これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

Do As Infinity ”ゆく年来る年インフィニティ11→12”~King of Thirty~

2011年12月30日 22時40分27秒 | 音楽
前回の日比谷公演がイマイチだった為、
イマイチ気分が乗らずに、チケットを確保する機会を悉く
逃したしたまま本日を迎え、
今回は見送りかなぁって諦めムードだったところに
Do Asのコミュの方で3000円で譲ります、の書き込みをみて
でももう書き込みから1時間以上経っていて
とりあえずメッセージだけ送ってみたら、譲ってくれるとのこと。
それから準備をはじめて、17時に会場に着きました。

無事チケットを頂き、整理番号を確認すると200番台と
ものすごいいい番号でした。
なのでほぼ真ん中の5列目位に陣取れて
この前の日比谷では豆粒だった伴ちゃんも
よく見ると香里奈に似ているなぁって
近さで見ることができました。

そんなわけでそんなに期待していなかったのですが
終わってみたら予想外にいいライブでした。
出だしは「構造改革」「冒険者たち」 「メラメラ」 「135」と
立て続けの演奏で
特に「メラメラ」は結構久々でライブハウスには合う曲ですね。

もしかしたらセットリスト期待できるかなぁって
思い始めた矢先に「Desire」で
この曲って2回に1回は聴いているイメージで
別に嫌いな曲ではないんですが
こんなに歌わなくてもいいのかなぁと
いつもの感じに戻っちゃうのかとがっかりしそうな次に
まさかの「ROBOT」が流れてきて、びっくりしました。

ライブ前に聴きたかった曲が「ROBOT」「生まれゆくものたち」「nice & easy」で
ドラムセットに「NEED YOUR LOVE」って書いてあったので
ほのかに期待してましたが、
これだけでも行った甲斐がありました。
実は隠れた名曲だと思っていて
たしかアルバムツアーでしか歌っていなかったと思うので
やっと演奏してくれたかぁって感じです。

そしてもう一つの聴きたかった曲「生まれゆくものたち」も
MCの流れで登場。
この曲もシングルの割に演奏されることが少なく
待望の演奏でした。
その流れでこちらも久々の「夜鷹の夢」で
聴きたかったこともありますが、レーザー光線が伴ちゃんを囲む演出がかっこよくて
今日、一の出来でした。
これとか「空想旅団」とかをもっと演奏した方がいいと思うんですけどね。

後半戦では「君がいない未来」がすごく盛り上がった印象で
この曲は復活後リリースした曲の中では
一番ライブ向きなので定番曲にしてもいいんじゃないですかね。
明日31日とセットリストを変えるって言っていたので
「本日ハ晴天ナリ」なんかは歌わないと思っていたんですが
本編ラストを〆て、終わりました。
2日間で全曲変えてくると思ってましたが
演出や曲を見る限り、半分も変えないんじゃないかと思いました。

アンコールは計4曲で、「Special」は定番曲になりつつありますね。
オーラスは「あいのうた」で
やっぱり年越しはこの曲を聴かないとダメですね、
この曲も隠れた名曲として世間的にもっと話題になっていい曲だと思うんですが
CMとかドラマとかでメディアに流れないですかね。

まぁでも行かないでこのセットリストを見たら
絶対に後悔してましたね。
明日は「nice & easy」をやるかどうかは気になるところで
出来ればやってほしくないですけど
次のツアーもこの調子で行ってもらいたいものです。

小林武史論

2011年12月27日 20時57分37秒 | 思うこと
前々から小林武史って世間的に何で評価低いんだろう、
って不思議でした。
自分が好きなアーティストだけでもサザン、ミスチル、
一青さん、Salyu(Salyuに至ってはつい最近ですが)
のプロデュースをしていて
作詞作曲を全て自分でしていないとはいっても
これだけの人からプロデュースを頼まれる位だから
相当な才能の持ち主だと思うんです。

でもこの前、放送された「情熱大陸」を見て
それが何でか分かったような気がしました。
他の人をプロデュースするのは上手いけど
自分をプロデュースするのが下手くそなんだなぁと。
変な話、これだけ稼いでいるんだから
好きな(得になりそうな)仕事だけして
七面倒くさそうなapの活動なんかしない方が絶対楽なはずで
やったらやったで偽善者だ、なんだ言われて
イメージアップにもつながっていないし
今後もそれは変わらないでしょう。

おそらく本人はとても正直な人だと思うんです、
つっけんどんに見られるのも
本人的には普通で、キャラクターをわざわざ作っていないだけで。
しかしこの前の情熱大陸では
そのマイナスイメージを更に拡大しそうなシーンが満載でした。

まずは、母親と娘だけで酪農している農家に行ったんですけど
そこでその親子と部屋で話をする場面で
親子は地べたに座って、小林武史がソファに座っていました。
言ってみれば彼はお客様なので別に非常識ではないんですが
その親子を上から見下ろすような形になり
何か諭しているように画面上では見えてしまうんですね。
テレビに映っているんだから
ここは絵的にもその親子と同じ高さで座って話をすれば
あんなに偉そうに見えないんですが
誰か言ってあげればいいのに。

あと極めつけが、自分が経営している代々木のレストランで
(おそらく)11月に行ったSalyuライブの打ち上げをしている
シーンがあって
どうも人数に対して料理の量が多かったらしく
食べきれないほどの残飯がテーブルに残ってしまい
それに激怒したらしく、店長らしき人を呼び出し
「何、考えているだ~、やめちまえ」と
ものすごい剣幕で怒鳴り散らしていました。

自分も宴会とか飲み会で、バカバカ料理が出て来て
最後に食べ残すのはとても不愉快なので気持ちは分かるし
ましてやここのオーナーなんだから
そこを注意するのは当たり前だと思います。
でも他のお客さんのいる前であんなに怒るのはひどいし
ちょっとしたパワハラに見られてもおかしくないほどです。
Salyuも打ち上げなのに気分悪いでしょう、あれじゃ。
しかもテレビで放送されるんだから
この店長、全国的に恥をさらされているわけで
そんなことをすれば自分だってイメージ悪くなるって
考えないんですかね。

あそこはバックヤードかなんかに呼び出して注意して
スタッフの人にどうしたんですか、って聞かれたら
「こういうわけで注意しました」って後から話したら
こういう上司はいいなぁとか思われるのに
本当に損をしていると思います。

あとこれは個人的な意見ですが
離婚した経緯とかもそんなに詳しくじゃなくてもいいから
少しは話した方がいいんじゃないかって感じました。
そういう弱さ的なものを見せないと
何か機械的な感じになってしまいますよね。

情熱大陸はほとんど見ないのであれですが
他の人の意見を見ると、
「これだけ好感度の上がらない回も珍しい」そうで
やっぱりみんな同じように感じるんだなぁって。
お金はたくさん持っているだろうから
ホンマでっかTVに出ている
重田先生とかにイメージを良くするレクチャーをしてもらったらいいと
思うんですけどね。

私の2011年ベスト1

2011年12月26日 18時14分30秒 | 思うこと
年末も押し迫ってきて去年に引き続き
本年の様々なジャンルの私的NO.1をまとめておこうと思います。

★最優秀作品賞★

「Liberty」Salyu

他にはaikoの「ずっと」、miwaの「春になったら」も結構好きで、
しかも今年の曲ではなかったのですが
今、一番聴いていたい曲はこの曲です。
作曲は小林武史ではない人ですが
Salyuの良さを(聴き始めたばかりでエラそうですが)すごく引き出していて
あっぱれとしかいいようのない出来です。
歌詞はSalyu本人で、全然読み取れてはいないんですが
これが曲にぴったりで
作詞の能力も相当あるなぁといった感じです。

★ベストアルバム賞★

「guitarissimo」miwa

音楽的な完成度とかからしたら多分大したことはないような気がするんですけど
ふとしたときになぜか聴きたくなるアルバムです、
とはいってもレンタルしただけなんですが。
特に「春になったら」はもっとブレイクしていい位の曲
なんですけどね。
ファーストアルバムで、次回のアルバム以降、
いきものがかりのようにステップアップしていければいいのですが
このアルバム以降のシングルがあまりふるわないだけに
少し心配です。

★ベストライブ賞★

「いきものまつり2011 どなたサマーも楽しみまSHOW!!!」いきものがかり

今年も30本近くのライブを観に行き
他にはミスチルのSENSEツアー、Bzのペプシライブ、
Superflyのアリーナツアーなども
相当いいライブだったんですけど
今年1を選ぶとしたら、このライブになります。
正直、まだスタジアムライブは早いんじゃないかと危惧していましたが
そんな心配はさにあらず、見事なステージを届けてくれました。
こういう屋外野球場のライブって最近あまりなく
この施設の大きさ、解放感、などの良さを最大限に生かした見事な演出でした。
もちろん、聖恵ちゃんの観客を引っ張る求心力も
このライブで実証されました。

★最優秀アカデミー賞★

「キック・アス」

この作品も厳密には今年の作品ではありませんが
一番心に残っている映画です。
スパイダーマンやバットマンなどと同じアメコミヒーローものですが
それらよりもより人間くさく
(そもそも特別な能力は何もないんですが)
見ていて痛いシーンが多く
こういう映画を撮れる人って映画が好きなんだろうなぁって思います。

★ベスト演劇賞★

「おしまいのとき」ポツドール

先日、WOWOWで放送されて、録画したまままだ未見ですが
モザイクをかけないでどこまで放送したのか
気になるところではあります。
(初日はヘアもみえていたみたいです)
さっきのキック・アスもそうですが
見ていて痛さを感じるものは後々まだ残ることが多いです。
かといって刺激性だけの話だと不快なだけですが
考えさせられる内容だとより深く感じられます。

★最優秀主演女優賞★

武井咲

どの作品が良かったとかではありませんが
「GOLD」を見て、絶対ブレイクするって予想して
本当に今年ブレイクしたので、
そのお祝いを兼ねて。
演技も特に上手いと思わないし
事務所の力ももちろん強いんでしょうけど
露出が増える度に洗練されてきているのは事実で
それだけのポテンシャルを持っていたということです。
逆にCMが増えすぎたので
これが減っていくと人気がなくなったと思われるのが不安なところです。

★ベストセラー★

「トラウマ映画館」町山智浩

つい最近読んだ本で
よくある映画批評とは違った視点で
筆者自身の心に残っている映画を紹介している本です。
ハリウッド映画とは一線を画す
癖のある作品ばかりで
そのタイトル通り、見たらトラウマになりそうなものばかりです。
本文を読んでいると、その映画をすごく観たくなるし
(でもほとんどの作品はDVD化すらされていない)
何より筆者が本当に映画というものが好きで
見る目や分析する能力が高いなぁと敬服できます。

B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-

2011年12月25日 22時32分03秒 | 音楽
只今、帰ってきました。
前回のツアーから席は当日にならないと分からないシステムで
整理番号があまり良さそうでない番号だったもので
あまり期待していませんでした。
入場口が20ゲートで、野球をみるときは
ここは1階のスタンド席に当たる場所なので
最悪なことはないのかなぁと22日、24日に行った人の
座席に関する書き込みを見ると
40ゲート(普段なら2階席)でもアリーナの人がいたり
逆に20ゲートでも2階の人がいたりと
入場ゲートは全く関係ないことらしく
昨日からドキドキしていました。

そしていざ入場する段になって
券を引き換えると、そこには「アリーナ」の文字が・・・
C14ブロックという中々いい場所でした。
ちょうど左側に通路があり
ステージまでの間に人がいないスペースが大きくてすごく観易くて
今までBzライブでは良席って少なかった中で
ベストに近い席でした。

良かった点はそれで、イマイチだった点は
アリーナツアーとセットリストがあまり違わなかったことですかね、
てっきり半分以上は変えてくると思っていたので
結構がっかりでした。
演出もさほど変わらず、元々曲順はそんなに覚えていなかったのですが
かといって流れてくれば記憶も甦るもので
そこは残念でした。

でもアリーナのときよりもステージに近い席で
セット事体はもちろんアリーナのときよりも巨大だから
映像なんかは迫力があって
それは良かったです。
アリーナから追加された曲は「BE THERE」「BLOWIN'」
「いつかのメリークリスマス」の3曲で
「BE THERE」はセットリスト全部一緒かなぁって考えていた矢先だったので
びっくりしました。

「いつかのメリークリスマス」はCMでも流れているし
季節的にも歌うかなぁって思ってましたが
中々歌わないのでやきもきしました。
ただ忘れているだけかもしれませんが
この曲をライブで聴いた記憶がなかったので
しみじみ聞き惚れていました。
こう振り返ってみるとレア曲ぽい曲は今回はありませんでしたね。

そして前回のドームに続き、今回もフライングステージの登場に
場内は湧き上がりました。
最初からレールも引かれていたしやることは分かっていても
実際ステージが向かってくるとテンション上がりますね。
真横にきたときは結構ステージに近い場所だったので
(すぐに通過してしまうんですが)
メンバーがこちら側に来てくれると
本当に近く感じます。
アリーナDの付近で、松本さんがピックを
シェーンがスティックを客席に多数
投げ入れていたので、羨ましかったです。

2013年が25周年なので
来年は大きなツアーはやらない気がしていますけど
どうなんでしょうね。
帰ってきたらちょうど、FCからクリスマスカードが届いていて
クリスマスらしいことは何もしていなかったけど
ささやかなクリスマス気分を過ごしています。
そうそう、カメラが多数入っていたので
今日のが映像化されるっぽいです。

ライブの醍醐味

2011年12月23日 19時29分32秒 | 音楽
今日、一青さんが出演していた「ソロモン流」という番組を見ましたが
結果的にはイマイチなものでした。
インタビューの内容自体、今までに知っていた内容に近くて
「情熱大陸」同様、そもそもリスペクトするように作られているので
表面をなぞっただけの印象が強く
ナレーションも褒め称えるものばかりで
事実とは厳密に違うようなこと(全ての公演が完売しているとか)もあって
原発の報道に違和感を覚えている一青さんが
これを流してしまっているのはどうなんだろう、と思いました。

一番良くないのは、放送日にはまだツアー中だったにも関わらず
その模様を結構な曲数、映してしまっていて
まだコンサートに行っていない人には不親切な内容でした。
ただ一つ、来年発売するカバーアルバムの会議で
武部さんが「最近、(カバーアルバムが)多く出されているから
どうなんだか」って本音を言っていた所は面白かったです。

本題に移りますが、自分は本来、お金を使うとき
物で残らないと損した、と考える方で
旅行だとか食事とか交通費などに大金を使うことに抵抗を感じます。
なのでライブなどもそれに当てはまるはずですが
これだけはお金を払うことにほとんど抵抗を感じません。

客観的にみると、1回きりのライブに
いつでも聴けるCDアルバムの倍、下手したら3倍もするほどの
お金を払うのは理屈に合いません。
ライブっていうのは宗教の集会みたいなものに
近いのではないかと思います。
幸福の科学って東京ドームを借り切って講演したことがありましたよね、
端からみたら何であんなのに参加するのか理解しがたいでしょうが
あそこに参加する人たちは何かに陶酔したいのではないかと思います。

Bzのファンサイトに、あまりファンじゃない人を連れて行ったら
その人からBzの信者みたいだって言われた、という書き込みがあって
これは案外、的を得ています。
演奏者は教祖様で、それに陶酔したい自分達がいます。
3000円もするパンフレットやTシャツを買うのも
壺や数珠を買うのとさほど違いはありません。
だからライブに行ったら、何も考えずに
浮かれまくった人の方の勝ちなわけです、
恥とか外聞とか気にしないで。

もし宗教にハマって抜けられない人がいたら
その人が熱狂しそうなライブに連れて行って
どうせお布施するならこっちの方がいいんじゃない、
って思わせるように仕向けたいところです。

教祖様を神聖化し続けたいタイプと
より詳しく知りたいタイプに分かれるのですが
自分は前者なので、プライベートを知りたいとはあまり思いません。
街角で偶然会う位が一番いい関係性だと思っていますが
より近い関係を望む人ももちろんいるでしょう。

これだけ経験してきたら飽きそうなものですが
今でも様々な発見があるし、もちろん快感も覚えるし
やっぱりライブは自分にとって宗教なんだなぁって思います。
これからも陶酔させてくれるライブに1回でも多く行きたいです。

aikoは頑としてガラケー派!!

2011年12月22日 19時39分34秒 | 思うこと
(アイフォン使っている人は読まないでください)



山下達郎のクリスマス・イブが流れて
人を待っている新垣結衣がCMに映っていたので
JR東海の「クリスマス・エクスプレス」が復活したのかと見ていたら
終わり間際に「モバゲー」の文字が・・・
久々に分かりやすくがっかりしました。
あそこの社長とか役員の人たちって、
「こんなしょぼいゲームで金使ってバカだなぁ」
って本音では思ってますよ、絶対。

何かdocomoもアイフォンを販売する予定と
報道されていましたが、
そこまでへりくだるのは情けなすぎます。
街を歩いても、もはや半数以上はスマホを使っているような状況で
芸能人もイケないんだよな、
使っている携帯を映すときって
みんなスマホばかりだから
流行に乗りやすい人はそちらを選んじゃう結果になってしまいます。

そんな中で反旗を翻してくれたのが我らのaikoで
最新のFC会報の裏表紙に
携帯使っているaikoが映っていて
その下に「aikoは頑としてガラケー派!!」と書かれていたわけです。
これにはうれしくて、更に忠誠心が高まりましたよ。
aikoの吹き出しで「これでええんちゃう?」って
書かれていたんですが
まさにその通りで、本当に必要として使っているのかと。

なんか多くの人がこれを使ってないと古いと思われる、
って危機感で使っている人が多いんじゃないかなぁと。
髪のカラーリングとも共通することですが
みんながしているからしておこう、という
雰囲気が伝わってきます。
今では髪が黒くてガラケー使っているだけで
この人、ポリシー持っているなぁって思うようになりました。

スマホでもアイフォン以外のを使っている人は
(外見からはどれがどれだかさっぱり分かりません)
まだその人の意思を感じられるんですが
アイフォンにいたっては踊らされている人としか見えません。
踊らされているというと
「家政婦のミタ」を最終回だけ見た人も相当なもんですね、
たぶん初回から見ていた人としたら
逆にムカつくんじゃないかなぁ。

Salyuに首ったけ

2011年12月21日 20時23分14秒 | 音楽
今年も様々な音楽にふれて、
一番のサプライズがSalyuです。
今までのパターンとして
テレビやCD店でこの歌、いいなぁって
それから好きになっていくことが多くて
このように前々から知っていた(曲も聴いていた)
アーティストを好きになることは
あまり記憶にありません。

そもそものきっかけは
先月の東京国際フォーラムのライブで
声そのものだけでこれだけ魅了されることは経験がありません。
曲の方もそれまではポップ感が少ないと思っていましたが
生だとそんなことはなく
終わった後は満足の極みでした。

それからコミュなどで色々な書き込みなんかを調べてみると
昔はもっと神がかった歌声だったとか言われる方もいて
去年の夏までのめざましライブでは
公演後にCD買った人に、握手会やサイン会をしていたということで
つくづく気づくのが遅すぎた自分に憤りさえ感じます。

過去には戻れないので、
とりあえず来年のツアーのチケットに申し込んで行くことにしました。
来年発売されるアルバムのツアーになりますが
そのCDも既に予約しました。
(このアルバムには東京国際フォーラムの映像が
初回特典でついてきます)

現時点でそのライブで聴きたい曲ベスト3が次の3曲です。


3位:風に乗る船

2位:LIFE

1位:Liberty


いずれの曲も11月のライブでは聴けなかった曲で
逆に言うとこの3曲がないのに
あれだけの満足感与えてくるというのはすごいことなんですが
この3曲は自分の中ではまた一段高いレベルにあります。
どの曲もシングル作品なんですが
今までこの存在を知らなかったのが信じられません。

「LIFE」はサビからの盛り上がりが秀逸で
おそらくポップすぎて元からのファンの人からは好かれなそうな気がするけど
こういう曲も5曲に1曲位は歌ってもらいたいです。
1位の「Liberty」はCDで聴いてもすごいいいのですが
You Tubeのライブ映像を見ると
このすごさが10倍にも膨れ上がって
これが生で聴いたら、更に10倍は感動できるのは間違いなさそうです。

その妹

2011年12月19日 20時56分15秒 | 演劇
劇場の世田谷パブリックシアターは最近よく行く劇場で
テレビに出ているけど、実力もありそうな役者さんを
上手い具合に出演させて
お金を払ってでも観たくなるような公演をよくやってくれます。

原題は、武者小路実篤が100年前位に書いた戯曲で
大雑把に言うと、戦争で盲目になってしまった元画家の野村広次が
妹と共に叔父夫婦に厄介になっているが
その叔父の上司から妹を嫁に欲しいという申し出があり
その上司の息子、相川三郎は素行が悪く
嫁には絶対行かせたくない。
でも嫁がせなければ、叔父夫婦から援助を受けられなくなるので
困窮してしまうし、さてどうするか、
といった内容です。

主人公の野村広次を演じたのが市川亀治郎で
市川って付いているので歌舞伎の役者さんかと思われますけど
自分は知らない人でした。
盲目の役で、特に眼帯などはしてないから
会話していても目線を相手に合わすことができない為、
客席の方を見つめて話たりしていて
これは結構大変だろうなぁと思いました。
集中して意識していないと自然に視線が普通に戻ってしまうでしょうね、
セリフや演技もしなきゃいけないのに
これは相当の負担です。

野村の妹役の静子を演じるのが蒼井優で、彼女が一番の注目ポイントです。
しゃべり方が独特で、自分は黒柳徹子を想像しました。
目の見えない兄貴を世話しなければならないので
もちろんとても大変なのですが
野村が昔好きだった女性(今は親友の奥さん)のことを話すときに
嫉妬するような仕種が見えたので
家族としてよりももうちょっと強い愛情があったのではないかと
感じました。

この野村兄妹を金銭面で援助するのが段田安則演じる
雑誌の編集者である西島で、この3人の出番が非常に多くなっています。
はじめは野村兄妹を不憫に思い援助していましたが
途中から静子に恋心を抱くようになってしまい
己の経済状態が悪くなるまで支援することになります。
劇中でも野村から、
「静子のことが好きだからそれだけの援助をしてくれるんだろう」と
尋ねられて、否定はしますが
男心からすると間違いなく静子ありきだろうと思います。

別に援助したから付き合え、とかそこまでの話じゃなくて
好意をもった人から感謝されたりするのは
気持ちいいじゃないですか、誰でも。
でも終盤に西島が静子にキスをしようとしたら
可哀想にすごい拒否られてましたけど・・・
それに援助を止めたら、自分が好きな人がろくでなしと
結婚しなきゃならないことになったら
中々やめられないですよね。

今ではあまり考えられないけど
当時としてはこういう家の関係で結婚させられることって
普通にあったんでしょうね。
でもそれまで会ったこともない人といきなり夫婦にさせられて
夜の生活を営むのってどんな気分なんですかね、
自分が女だったらまだ貧乏の方がマシだけどな。
しかも昔は男尊女卑な風潮が強かっただろうから
変な人と結婚したら虐げられそうだし。

置かれている状況を見れば、野村兄妹はもちろん同情されるべき
人々なんですが、
ずっと芝居をみていると、そうでもないような気になってきました。
それはこの二人があまりにも自分たちだけの世界に入ってしまっていて
援助していた西島すらも感謝はされているにしても
ないがしろにされている感じで
終盤では静子に怒られていたりしてます。
奥さんからも呆れられるし
この西島が一番可哀想に感じました。

他の出演者として秋山菜津子さんや鈴木浩介も出ていましたが
出番がとても少なかったので
他のあまり知らない役者さんでも良かったんじゃないかなぁって
思いました。

鬼束ちひろ CONCERT TOUR 2011「HOTEL MURDERESS OF ARIZONA SHOW」

2011年12月17日 22時05分29秒 | 音楽
鬼束ちひろはアルバムをレンタルする程度にしか聴いていなかったのですが
数年前、福祉施設の実習の時に同じ班だった子が
鬼束ちひろのファンで、一人でもライブに行く位、好きだって言っていました。
見た目はまあまあ可愛くて、付き合っている人がいることには当然だと
思っていたのですが
その彼氏にバイト代を貢いでいるという話を唐突に聞かされて
びっくりしました。

大体月10万円位の稼ぎをほとんど渡しているということで
相手の歳は聞きませんでしたが、彼女は22歳で
ましてやルックスも結構いいのに何で?って疑問でした。
看護婦さんや福祉の仕事をしている人は
他人を助けることが生きがいみたいなところがあって
こういう共依存になる人が多いとは聞いていましたが
現実に目の当たりにすると不思議な気分でした。
これで別れた方がいいとか説得すると
余計に執着が生まれるので何も言いませんでしたけど
今では幸せに暮らしているのでしょうか。

そんなこともあって鬼束ちひろのファンは
精神的に変わった人が多いという偏見があって
今日行ってみましたが別に普通そうな人ばかりでした。
チケットはヤフオクで1400円で買ったので
もちろん2階の上の方でした。
東京国際フォーラムAは来る度、感じることですけど
観客の立場に立った作りをしてないなぁって。
自分は座高が高くも低くもありませんが
ちょっと猫背になるとステージが手すりに邪魔されて見えずらくなるし、
席間も狭くて居心地がよくありません。

肝心のライブですが、
これほどお客さんに媚を売らないライブもないなぁと思いました。
理由1、スクリーンがない
もっと狭いホールならわかるんですけど
こんな大きな会場でスクリーンがないので
最後までどんな顔しているか全く分かりませんでした。

理由2、MCらしいMCがない
曲間に思いついたようにしゃべることもあるんですが
まとまったMCは最後にちょっとあった位で
こんなに少ないのははじめてに近いです。

でもその曲間のしゃべりが結構面白くて
まず曲が終わってシーンとしている中、
「何かしゃべって」と一言。
それで会場の女性が「可愛い」っていうとそれに応えるだけど
男性が「好きです」みたいなことを言うと
「お前はしらん」って返しが秀逸。
最後の「Beautiful Fighter」の前に
以前所属していた東芝EMI時代の曲で
「忌々しいEMI時代の曲なので、歌詞間違えるから」と
「い(E)ま(M)い(I)ましい」に掛けたのかどうか知りませんが
ここまではっきり言う人も今時いないですよね。
今の所属レコード会社ってフォーライフミュージックで一青さんと一緒だけど
問題があったところの受け入れ先みたいになっているのでしょうか。
あと最後の「次のライブの予定は」の質問に
「ない」と一言で〆る感じとかは好きです。

理由3、演奏時間が短い
これには本当びっくりしました。
ライブもこれからってときに
「次が最後の曲です」ってここまでたったの11曲で
時間も1時間ちょっとしか経っていないっていう、
いつもこんなに短いんですかね。
結局アンコールを含めて14曲で1時間20分程度で終わってしまって
本当のファンの方々はこれで満足できるのかなぁって。

演奏はピアノのみで、歌う方にはこれはプレッシャーのように思いました。
他の方の書き込みを見ると、音程がずれていたとか書いてあったんで
実際そうなんでしょうけど、そういうことはあまり気にしないんですが
その緊張感が客席まで伝わってきて
落ち着いて見ていられない感じがしました。
自分は古いアルバムしか聴いていなかったので
知らない曲が多かったんですけど
いい曲だと思いました。

今日はじめて生で観覧してわけですが
もしかしたら椎名林檎よりも才能があるのかもしれないと思いましたが
あの奇怪さがそう思わせるだけで
はっきりしたことは分かりません。
ただこの歌声は好きになったらやみつきになるだろうなということは
想像に難くありません。
彼女が歌うから成立するのであって
いくら歌が上手い人が歌っても
この世界観に近づくことは難しいのではないでしょうか。
とにかく面白い体験をしました。

一青 窈 Tour 2011“瞬き”

2011年12月16日 23時24分28秒 | 音楽
こういっては何ですが、今回のツアーはあまり期待していませんでした。
会場もそんなに大きくないホールで
ステージ上が広くないので
大規模なセットも組みにくいし
演出も質素になりがちだからです。

かつしかシンフォニーヒルズははじめて来ましたが
この手の区の施設としてはいい部類に入るのではないでしょうか、
席もまぁまぁ広くて、音響もよく感じました。
そんな感じで席に腰かけていると
隣の席に30代前後の若夫婦が入ってきて
しかも2~3歳の子連れでした。

チケットには3歳以下は無料って謳っていて
それも悪いと思うんだけど
どう見てもこのコンサートを理解できない
しかも泣き叫んだりするリスクのある子供を連れてくるか全く理解できません。
ずっとスタンディングするようなライブだったらまだマシですが
一青さんみたいにじっくりと聞くタイプでは
多少のぐずりも集中を乱されます。
開演前に危惧していたほどは泣いたりしませんでしたが
変なところで手拍子したり
イライラする箇所が何回かありました。
こういうときは、託児所なりおばあちゃんなりに預けるのを
義務づけてもらいたいです。

最終日のせいかカメラが入っていました。
最近のツアーでも最終日にカメラが入っていて
でも映像化されることはなく、もう出ないのかなぁって思っていましたが
デビュー10周年に合わせて
過去のコンサートも続々リリースするかもしれませんね。

先ほど、セットや演出は期待できないと書きましたが
ツアータイトルの「瞬き」にちなんで
目のオブジェが組まれていて
その瞳の部分がスクリーンになっている
中々考えたセットでした。
それにオープニングの映像が
ヌーベルバーグ(後に「りんご追分」にときに言っていた)風の
映像がかなりカッコ良くて
ここにきて期待が膨れ上がりました。

1曲目は「てんとう虫」で、意外に演奏されることは少ない曲で
聴きたかったこともありましたが
初っ端で歌うのはもったいないかなぁっと感じました。
「影踏み」「栞」と好きな曲が続いて
それは良かったのですが肝心の映像は
そんなにパッとしたものではありませんでした。
「ドミノ」(結構歌われるので他の曲の方が聴きたかった)
「凧揚げ」 「受け入れて」とセットリストが良かったのですが
演出があまりなく最初の期待はしぼみかけました。

次が美空ひばりのカバーを歌うとMCにあり
ただでさえカバー曲はそんなに好きじゃないので
どうかと思っていたら、これがいい意味で裏切ってくれました。
子供の頃にみた映画の影響で
ヌーベルバーグ風の「りんご追分」で
これがものすごくイケていました。
元々フランス映画とかはおしゃれすぎて好きではありませんが
コンサートの演出で使うには相性がよくて映像がとても良く
一青さんも衣装を着替え、
黒い帽子でミステリアスな雰囲気を醸し出して
こういう一種芝居的な演出をやらせたら天下一品です。

ずっとこの世界に浸っていたかったのですが
曲が終わるとMCに入ってしまい
そこで流れがぷつっと切れてしまいました。
あそこは次の「愛燦々」を先に歌って
「りんご追分」そして流れで「Final Call」っていったら
相当カッコ良かったのになぁと残念でした。

後半は最近恒例のお笑い曲「いたこ」の流れで
「冬めく」ではこちらも恒例の会場の練り歩きがあって
次の「アンモナイト」が普段よりアッパーな仕上がりで
照明もよくて
今までで一番好きなアレンジでした。
ここらへんで会場が温まったのですが
次が「もらい泣き」で、この曲ってテンポがそんなに速くないから
この順番で歌うのは違うと思うんで
「メイク」か「ウラハラ」で続けてもらいたかったです。

「りんご追分」以来、映像を使った演出がなかったのですが
「らぶれたぁ」でようやく再開し
この映像が一青さんが「らぶれたぁ」の歌詞をノートに書くところを
映しているのですが
この演出が効いていて、数倍よく聴こえました。
本編最後の「うんと幸せ」も映像があり
こちらも歌詞が流れるのですが「ばらばらに落ちていっても」
の「ばらばら」の部分が実際にばらばら落ちていったり
一青さんの目やヌーベルバーグ調の映像が使われていて
全編、この世界観で通してくれたら
もっと素晴らしいものになったものと個人的には思います。

周る会場からして、近所のホールでコンサートやるみたいで
「ハナミズキ」の人が来るから行ってみようという人を
ターゲットにしていることもあるから
それに対しては合っている内容でしょうけど
「Key」や「花蓮街」のような一青さんでないとできないような
コンサートを見ているものとしては
正直食い足りない部分はあります。
これが1回きりの単発ライブならきっと満足できると思うのですが。

5月からは追加公演が決まったそうで
う~ん、秋になってもいいから新たなツアーを組んでもらいたかったなぁ。
曲や演出もそんなに変えてくるとも思えないしどうなんだろうなぁ。

ポルノグラフィ

2011年12月16日 10時49分11秒 | 演劇
アーティストの「ポルノグラフティ」ではありません、
先日観に行ったお芝居の題名です。
恵比寿エコー劇場というこれまた行くのが初めての劇場で
一瞬、道に迷いそうになりました。
印象としては、椅子が古くて
しかも隣の人との距離が近いので
ちょっと大柄の人が座ったら腕が当たること必至です。

観に行ったのは毛皮族の町田マリーさんが出演するということ以外
何もなくて、
チラシをみたときから
あんまり自分とは合わなそうなお話かなぁって想像していたら
まさしくそうでした。

元々、「サイモン・スティーヴンス」という人の戯曲で
イギリスが舞台となっています。
2005年7月にロンドンで起こった地下鉄・バス連続爆破テロ事件の
数日前の群像劇で
とはいってもそのテロ事件を直接描いた話でもないので
なんでわざわざテロ事件のことを
前面に出しているのかが分かりませんでした。

8人の登場人物がいて、1人は実行犯で分かるのですが
残りの7人が、このお話の後々のテロの被害者かと
最初は思いましたが、特にそれを匂わす表現もなく
ただ単に事件が起きたイギリスにいただけの人だったようです。
実行犯を除く7人の内訳は
近親相姦にふける姉弟、報告書の作成に追われるキャリアウーマン、
女性教師にしつこくつきまとう男子生徒、
教え子を部屋に連れ込んだ大学教授、孤独を愛する老婦人
とこれだけ聞くとショッキングな内容を想起させますが
それほどでもありませんでした。

それぞれ登場人物は悩みや苦悩を抱えているわけですが
なんでそうなったか意図的にか
あまり開示されなくて
感情移入しづらい状態にありました。
実際に見たことはないのであれですが
ヨーロッパの舞台ってこんな感じなのかなぁとは思いました。
エンターテイメント性は排除して
シリアスな方向性に持っていって
詳しくは語らずに、お客さんに考えさせるみたいな。

映画でもハリウッド作品に比べて
ヨーロッパのものってこんな雰囲気あるし
正直、苦手です。
シリアスならシリアスで構わないんですが
内容は分かりやすくて、でも奥が深いって
してくれないと、お金を払って観に行っているわけですからね、一応は。

そんなわけで町田マリーさんだけ観てればいいモードに
途中から切りかえて
出演者の人が劇中は掃けないで
ずっと舞台上にいてくれたので
それは良かったところです。
でもシリアスよりコメディな役柄の方が好きだな、
2月の「墓場、女子高生」の方はそういう舞台になりそうなので
期待しています。

女の平和

2011年12月14日 17時45分06秒 | 演劇
先週から今週にかけてお芝居を3本見たので
それを小出しに書き留めます。
まずはじめは「女の平和」という舞台で
毛皮族の江本さん作・演出で
なので毛皮族の柿丸さん、延増さん、高田さんも出演していました。
一応主役扱いで安藤聖さん、
あとは若い女優(タレント?)さんが20人以上出ていました。

劇場は俳優座劇場という六本木通り沿いにあって
普段はこういう軽いお芝居はやらない雰囲気です。
はじめて行きましたがステージが広くて
こういう大人数が出演するお芝居にはいいのでしょうか。

元々、アリストパネスという人の原案があるお芝居みたいで
そちらの原作は戦争するのを辞めさせるために
戦士の奥さんたちがSEXストライキするというお話らしいのですが
その話とは全く関係ないように思えました。
平たくいうと、女子高生が遠足で芋ほりに来て
雪山に遭難してしまい、最後はお互いに戦闘状態に入る、
といった感じでしょうか。

毛皮族のお芝居を何作か見ているので
この不条理な感じにはあまり違和感がありませんでしたが
若手の女優さんたちの演技にはドキドキしました。
もしかしたら知らない人ばかりなので
演技があまり上手くないという先入観があるのかもしれませんが
ここは笑わそうと思って言っているセリフだなぁ、と思っても
客席が静まりかえっていることがあり
その度にステージ上の彼女たちの心中を慮ると
やるせない思いでした。

出演者と同じ事務所の友達が舞台の感想を書いているのを
数点見かけましたが、感想の短さからしても
社交辞令だなぁと感じました。
大体、毛皮族の舞台にああいう人種の人たちは
あまり見かけませんしね。
でも数名はこのまま舞台に出続ければ
面白い存在になりそうな人もいて
何年かしてまた再会できればいいなぁと思います。
見た目はみんな可愛かったです。

芸能界で生き残っていくには様々なやり方があるでしょうけど
AKBに代表されるようなアイドルでいくのか
舞台やお芝居に活路を見出すのか
それともお笑いやひな壇などのタレント活動で残っていくのか
結構難しい問題ですよね。
特に30歳を超えるとルックスだけで突き進むのはほとんど無理で
今年もたくさんあった結婚に逃げるしか
他ないのかなぁと思うと、芸能界はあまり美味しくないなぁって。
モテても複数の人と付き合うわけにもいかないし
かといって普通にOLになるのも大変だし。

結婚でいうとほしのあきは上手くやったなぁと
あまりにも明け透けすぎて笑っちゃうけど
スザンヌはわざわざいばらの道を進まなくてもいいと思うんだけどな。
野球選手として復活するしないは別にして
元の奥さんから慰謝料もらってないって訴えられているのはいただけないし、
どうみても性格いいようには見えないんだけどな。
後ろ盾の紳介もいなくなったし、
来年以降どうなっちゃうのかな。

福原美穂「Live In Music Vol.3」

2011年12月13日 19時28分07秒 | 音楽
去る12月11日に福原美穂さんのライブに行ってきました。
今年の5月に一青さんのライブのチケットを取るため
今回の会場のビルボード東京の会員になっていて
1年間で切れてしまうので
何かもったいないなぁと思っていて
スケジュールを見ていたら日本人のボーカリストで
気になってYOU TUBEで検索したら
結構いい曲だったので行ってみることにしました。

東京ミッドタウンはクリスマスムード一色で
日曜日だったせいかイルミネショーンを目当てだった人も多く
夜でも結構なにぎわいでした。
今回も自由席で整理番号が遅く
前から4番目のテーブル席でした。
自由席は5列テーブルが並んでいて
4列目と5列目は天井が低くなっていて
これはどこの会場でも一緒ですけど
音響が悪くなる感じがする+圧迫感があって
結構マイナスです。

会員だとワンドリンクサービスで
ティラミス食べようかと思ったけど
贅沢しすぎだと思って結局やめて
ちびちびノンアルコールカクテルを飲んでいたわけですが
隣のカップルが次から次へと食事を注文していて
エビを焼いたやつやら豚肉やら普通のディナーのノリで食べていました。
ここらへんは人の価値観が如実に現れますね~、
いくらお金持っていても、
もったいなくてあんな注文(推定1万円程度)できないもんな、絶対。
あとバーニャカウダ(1900円)も注文していたんですけど
あれってそんなに食べる価値あるんですか~、
何かおしゃれをアピールしているだけのようで好きじゃないです。

食事はともかく、ここに来ると
確実にプルジョア気分になれます。
ホール、アリーナ、ドーム、ライブハウスと
様々な施設がありますが
ステージ自体が低いこともあるし
生な感じを一番味わえる会場で
この感触を感じるために入場料を払っているといっても過言ではありません。
なので普段ライブに行く位、好きなアーティストが
ここのステージに立つとしたら
行くのは当然位で、そうしない人が信じられないほどです。

正直、今回は知っている曲が半分もなく
すごくノリノリになることも、眩暈がするほど魅了されたわけでもないですが
ボーカルの声量が凄まじく
歌の上手さだけなら日本でも有数の人じゃないんですかね、
他の人が言っていましたが
これで売れない日本はおかしいのかもしれません。
曲自体もなかなかいいのですが
もっとキャッチーな曲が1曲あればブレイクするような気がします。

R&Bは興味がなくてむしろ嫌いなジャンルですが
彼女が歌うものはチンケな感じがしなくて
自分みたいなものでも気に入りました。
クリスマスプレゼントということで
マライア・キャリーのAll I Want For Christmas Is You(恋人たちのクリスマス)
を歌ってくれましたが
目をつぶってこれだけ聴いたら
マライア本人が歌っているんじゃないかって勘違いしそうです。

まだまだ若く、これから伸びる雰囲気も醸し出していて
今度はライブハウスで見てみたいです。
それまでに全部のアルバムを聴きこんでおこうと思います。

不幸せのリスクを減らす

2011年12月06日 20時52分00秒 | 思うこと
とある心理テストで、

あなたは魚屋を経営しています。
3件隣の家も魚屋をしていて、長年の敵対関係にあり、
すごく仲が悪いです。
あなたの月の売り上げは60万円で
隣の魚屋は40万円です。
もし他の土地にお店を移したら売上は80万円になりますが
隣の魚屋は100万円になります。
あなたならどうしますか。

という問題があって
いわゆる囚人のジレンマなんですけど
お店を移すと答えた人の方が幸せになれる考え方をしているそうです。
まぁ普通に考えれば20万円売り上げが増えるわけですから
当然といえば当然ですが
これはあくまで机上だからそう思うのであって
現実にこのようなことがあったらどうでしょう。

ある側面からしてみれば、自分たちが引っ越しやら何やら苦労するのに
何もしない隣の魚屋をみすみす儲からせることになります。
それが好意的な相手ならまだしも
敵意を持っている人間に対してですから
それは一筋縄ではいきません。

このようなことは結構日常に潜んでいて
これは極端な例ですが
自分の身内が殺された場合もジレンマがあります。
もちろん加害者が憎いのは当たり前ですが
何をどうしようと亡くなった人は戻らないわけで
加害者が罪を償おうが反省しようが
そういった意味では何の効力も持ちません。

死後の世界がないと仮定して考えるならば
自分の幸せを追及するには
忘れる又は執着しないしか方法はありません。
当然、慰謝料も貰って
そう考えると現実に行っている非人情的に映るそれらの行為は
実は理に適った行為だということになります。

まぁそうはいっても当事者ではないから
言えることであって
現実的にはのた打ち回るような苦しみに襲われるに違いありません。
そういった意味からも
幸せかどうかでいられるかは運でしかないような気がします、
その為に不幸せになるリスクを極力減らすことも必要です。
その一つに必要以上のお金を持たないというのがあります。

お金なんて腐らないし、持っているに越したことはないじゃないかと
思われがちですが、
先日起きた象印の副社長のように資産家の人は
強盗などに狙われるリスクを負います。
数年前にも板橋区で資産家を襲った強盗犯もいたし
持ちすぎはよくありません。
強盗だけではなく身内も遺産相続で早く死なないかなぁとか思われるし
どうせ死んだらお金なんか必要ないんだから
その分だけ稼いでいれば十分で
いっぱい持っていたってくだらないことに使うだけなんですから。

Superfly Arena Tour 2011 " Shout In The Rainbow!! "

2011年12月04日 21時37分53秒 | 音楽
只今帰ってきました。
会場をさいたまスーパーアリーナにしてくれたことにまず感謝。
行き帰りの電車が座れるので特に帰りはすごい助かります、
しかも30分も掛からないし。

先日行ったSalyuライブの余韻が中々消えずに
正直な所、Superflyモードに完全に切り替わっていない中の参加でした。
今まであまり演出に力を入れていたイメージがなかったので
ホールより大きなアリーナで色々な意味でもつのかなぁっていう
心配もありました。
あと一応アリーナ席だったのですが、Cブロックという真ん中らへんの
そんなに前の方じゃなく
それもちょっとなぁって思っていました。

会場に入って席に向かうとちょうど自分のブロックの目の前に
花道の先端があって、逆にかなりいい席に早変わりしました。
花道があるところは当然お客さんもいないので
ステージまでの目線に頭がなく観易いのもいいところでした。
最初からその花道の先端のセンターステージから登場で
否がおうにも盛り上がれます。
自分の後ろの女性2人と隣の男性が
歌ったり歓声をあげたりと声が出ていたので
こちらも出しやすくそれも良かったです。

肝心のライブ内容はこれもいい意味で裏切られました。
とにかく中だるみさせないような演出がかなり効いていて
あっという間の2時間30分超でした。
演奏曲自体はホールツアーとさほど変わってないのですが
順番が変わって、見せ方が違っていて
全く別物のライブになっていました。

通常のバンドに、ホーングループとコーラスグループが加わって
総勢17名体制になっていて
ステージ上がかなり賑やかになっていて
不景気な世の中で最近こういう大人数の編成は少なく
でも多い方がやっぱり華やかな気持ちになれます。
中盤で志帆さんとコーラス隊とのゴスペルの演奏があって
「Hail Holly Queen」という曲を演奏していました。

ゴスペルというとゴスペラーズかウーピー・ゴールドバーグのイメージしかなく
興味をもったことはありませんでしたが
これを歌っている志帆さんが本当楽しそうで
曲もノリやすくてクリスマスとかに歌ったたら
盛り上がりそうだなぁと感じました。
このコーラスグループが終盤はダンサーも兼ねていて
「BEEP」のダンスのときは花道の先端に来てくれて
この演出も良かったです。

Salyuも上手いと思ったけど志帆さんもやっぱり上手いですね、
思えば今一番日本で歌が上手いアーティストのライブを
連続で見たことになるのかなぁ、
今回の長いツアーで喉も鍛えられた印象でした。

ホールツアーでは演奏しなかった「Roll Over The Rainbow」は
このときの為に取っておいた感もあって
個人的には聴きたかった曲だったのでうれしかったです。
志帆さん自身もMCで話していたけど
2年前の武道館公演とは出来が全く違っていて
あのときは歌うだけで精一杯な感じがしていたけど
今回は自信がそうさせるのか
貫禄すら漂わせるパフォーマンスで
それにプラス効果的な演出とちょっとびっくりしました。
お客さんも武道館のときより進化していて
盛り上がるようになっているし今後もいい方向にいいといいです。

不満といえば、席が真ん中すぎて銀テープが飛んでこなかったことと
一番好きな「See You」が聴けなかったこと位ですね。
(今、BGMで鳴らしながら書いています)
あと最後に「もっとビックになるから着いてきてね」って言ったのに
とても感動して
今の時代、どちらかというと謙遜するようなのが吉とされることが多くて
こういうことをMCで聞かれることは少なくなってきているのですが
「ビックになる」っていうのは大事なことだと思うんですよね。
売れればいいわけじゃないけど
売れなければこのような大きな会場でライブはできないし
演出にもお金を掛けられないわけで
メジャーでやっている以上、そこは目指すべきものだと思います。

来年は5周年で、来年の今頃、ドーム公演とかやっているかもしれませんが
その可能性を感じさせるようないいライブでした。
夏にはファンクラブイベントでライブハウスツアーがあるそうで
演奏する曲は新曲ばかりとのことで
それが終わったらアルバムも発売も期待できそうですが
大阪、名古屋とこのツアーはまだ続くので
絶対見て損はない内容になっているのでお楽しみに。

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