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先生を流産させる会

2013年05月01日 19時06分57秒 | 映画
WOWOWで放送されて最近観た映画の感想を書きます。
1つ目は「恋におちたシェイクスピア」で
15年前の作品で、記憶は曖昧ですが、
確か映画館に観に行ったような気がします。
その時はそんなに感動した記憶はないんですけど
今回改めて観たら結構グッときました。

根本的に、好き合っている二人が
なんらかの理由で別れなければならないというのが
好きなんですよね。
それとベースになっている「ロミオとジュリエット」って
もう既にどんなお話か知っているからそうでもないですが
何の予備知識もなく、この話を舞台で観たら
相当感動すると思うんですよね。

ヒロイン役はグウィネス・パルトロウで
今では勘違い発言で、
どうも嫌われセレブの代名詞になってしまっているようですが
この役にはハマっています。
相手役のジョセフ・ファインズは
この頃よく見かけたんですけど
最近あまり見ませんね。
とにかく面白く見れました。

2本目は「ガール」で、つい先ほど観終わりました。
邦画を観終わった後によく感じる
何か気恥ずかしい気分をこの作品でも味わいました。
フィクション・ノンフィクションの別はさておき
わざとらしく見える演出っていうのは何かの狙いなんでしょうか、
いいことは何もないと思うんですが。

主役の香里奈は一見
演技が上手くなさそうなイメージがありますけど
出ている作品ではあまり破綻がないというか
意外に器用にこなすところがあります。
ポジション的にも案外ライバルになる人が少ないのも
重宝されている所以かもしれません。

吉瀬さんは社内でお局様的な立場なんですが
いい女すぎて全く説得力がありません。
自身がCMをしているアリナミンを飲ませたいが為に
つかせた役にしか思えません。
壇れいは上手い下手とか別にして
後に印象に残る役が多いですね。
同性には人気がないみたいですが
間違いなく何か持っています。

監督や出演者は出来上がったものを観て
本当にこの映画、よく出来たなぁ、って思うもんなんですかね。
向井理などやたらと豪華な出演者揃いですが
もう二度と見ることはないでしょう。

そして3本目が「先生を流産させる会」
何ともショッキングなタイトルで
どんな映画なんだろうと期待して観てみましたが
結論から言うと、出オチも甚だしいなぁと。
もっと思春期のアンバランスさが複雑に絡んだ話になるかと思いきや
最終的には一人のサイコパスな女生徒の存在だけが
クローズアップされる展開で
それがメインだと捉えると
そこまで大したインパクトもなく
何を訴えたかったのか全く理解できませんでした。

この猟奇性よりもむしろモンスターペアレンツの
描き方の方がよく出来ている気がしました。
自分の見方が不十分なのか
この作品を高く評価している人に
その見方を本当教えてもらいたいです。
ラストで、変に反省してお涙ちょうだいにしなかったのだけは評価しますが
ここ数年の中ではワーストな映画です。


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