昨日映画を観に行ったばかりで
今日はゆっくりしていようかと思っていたんですが
うちでちょっとしたゴタゴタがあり
そのイライラを解消すべく
人生初の2日連続映画鑑賞へ赴きました。
観る映画は決まっていたんですが
上映している劇場が近くになく
電車を使うのもしゃくなので
往復30kmの道のりを自転車漕いで行ってきました。
普段よく映画館の系列店で
ポイントで只で観れて、ミニポップコーンも付いてきます。
そのサービスのポップコーンを貰う為、
売店の列に並んでいました。
前にカップルがいて、女の子が買い終わったので
次は自分の番かと一歩踏み出た所、
連れの男が注文しはじめました。
どうも割り勘で買っていたようです。
おそらく中高校生で、映画のチケット代ならまだしも
デートで来ているのに、ジュースの1杯位
男の意地で奢れよ、ってかなり呆れました。
しかも自分はLサイズで、彼女がSサイズっていう。
早く別れた方がいいぞ、とその女の子の背中に投げかけました。
あらすじ
幼稚園児レベルの知能を持つうーやん(宅間孝行)たちが暮らすグループホーム“ひまわり荘”。
ここで、彼らが毎日仕事にも通いながら楽しく暮らしていると、
漫画家の愛情いっぽん(竹中直人)とその娘マコ(貫地谷しほり)がやってくる。
マコもまた幼稚園児程度の知能であり、入居することになった娘と一緒に暮らすため、
いっぽんは“ひまわり荘”の住み込みスタッフとして働き始める。
やがて、淡い恋心を芽生えさせてゆくマコとうーやん。
その一方、いっぽんは誰にも言えないある秘密を抱えていた。
ここからはネタバレします。
この「くちづけ」は、今は解散した「東京セレソンデラックス」という劇団が
舞台で上演した作品で、
そちらは以前にWOWOWで鑑賞済みです。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1608399547&owner_id=13820043
なので話の筋は知っていますし
結末も知っています。
何か寄りの映像が多いなぁ、とか
宮根のニュース映像は必要か、とか
これがいい映画か悪い映画かは判別できませんが
心を揺さぶられる作品ということは間違いありません。
これまで映画を観て多少、ポロっとすることは数度ありましたが
止めどなく涙が流れ続けたことは人生ではじめてです。
マコ役の貫地谷しほりがもう最高です。
知的障害者の役ってこれまで結構ドラマなどで目にしますが
どうしても演技している感が出てくることが多いんですけど
彼女は本当に自然で
はじめに登場したシーンで
早くも涙腺が緩みそうになりました。
今年の主演女優賞はもう決まったといっても過言ではありません。
あと役柄的にピアスの穴が開いていたら
興ざめしちゃうなぁと確認したら開いていなくて
やっぱり女優さんはピアス穴厳禁だなぁと改めて感じました。
マコちゃんのお父さん役が竹中直人で
他の映画ではよく奇想天外な演技することがあって
それだと嫌だなぁと警戒していましたが
そういうこともなく、安心して見ていられました。
今「あまちゃん」に出演中の橋本愛も出演していて
いい仕事の選び方しているなぁと思います。
その他の出演者も前述したミヤネヤ以外は
好適でした。
この話の最大の肝は、愛情いっぽんが下す最後の決断にあると思いますが
自分はこの決断には割と肯定的です。
映画で観ている分には自分が亡くなった後に
国村先生に託せば良かったのに、って思いがちですが
自分がこれまでした苦労を他人に背負わせるのは酷だし
マコがその状況に適応できるか、
適応できなかった場合にどうなってしまうか
それを考えると自分で手を下すしかないのかなぁ、と。
首を絞めるっていうのが、もっと薬物とか
楽に逝かせてあげられないものかとも思うんですけども
自らの直接的な行動ですることに意味があるとも思えるし
難しいところです。
でも映像的には首を絞める方が見栄えはします。
以前に精神障害者の施設で務めたことがあって
だからといって偏見がない、なんてことは正直ありません。
でも健常者でも彼ら以上に困った人はたくさんいて
自分はその人たちの方が嫌でした。
劇中でうーやんが発作的に人を殴りつけるシーンがあって
ああいうことは現実でもあって
感情の歯止めがきき辛いっていうのが
一番辛いところです。
健常者でも普通に生きるのが難しい時代で
本当にこのひまわり荘のような
居場所があればいいんでしょうけど。
WOWOWで録画したのをダビングしないで消してしまって
今ひどく後悔しています。
早く再放送してもらいたいです。
映画も舞台もすごくおススメです。
今日はゆっくりしていようかと思っていたんですが
うちでちょっとしたゴタゴタがあり
そのイライラを解消すべく
人生初の2日連続映画鑑賞へ赴きました。
観る映画は決まっていたんですが
上映している劇場が近くになく
電車を使うのもしゃくなので
往復30kmの道のりを自転車漕いで行ってきました。
普段よく映画館の系列店で
ポイントで只で観れて、ミニポップコーンも付いてきます。
そのサービスのポップコーンを貰う為、
売店の列に並んでいました。
前にカップルがいて、女の子が買い終わったので
次は自分の番かと一歩踏み出た所、
連れの男が注文しはじめました。
どうも割り勘で買っていたようです。
おそらく中高校生で、映画のチケット代ならまだしも
デートで来ているのに、ジュースの1杯位
男の意地で奢れよ、ってかなり呆れました。
しかも自分はLサイズで、彼女がSサイズっていう。
早く別れた方がいいぞ、とその女の子の背中に投げかけました。
あらすじ
幼稚園児レベルの知能を持つうーやん(宅間孝行)たちが暮らすグループホーム“ひまわり荘”。
ここで、彼らが毎日仕事にも通いながら楽しく暮らしていると、
漫画家の愛情いっぽん(竹中直人)とその娘マコ(貫地谷しほり)がやってくる。
マコもまた幼稚園児程度の知能であり、入居することになった娘と一緒に暮らすため、
いっぽんは“ひまわり荘”の住み込みスタッフとして働き始める。
やがて、淡い恋心を芽生えさせてゆくマコとうーやん。
その一方、いっぽんは誰にも言えないある秘密を抱えていた。
ここからはネタバレします。
この「くちづけ」は、今は解散した「東京セレソンデラックス」という劇団が
舞台で上演した作品で、
そちらは以前にWOWOWで鑑賞済みです。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1608399547&owner_id=13820043
なので話の筋は知っていますし
結末も知っています。
何か寄りの映像が多いなぁ、とか
宮根のニュース映像は必要か、とか
これがいい映画か悪い映画かは判別できませんが
心を揺さぶられる作品ということは間違いありません。
これまで映画を観て多少、ポロっとすることは数度ありましたが
止めどなく涙が流れ続けたことは人生ではじめてです。
マコ役の貫地谷しほりがもう最高です。
知的障害者の役ってこれまで結構ドラマなどで目にしますが
どうしても演技している感が出てくることが多いんですけど
彼女は本当に自然で
はじめに登場したシーンで
早くも涙腺が緩みそうになりました。
今年の主演女優賞はもう決まったといっても過言ではありません。
あと役柄的にピアスの穴が開いていたら
興ざめしちゃうなぁと確認したら開いていなくて
やっぱり女優さんはピアス穴厳禁だなぁと改めて感じました。
マコちゃんのお父さん役が竹中直人で
他の映画ではよく奇想天外な演技することがあって
それだと嫌だなぁと警戒していましたが
そういうこともなく、安心して見ていられました。
今「あまちゃん」に出演中の橋本愛も出演していて
いい仕事の選び方しているなぁと思います。
その他の出演者も前述したミヤネヤ以外は
好適でした。
この話の最大の肝は、愛情いっぽんが下す最後の決断にあると思いますが
自分はこの決断には割と肯定的です。
映画で観ている分には自分が亡くなった後に
国村先生に託せば良かったのに、って思いがちですが
自分がこれまでした苦労を他人に背負わせるのは酷だし
マコがその状況に適応できるか、
適応できなかった場合にどうなってしまうか
それを考えると自分で手を下すしかないのかなぁ、と。
首を絞めるっていうのが、もっと薬物とか
楽に逝かせてあげられないものかとも思うんですけども
自らの直接的な行動ですることに意味があるとも思えるし
難しいところです。
でも映像的には首を絞める方が見栄えはします。
以前に精神障害者の施設で務めたことがあって
だからといって偏見がない、なんてことは正直ありません。
でも健常者でも彼ら以上に困った人はたくさんいて
自分はその人たちの方が嫌でした。
劇中でうーやんが発作的に人を殴りつけるシーンがあって
ああいうことは現実でもあって
感情の歯止めがきき辛いっていうのが
一番辛いところです。
健常者でも普通に生きるのが難しい時代で
本当にこのひまわり荘のような
居場所があればいいんでしょうけど。
WOWOWで録画したのをダビングしないで消してしまって
今ひどく後悔しています。
早く再放送してもらいたいです。
映画も舞台もすごくおススメです。