳障りではないか。
低域もEX650からすると、おとなしい。
ということで、中継ぎイヤホンはXBA-2SLで決まった。

土曜日に、優勝がかかっている母校の応援を神宮で済ませ(残念ながらこの日は負けてしまった)、御徒町で寿司を堪能してから、オヤイデ電気に向かった。
前回は黒カラーで金属に見えないものだったので、今回は金属らしいものを選んだ。

P-3.5G



さっそく、プラグを切断。


芯線を剥くと、赤、緑、銅線色の3本が現れる。
この場合、赤と緑が左右いずれかで、銅線色がマイナスだ。


色付きの状態では電通しないので、ろうそくの火であぶって色の被膜を溶かす。
銅線色をコールド端子に巻き付けて、それぞれのコードを端子に接触させてみて、左右を確かめる。
今回は、赤が右で、緑が左だった。

はんだ付けの前に、カバーをコードに通しておく。
最初にコールド端子をはんだ付けして、緑、赤の銅線を順番にはんだ付けする。
仕上がりは決してきれいではないが、iPodにつなげてはんだ付け状態を確認したら、出来上がり。


オリジナルのSONY MDR-EX650のできあがり。

これで明日からまたEX650で通勤時間を迎えることができる。
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