これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

TOKYO DESIGNERS WEEKに行くべきか

2011年10月31日 21時05分03秒 | 音楽
昨日、神宮球場からの帰り道に
変なドーム状の建物があり、
なんか見覚えがあるなぁと思っていたら
そういえばここは明日から開催される「TOKYO DESIGNERS WEEK」
の会場でした。

普通なら全く興味のない催しですが
「ap bank」とコラボするらしく
明日は一青さんが出演されます。
時間は20:00からでこれには仕事帰りでも十分間に合いますが
問題はこのライブ会場となるドームへの整理券配布が
16:00ということです。
仕事が終わるのが17:00で
会場に着けるのはどんなに頑張っても17:30になります。

この催しものが21:00には終了するので
ライブ時間は長くても45分、下手したら30分
ということは曲数はMCも考慮すると
5~7曲といったところが予想されます。

整理券がなくても会場に大型スクリーンがあるので
演奏事体は見れるらしいのですが
まず入場券が2000円もして
他の展示物には興味ない以上、
このドーム内に入れないなら行かないかなぁって。

そこでこの整理券が入手できるかどうかなんですが
これがどうにも予測できない状況で
結構入場者数が多いみたいだけど
16:00から20:00までこのために残る人がどんだけいるかということと
ファンなのにこういうことをいうのもなんだけど
そこまで人気があるかといったらそうでもないかなぁと。
だからそんなに興味がないのに
せっかくだからと「ハナミズキ」しか知らないような人が来るのが怖いです。

更に怖いのが、これだけ苦労して中に入って
3曲位で終わっちゃうっていう
とんだ肩すかし(しかも曲も「ハナミズキ」「もらい泣き」の超定番のみ)
を食らうのだけは勘弁願いたいです。
これが初日じゃなきゃ他のアーティスト(Salyuとかナオトとか)
の模様で想像つくんだけど
賭けなんですよね。

だけどどうせ行っちゃうんだろうなぁ、やっぱり。
交通費がほとんど掛からないってところだけは良かったね。

クライマックスシリーズ

2011年10月30日 23時53分53秒 | スポーツ
今日はクライマックスシリーズ第2戦を見に
神宮球場に行ってきました。
席は3塁側の普段の試合では内野席に含まれる場所で
背もたれもあって席間も広くて居心地はよかったのですが
ファール除けのネットがちょうどバッテリー間のところに掛かってしまい
見づらかったのがマイナスです。
あんなに高いネット、張らなくてもいいと思うんですけどね。

試合は今年の戦いを象徴するような
リードをしても3点以上突き放さない
やきもきする内容で
いつ追いつかれて、逆転されるか
油断ならない展開でした。
今日は改めて低反発球の影響を目の当たりにできました。
去年までならこの球場ならば柵越え、もしくはフェンス直撃しそうな
打球が悉く、失速して外野手のグラブに収まっている様を目撃しました。

その逆に、これは平凡な外野フライだろうという打球が
意外に伸びることもあったので、
芯で捉えるか捉えないかの差が如実にでるようです。

そうそう点がとれないからか
去年まででは考えられないような采配が随所に見られました。
7回にノーアウトランナー1塁で、1番の坂本がバントで送って
ワンアウト2塁となり、2番の打力が期待できない寺内に打順がまわってきたので
当然代打かと思っていたらそのまま打席に立たせていて絶句しました。
1点リードしているので守備を優先させたのかもしれませんが
2点差にすれば相手に掛けるプレッシャーが全く違うのに
これじゃ坂本に送らせた意味がないなぁと納得いきませんでした。

あと8回裏に青木、畠山の連打で2アウト1、3塁になったときに
センターの長野に代えて、鈴木を守備固めで起用しました。
長野事体、守備が下手なイメージはないし
まだリードは1点しかない状況で
もしこれで同点にされたら、ラミレスも下がっているし
得点力が低下するのは目に見えています。
しかも今日は引き分け=負けに等しく
よく分からない采配でした。

結果的に9回の攻撃でこの鈴木がヒットを打って
高橋由伸の走者一掃の3点タイムリーにつながるので
当たったことになるのですが・・・
とりあえず今日勝ったことで、リリーフの林が不安一杯になったので
60%位に勝つ確率は増えた感じです。
でも正直今のチーム力・勢いで中日を倒せるとは思えませんね。
チーム打率が220しかない打線で得点力もリーグ最下位だから
数字だけ見れば、簡単に勝てそうなんですけどね。

この試合はナイターだったので昼間はパリーグの戦いを見ていましたが
日ハムは何かやる気があまり感じられなかったです。
ノーアウト1,3塁でクリーンアップに回ってきて
1点も取れないんじゃ勝てるものも勝てません。
投手交代もチグハグで、中村に左投手をぶつける位なら
その前の左打者が続くところで出せばいいのにと
これは結果論ではなく思いました。

この一見投げやりな姿勢に見えるのは、
梨田監督が今季限りで退任することが影響しているのかと
思ってしまいます。
でもなんでまだペナントレースが続いている時期に
あんなこと発表するんですかね、
これでチームの志気が上がるとは全く思えません。
コーチ経験もない栗山が新監督になるみたいだし
ダルビッシュもメジャーに行く日が近くなったような気がします。

アップルに媚びへつらうのは、もう止めよう

2011年10月27日 17時17分22秒 | 思うこと
※後半でスマートフォンの悪口を書いているので
使っている方はむかつくと思うので読まないで下さい。

アップルのS.ジョブ氏が亡くなって数日経ちます。
各界からその死を悼む声がきかれます。
技術革新に多大な貢献をしたのは間違いありません、
しかしそれが我々の幸せにつながったのかというと
そうとは言い切れず、
個人的にはむしろとんでもないことをしてくれた、
という思いの方が強いです。

彼が残した功罪の罪の部分で最大のものは
パソコンを一般人の手の届く道具にしてしまったことです。
これによって本当に得をしたのは
一部の業界関係者だけでそのツケは一般市民が負うことになりました。
なぜパソコンが普及したことが良くないことかと言いますと
膨大な情報を手に入れることができるようになったからです。

多くの人はこれを喜ばしいことと捉えているかもしれませんが
それはとんでもない間違いです。
例えば、20万円の賃金でそれまで何の不満もなく働いていたとします。
ある日、自分と職歴も能力も同じ同僚のAさんの給料が
25万円だと知ってしまいました。
これを不満に思わない人は相当の金持ちか聖人か馬鹿でしかなく
多くの人は間違いなく不満に感じてしまいます。

知らなければ平穏無事でいられたものの
知ってしまったことで不幸になることが
世の中には予想以上に多く存在します、
そこに置かれている状態事体は何も変わっていないにも関わらず。
パソコンを持つことによって、(正確にはインターネットができることによって)
このようなことに盛んに遭遇するようになります。

仕事でもパソコンが操作できなければできなくなるようになって
姿勢は悪くなるし、目も悪くなるという分かりやすい症状も増え
何より動物としての劣化がひどいことになっています。
我々は人間である前に、動物であることを忘れてはなりません。

更に携帯電話がこれに加わることによって
目に見えない閉塞感は異常なものになります。
パソコンと携帯電話が普及したことで
現在の生きにくさを増長しているのは間違いありません。
何をするにも叩かれないかビクビクして
そこらじゅうに監視カメラが見張っているようなものです。
今の子供たちは受けたメールを早く返さないと
ハブにされることもあるそうです、
それが明日学校で話せばいいような話題であっても。
働いている人は休日でも容赦なく
電話が掛かってきます。

アップルはご存じの通り、スマートフォンを普及させましたが
とりあえず貯金がない人は使うなといいたいです。
最低でも月に7000円も掛かるということは
年に8万円、10年で80万円、40年で320万円で
年金も今後何歳で支給されるか分からないんだから
貯金に回すべきです。
中には生活保護を受けながら、
隠れて使っている人もいるみたいで憤りを隠せません。

あとこれはすごく私的な意見ですが
テレビの配線もできない人が
したり顔で使ってんじゃないよ、とよく思います。
近い将来、データ量がパンクして
定額制の料金が値上げするのは間違いなさそうで
痛い目にあえばいいとも思います。

S.ジョブ氏の話に戻ると
この人、同じ職場にいたらすごい嫌な人ですよね。
相当な癇癪もちだったらしいし
不当に辞めさせられた人も多かったことでしょう。
大体、日本を小馬鹿にしていた人の商品を
ありがたがって買っているって
それが一番情けないことではないでしょうか。

秋の連ドラ

2011年10月26日 21時03分01秒 | 芸能・テレビ
10月も終わりに近づき、秋の連続ドラマも出揃ったところで
気になったものをいくつか。
ところで今BSで再放送の「BOSS」を見ていましたが
2ndより1stの方が面白いんですね。
今日は志田未来が犯人役で
天海祐希との対決シーンが見応えありました。
やっぱり志田未来はこういう完全にフォーカスの中心にいるほど生きるタイプですね、
子役としてここまで活躍が持続した人っていうのは
案外いないから頑張ってもらいたいです、
希望としては舞台でより経験を積んでいけば
菅野、深津レベルまで期待できそうです。

その菅野美穂が出演している「蜜の味」は全く話題になっていませんが
今クールで一番期待しているドラマです。
とはいっても全体がいいわけではなく
管ちゃんと榮倉奈々が絡むシーンだけが見るに値し
医学部のチャラチャラしたシーンはありきたりな軽さで
この落差で楽しむドラマです。

大体、好きになった叔父と一緒にいたいがために
人の命を扱う医学部に進むというとんでもない動機で
これを忌まわしめるために、
国家試験に失敗して医者になれず
失意のまま派遣社員かフリーターに落ち着く
といったリアルな展開にしてくれれば相当評価できるんだけど
まぁ色々な人の思惑で普通に医者になっちゃうんでしょうね。

最初は叔父の恋人の管ちゃんを榮倉奈々が邪魔するみたいなのを想像していましたが
どちらかというと管ちゃんの方が悪女的な役柄で
これからどう反撃に出るかが見ものです。
わざわざARATAを叔父役にもってきた位だから
視聴者から反感を買いそうな行動をとらせることが予想されますが、
ただ二人の板挟みでオロオロするだけの展開だけはご免です。

なぜか高視聴率を記録している「家政婦のミタ」は
裏番組のCMの途中で5分ほど視聴しましたが
相武紗季が教室でぎゃぁーぎゃぁー騒いでいるのをみて
これは合わないわぁと諦めました。
松嶋菜々子の無機質な演技が話題になっていますが
後半に向かい素性が明らかになるにつれて
感情を露わにすることになると思いますが
個人的には最後までなんでこんな人格になったのか
分からないままの方が好きです、
まぁ見ないからどうでもいいですけど。

こちらも好調なスタートの「謎解きはディナーのあとで」は
良くも悪くも予想通りのドラマで
仕事でクタクタになって帰ってきて
風呂に入って、ご飯食べて、さぁ寝るまでゆっくりするか、
っていう時間にぴったりの内容です。
キャスティングは正解でしょう、
各回のゲストも他のドラマでは準主役級をふんだんに使っていて
1回目は被害者役に木南晴夏、2回目にスナックのママ役に釈由美子と
贅沢な使い方をしています。
あの小説が基ですからこれより良くはならないでしょう。
関係ありませんが来年の紅白の司会は北川景子のような気がしてます。

もう一つキャスティングがいいと思ったのは
月9の「私が恋愛できない理由」で
特に大島優子は前田敦子の10倍はいいです。
役どころも派遣社員で、実際にいそうだし
ルックスも可愛すぎなくて現実感もあるし演技事体も見ていて安心できるレベルです。
それにしても有名じゃない同僚役の人を片思いしたり
そいつとベッドシーン(未遂ですが)で下着姿にさせられたり
いいように使われている感じがして
いくら人気があっても現実的には、女優さんより扱いは低いんだなぁって。

でその同僚が「処女は重い」って陰口を叩かれるんですが
これって現実的にはどうかなぁって思うんですけどね。
こういう人が絶対いないわけではないけれど
大多数の男子は、経験人数が多い人を
逆に都合のいい女の人って意識の方が強いと思います。
恋多き女とかいっていい気になっている人がたまにいますが
あれなんか男目線からみると
いいようにされているのに勘違いしているなぁって。

あと香里奈の職業がステージなどの照明技師で
ライブや舞台で照明はよく気にするので
その裏側を見れるのも楽しいです。
1回目は平井堅がステージで歌っている場面を映していたけど
この先はあまりこういうシーンはなさそうな気もしてます。
中尾明慶が香里奈の同僚役で出ていますが
ルーキーズの演技を持ち込んで暑苦しく
唯一気に入らないキャスティングです。
(勝俣を彷彿とさせる)

女性の人は自分の価値をもっと自覚した方がいいと思うんですよね、
簡単に身体許しちゃう人って多すぎるように感じるし
それがイケてるって男からしたらシメシメだから
そう思わされているだけだって気付いてほしいです。

「怪物くん」に続きキワモノシリーズの「妖怪人間ベム」が
予想外の好スタートで
今まで失敗続きの亀梨くん起死回生の作品になりそうですね、
機会があったら1回位は見たいかなぁと思います。
何かと話題の「南極大陸」ですが
いつからだろうなぁ、キムタクが出ているドラマを見なくなったのは・・・
「ロングバケーション」の頃はよかった。
「相棒」はもう見ないわけにはいかない番組になってしまったけど
右京さんの元奥さん役の益戸育江の店を閉店させて
お役御免となってしまったのは意外でした。
4回目の結婚をした六角精児は健在です。

もう一つ見ているドラマが「ここが噂のエル・パラシオ」ですが
主役の佐藤江梨子は香里奈よりも役者としての
ポテンシャルは高いような気がしますが
かといって月9の主役が合うかっていったらそういうこともなく
難しいものだなぁと思います。
海老蔵と付き合ったのが良くなかったのかなぁ。

モバゲーなんかに売却するな

2011年10月23日 19時25分37秒 | スポーツ
巨人のクライマックスシリーズ進出が決まり
ダメもとでチケットを申し込んでいたら当選していました。
あまりにも簡単にとれてしまったので
人気がないのかと思いきや
今日ソールドアウトしたみたいでよかったです。

ライブでもそうですが、ソールドアウトしない公演だと
心のどこかでやっぱりテンションが落ちるし
場内のテンションがどこか違う感じもします。
かといって自分が取れないと元も子もありませんが。

正直なところ、ヤクルトがセリーグ代表になってくれるのも
いいかなぁって思います。
最近あまり進出していないし、
何か憎めないところがあります。
でも今のヤクルトなら巨人の方が中日を倒す可能性は高そうなので
中日が日本シリーズに出る(はたまた日本一)
最悪のことを考えると、やはり巨人が勝った方がいいです。

落合監督が退任することになりましたが
自分はしょうがないかなぁ派です。
あれだけ成績を残してそれじゃどうすればいい、
と言うのは正論ですけど
大人なんだからもう少し周りに気をつかわないと。
これが一選手なら成績さえ残しておけば
何の問題もないんでしょうが
チームの象徴だから悪いイメージをつけちゃうのはねぇ。

それで人気を回復させるっていうんで
高木監督にするオーナーも全く理解できないんですけどね、
どうみても落合監督より華がないでしょう、
しかも成績も残しそうにないし
これで中日が凋落してくれたらこんなに嬉しいことはありません。
何やかんや言ったって、コーチを含めて中日OBを入れたかった
だけの人事なんですよね。

こんな中日問題より更に申告なのが
横浜の身売り問題で、
来週早々にも発表されそうですが
どうやらモバゲーで決まりなようですが大反対です。
数年前のライブドアよりも嫌悪感はつよいです。

グリーとこのモバゲーに関しては
個人的にはサラ金とパチンコ位、信用していません。
あそこで行われているゲームって
技術的には相当昔のレベルのもので
それに対する挑戦もしていないし
何なら他人がつくったものを拝借しているにすぎません。
どうしても虚業のように感じてしまうのです。

通勤電車の中で猫も杓子もピコピコやっていますけど
そのおかげで、ここの偉い人たちが
こんな混んだ電車に乗らずに外車を乗り回して
節電とは程遠い、贅沢な暮らしをさせているんだ、
とみんなに早く気付いてもらいたいです。
バブル期のサラ金と同じように
CMの打ち方が異常な位ですが
逆にここがピークだという見方もあります。
というかそうであってほしいです。

江口洋介が出たときも軽くショックだったけど
TOKIOのには同情と呆れみの両方が押し寄せてきました。
おそらく事務所からの命令だとは思いますが
本人たちは平気なものなのでしょうか。

ライブドアのときのようにナベツネが強硬に反対してくれればいいのに、
さすがに歳食ってしまったのかなぁ、
逆転で京急が買い取ってくれればいいんだけど。
横浜スタジアムがモバゲーに占拠されるところなんて
見たくありません。

「Mai Kuraki Premium Live One for all, All for one」

2011年10月22日 23時55分35秒 | 音楽
miwaの学園祭とどっちに行こうか迷っていたけど
こちらにして正解でした。
彼女の単発ライブに外れなしです。

今回の目玉は何といってもオーケストラとの共演ですが
これが予想以上にいいハーモニーを奏でていていました。
ストリングスだけでなく、管楽器、打楽器、ピアノ
しかもハーブまでいてほぼフルオーケストラ態勢で
東京フィルオーケストラの皆さんの演奏でした。

大体、オーケストラとの共演の際には
全曲このタイプでライブが進んでいくものなんですけど
はじめと後半は通常ライブにして
メリハリをつけたところが上手く行きました。
しかもバンドを休ませてオーケストラだけで演奏させたのも
今回成功だったところではないでしょうか。

コーラスもなく、この演奏で歌うのは想像以上に
難しいと思うんですけど、全く破綻なく歌い上げ
歌が上手いとは今まで思ったことはなかったんですが
かなり見直しました。
予想していた「明日に架ける橋」「Time after time」「Reach for the sky」
の3曲は見事に歌ってくれて
「明日に架ける橋」は期待していたほどハマった感じはしませんでしたが
次の「Time after time」は今日イチの演奏でした。
オーケストラの編曲がとてもよく
この曲だけでもオーケストラにした甲斐があるほどで
次の「Reach for the sky」が霞んでしまいました。
(こちらも相当よかったんですけど)

一応東日本大震災のチャリティーライブと銘打っていて
前半で被災地を訪れたときの様子をVTRで流していましたが
全体的にみるとそんなにその雰囲気は出ていませんでした。
それよりサンリオのキャラクターのウサギの着ぐるみが
出てきたことの方が印象に強く残りました。
あと韓流スターとヒップホップの人がゲストで現れて
デュエットしました。
これが中々いい曲でした。

とにかくお客さんが歌ったり、
アンコール中に「Mai.K」コールがずっと続いたり
実はこれが簡単そうでとても難しいことで
ここまでお客さんを作り上げたのは彼女の功績によるものです。
おそらくデビューした頃の感じでライブを続けていたら
今こうやって武道館のステージに立てていたか疑問です。
ダンサーを入れたり、盛り上げる要素を用いたり
ライブ自体が彼女の作品そのものです。

昔、宇多田ヒカルと比べられていたときがありましたが
宇多田は確かに天才かもしれませんが
ファンを育ててくることをしなかった、
この差は大きいものです。
音楽番組と実際のライブとでこれほどイメージが違う人もいないと思います、
Mステみてライブに行こうとは思わないもんな。

少し不満だったのは自分の席からだと
スピーカーにかぶってスクリーンが見えにくいところで
あとステージの端に行かれちゃうと
麻衣ちゃんが見えないところです。
武道館は東、西の席は見にくいですね。
その代わり、花道の先のステージに立たれると
距離が近くてよく見えました。

正直CDもそれほど売れないのに
1回かぎりでこんなに豪華なライブができるのが
ちょっと信じられないんですが
大晦日も年越しライブがあるし
今日こんなに出し切っちゃって大丈夫かなぁと心配になりますが
また行っちゃうんだろうなぁ。

いいわけ

2011年10月19日 17時55分36秒 | 音楽
今回はFCの抽選に外れた時点で
行くのは諦めようと思っていました、
aikoのライブハウスツアーに。
ヤフオクも覗かないように我慢していましたが
魔が差したときにふと「aiko」で検索すると
そんなに高値のついていないものを発見してしまい
どうせ高値更新されるだろうと
「9555円」で入札すると9000円ちょっとで落札してしまい
気付けばチケットを手にしていました。

ヤフーかんたん決済で振り込みしてからも
出品者から音沙汰なく
商品が届かなければお金は振り込まれないシステムだから
別にこちらは損をしないし
たぶん思ったほど落札価格が伸びなかったので
このままバッくれるつもりなんだろうなぁって
まぁこれはオークションなんかで落札して行くな、
ってことかなぁと、悟った気持ちでいたんですけど
今日になって「商品発送しました」のメールが届き
自分の薄っぺらな悟りは容易く崩壊しました。

定価プラス3000円程度だから
金銭的なダメージはほとんどありませんが
気持ちの問題で、悪魔に魂を売ってしまったかなぁと。

宮城公演は定価で余裕で買える状況で
はじめはこちらにしようかと一瞬考えたのですが
交通費を調べたら鈍行でも片道6000円弱も掛かって
新幹線を使うと10000円も掛かることが分かり
早々と断念。
地図でみるとそんなに離れていなかったので
こんなにお金が掛かるなんて思いもしませんでした。

自分の中では交通費は往復1500円がリミットで
これ以上払う気持ちには到底なれません。
ライブで遠征される方がたくさんいらっしゃいますが
心の内では「ご利用は計画的に」っていつも思っています。
プラス宿泊費とか考えたら
オークションで多少高値で買っても大したことないなぁと
自分の中の言い訳にしたりします。

今ではすっかり心を切り替えて
ウキウキモードになっていて
どんな曲聴けるかなぁってすごく楽しみです。

美少女すぎるとロクなことがない

2011年10月18日 18時02分36秒 | 思うこと
先週、あるバラエティ番組に間下このみが出ていました。
子役時代の面影はうっすら残っているものの
全体的にふっくらして、
その名前の知名度がなければ
とてもテレビに出演するレベルにはないルックスぶりでした。

子役の宿命でしょうが、
成長する毎に可愛さがなくなっていくのは当然で
でもそれが突然すぎると
たとえば神木龍之介のように
自分のイメージとあまりにもかけ離れてしまい
受け入れがたい存在となってしまいます。
そのリスクは芦田愛菜ちゃんにも大橋のぞみにも
もちろんあるわけです。

子役までいかなくても中~高校時代にデビューした人たちは
大人になってそれがいい方向に進むか
悪い方向に進むかこれは運に近いものがあります。
数十年見てきて自分の経験からすると
若い頃にルックスの完成度が高すぎると
後は落ちる一方ということです。

奥菜恵は自分が高校時代にデビューしたのですが
マンガ雑誌の特集で彼女が載っていて
こんな美少女が本当に存在するのか、っていうほど、
恐ろしいまでの美少女ぶりでした。
今でも歳の割にはもちろん整っているとは思いますが
それでもやはり劣化した感は否めません。
現在でいうと新垣結衣もその兆候が相当見えます。
ポッキーのCMをやっているときが頂点で
今は正直あのときの輝きは感じません。

その逆で若いときより良くなるケースもあって
その代表選手がYUKIだと思います。
ジュディマリの頃から可愛いとは思っていましたが
それは素人からあがってきたアーティストだから、
という注釈付で、
それがなければ原宿を歩けばいそうな程度だったと思います。

でも先日生で彼女を見て、これはとても40歳目前の人の
ルックスではないと確信しました。
その辺りは本人にも自覚は当然あるだろうし
あった上でのメディアでの魅せ方が本当にうまいです。
口をパカッと開けたり、あひる口をして寂しそうな眼差しを送ったり
普通だったらぶりっ子に見られて
同性からものすごく嫌われるしぐさですが
選ばれた人がやると逆に好かれるのは不思議です。
あとは深津絵里も若い頃よりか今の方が魅力的に感じます。

最近、若手タレントがすっぴんの写メをブログで公開するのが
流行っていますが、
あれってすっぴんでも私、こんなに可愛いのよ、
って意識で公開しているんですよね、絶対。
自分が女だったらかなりムカつくんですけどね。
しかもこれはすっぴんです、っていうこと自体、
なんか粋じゃないっていうか
それがすっぴんかそうじゃないかって
見せられた人が判断することだと思うんですよ。

なんかこれっていつもと感じが違うけど
もしかしてすっぴんなの、こんなにかわいいのか、
ってそれが本当にすっぴんかどうかなんて
実はどうでもいいことなんですよね。
大体あれで公開しているのだって
何パターンかとってこれなら大丈夫って
検閲しているんでしょう、って思っちゃうんですよね。

「すっぴん」で検索するとどれだけ化粧すると変わるか
紹介したサイトがあって
それを見ると本当に化粧っていうのは
文字通り、化けさせるなぁって
落ち込んだときにこのサイトを見るとなぜか自信を取り戻します。
その中で芸能人のすっぴんも紹介されているんですが
意外にもPufumeのあ~ちゃんはすっぴんの方が
断然可愛いです。
化粧すると凹凸が浮かび出てしまって
目立つんだけど可愛くない顔になるみたいです。

男って大半の人は化粧はしないで
それでこの程度の顔で済んでいるだから
もしかしたら女性より顔が整っているんじゃないかって思うことすらあります。
でも中学生位までは女性も化粧しないで
結構可愛かったのに、
大人になると・・・なんちゃうんでしょうかね。

YUKI tour“MEGAPHONIC”2011

2011年10月16日 21時40分18秒 | 音楽
数か月前、Mステに何年かぶりでYUKIが出演していて
なんだこの可愛さはと、ひどくびっくりしました。
そこで新曲の「Hello !」を歌ったんですが
これが中々よく、ライブに行きたいなぁなんて思っていました。

アルバムが出て、ツアーをするとのことで
オークションをのぞくと、案外いい席でもお買い得なものが多くて
結局4000円でアリーナB席が落札できました。
しかも可愛いイラストFCチケットで
相当なお得感があります。

海浜幕張の駅に降り立つと
とりあえずお決まりのコースでリーバイスのアウトレットに訪れました。
特に目についたのは1000円のジーパンで
サイズ限定ですべての商品が28インチでした。
他の人が1000円というポップにひかれて手にとって
「28なんて入らないよ」と去っていくのをみて
「ざま~みろ」と内心苦笑していました。

ウエスト71センチ自体は入りますが
問題はデザインがいいのはどれもローライズで
あれだとヒップラインがきつく
トランクスも見えてしまうので好きじゃありません。
たまに男がそれを履いて、尻まで見せている人がいて気持ち悪いんですが
あれってレディースだけでいいと思うんですよね。
結局今日は何も買いませんでした。

会場の幕張メッセは2度目ですが中々いい会場ですね。
どこからでも見やすいし、ステージの大きさ、照明もよくて
もっと多くのライブをやってもらいたいです。
千葉はここで、神奈川は横浜アリーナ、さいたまはスーパーアリーナと
揃っているのに、世界の大都市、東京が代々木第一体育館って
オリンピック招致なんかより
石原都知事にはこっちを何とかしてもらいたいものです。

席はアリーナ席で見やすさだけを考えたら
スタンド席の方が傾斜があってステージは見やすいのかなぁ
しかし花道があって、そこの先まで来てくれたときは
結構近くに感じたし、銀テープもとれたから良かったかなぁと。
客席は女子8割で、ゆるかわな森ガール風の人が多く
リアルタイムでジュディマリを知らないような若い子がかなり多かったです。
一人だけの女子も結構いて、
分かりやすいヒット曲も少ないし、
ライブ経験が少なく、YUKIにあまり興味がない友達を誘ってくるのは
難しいかなぁというのは分かります。

アルバムを何枚か聴きましたが、
曲調から盛り上がるライブが想像できずにいたのですが
予想以上に盛り上がり
あれって、こんなにアッパーな曲が多かったかなぁって。
イヤモニの調子が悪いのか
高音のある部分で必ず声がでなくなるところがありました、
今日はじめてだったので、これがノーマルなのか
喉の調子が悪いのかわかりません。

なんだろうなぁ、身体の動きからして可愛いんですよね、
腕をちょっとひねったり、ポーズをとったり
その一一が絵になるというか
女の子としてというかミッキーマウスみたいな可愛さに近いのかもしれません。
途中、情熱大陸とユニクロのCMが混じったような映像が映って
これがまた可愛いこと。
たぶんここにいる女性のほとんどが
このYUKIみたいになりたいと思っていたはずです。
フワッとした、ナチュラルなこの人だけの特権です。

この雰囲気を出そうと他の40歳近くの女性がやろうとしたら
イタく感じるはずで、もう生まれもったものとしかいいようがありません。
YUKIと椎名林檎が女性アーティストでも
ルックス・カリスマ性は別格だけれども
aikoも女子人気は高いけど
YUKIの方が品がある感じかなぁ。
MCなんかを聞いてみても
ジュディマリ時代よりもノビノビやっている感じがしました、
セルフプロデュースで、自分の好きにできる部分が多いのでしょうか。

アンコールでは一人の男性が歌いはじめたら
徐々に歌う人が増えてきて、最後にはそれなりの声量になったのが
すごいいいなぁと思いました。
ジュディマリのライブに行ったときも「OVER DRIVE」を
歌っていたけど、そういうことをさせる力があるんですかね。
だからといってグッツ売り場もそんなに混んでいなくて
曲間の声援もそんなにないし、
熱狂的だかそうでないか微妙なもんでした。

知らない曲ばかりだったけど、
本当に楽しいライブでした。
やっぱり何十年も第一線でやってこれるのには
それだけの理由があるんだなぁと思いました。
元々ハードルは低めに設定したのもありますが
ほっこりした気分で家路に着きました。
ここに来る度、せっかく来たんだから駅近くのお店を色々見ようとは思うんですが
すぐに帰りの電車に乗ってしまうのは
社交性のなさとイコールなのでしょうか。

すき家の本音

2011年10月14日 17時55分48秒 | 料理
学生時代から牛丼といえば吉野家でした。
今でも味だけなら間違いなく吉野家の独壇場です。
牛丼位ならと幾度もうちでつくってみましたが
あの味はいまだに再現できません。

松屋も友達の付き合いで入ったりしていましたが
とにかく味が美味しくなくて
器もチープだし、一人で足を運ぶことはありませんでした。
それが数年前からそんなに不味くなくなって
何といっても値段もそんなに変わらない(むしろ安い)
のに味噌汁がつくというメリットに
松屋に行くことが増えました。

すき屋に関しては神戸ランプ亭と並んで
マイナーな店の一つと位置づけられていて
今まで食べたことは3回位しかありません。
味も取り立ててよくないし
味噌汁もつかないしで値下げセール以外で
入るモチベーションは全くありません。

しかし今や牛丼店といえばすき屋というほどの
認知度が広まっているのが現実で
CMも一番よく目にしています。
「帰れま10」でもメニュー数が多いということで
何回か特集されているし
街中でもよく見ます。

そのすき家の特徴の一つだった
深夜帯に従業員1名というのがどうやら取りやめになりそうです。
強盗に狙われやすいというのがその理由で
食券制でもないので現金を脅し取りやすいのもその一因のようです。
お上から防犯意識を高めるようにと圧力がかかって
一昨日までは抵抗していましたが、結局はそれに屈したようで
昨日はもう一人にはしません、ってコメントを出していました。

こういうときに指示に従わないと
立ち入り検査とかで他の店では多少目をつぶっていることでも
細かくチェックして、
ひどく業務がしにくいような仕返しを警戒したものと思われます。
仕事ができないとか態度が悪いとか
一回、目につくと同じことをしても
怒られる頻度が増えることと一緒で
権威あるところに逆らうとロクなことはありません。

強盗に入られるリスクを考えたら
二人にした方がいい、と考える人もいると思いますが
一人にするメリットが相当あるということです。
現在すき家の店舗数は約1400店あり
単純計算で1400人の人件費が増えることになります。
時給を1200円、深夜帯を6時間としても1400×1200×6=1080万円
1日だけでこれだけの人件費がプラスされます。
1年間ではなんと40億円近くにもなります。

こういうと元も子もありませんが
むしろ1か月に数回、強盗に入られて数十万盗まれた方が
よっぽど経営的には痛くないんです。
関係者ではないからこれは想像ですが
強盗が入ったら逆らわないで、現金を渡せって指導していると思います。
逆に、抵抗して怪我や最悪、殺されたりすると
批判の的にさらされるので絶対避けたいところです。

企業としてひどいと言えばひどいのですが
すき家の深夜バイトはそれだけのリスクを背負うことだと
納得した上でしている人も中にはいるだろうし
そういう人たちからすると二人になったら
させられる仕事量も増えるだろうし
面倒なことになったなぁって感じる人もいるでしょう。

メディアもこぞって報道して
なんか寄ってたかって調子のっているところを
潰しにかかった印象もどこかあります。
株価も1割以上も低下して株主からも叩かれそうです。
変な話、20年前ならこんなことで
警察から半強制的にバイトの数増やせなんてことはなかったと思うんですね、
こういう締め付けが今後増えることはあっても減ることはなく
何とも嫌な時代になってきました。

有給格差

2011年10月12日 20時50分01秒 | 思うこと
先日、会社に来てみると同僚が休みということで
他の人に理由をきいてみたら
母親が具合が悪いとのこと。
ケガでも病気でも救急車で運ばれて
入院が必要な位だったら分かるけど
ただの腹痛らしく
正直これで会社を休むってどうなの?って感じでした。

当日休んだ分、いる人の負担はもちろん増えるし
ましてや自分の体調が悪いわけじゃないんだから
もし同じ状況で、
彼女と旅行に行くとしたらそれ、キャンセルしないだろう、って。

しかもこの腹痛も数週間前に海外旅行に行ったときに
悪い菌をもらってきたみたいで
この旅行も1週間近く休んでいました。
これも新婚旅行とかだったら当然でしょうが
ただの家族旅行で2年に1回位の割合で行っています。

こっちは今年に入って一日も有給つかっていないのに
片やこんな理由の分からないもので
もう10日以上消化しているっておかしいです。
数か月前には葬式があるからって3日間位休み
これもきいたら間違いなく4親等以上離れているような人の葬式で
かなり呆れます。
こっちはしたくもない残業もしているのに
あっちは定時で帰って、しかも仕事中は文句ばっかり言ってて。

昨日のmixiニュースで風邪で仕事を休めない人が
3分の2いるって書いてありましたが
あんなの当然だと思います。
個人で仕事をしているならばいいけれど
組織で仕事をしているのに、風邪ひいた位で休まれたら
はっきりいっていい迷惑です。
しかもひいた理由が夜更かししすぎたとか酒飲みすぎたとか
完全に自己管理のなさからくるような人ほど
休みたがります。

早く5千万円貯金して、サラリーマン生活から
足を洗いたいです。

「完璧なママ」

2011年10月11日 20時52分31秒 | 演劇
とある週末に近所の駅前でチラシを配っていて
手にとると「北とぴあ 演劇祭」という
高校生の演劇部やプロの劇団が舞台を行う催しの紹介で
その中に無料で申し込み制の舞台があったので
往復はがきで応募していました。
一応抽選という触れ込みでしたが
そんなに申し込み数があるとも思えず
数日後、招待券(はがきに印刷してあるだけ)が届き、
昨日、行ってきました。

「内田康夫ミステリー賞」という
浅見光彦シリーズでおなじみの内田康夫氏監修の賞の
大賞作品を上演するそうで
本当は3月頃行う予定だったのが
地震の影響で延期されていたみたいです。
内田康夫とつかこうへいがうちの区の文化系の2トップなんですが
あいにくどちらもあまり興味がないという皮肉な結果となっています。

推理小説は好きなので一時期読んでいたこともありましたが
何か性に合わずに読むのをやめてしまいました。
つかこうへいも「北区つかこうへい劇団」って
結構頑張ってやっていて
一度観に行きましたが、こちらも自分のテイストに合わずに断念。
まだ売れる前の小西真奈美や黒木メイサだけでも
観ておけばよかったとこちらは軽い後悔をしています。
(たぶん余裕でサインとか貰えただろうし)

会場の北とぴあというのが区の一番大きい会館で
演歌の人がたまにコンサートしにきたりします。
どうせなら一青さんもここでコンサートしてくれれば
来るの楽なのにと考えたりします。
ある程度予想されたことですが
50~60歳程度のこういう区の行事に
進んで参加するような方々ばかりで
後は関係者かそんな感じでした。

上演前に区の広報課の職員の女性が進行役をつとめていたのですが
完全棒読みで、緊張が手に取るようにわかりました。
内田康夫氏と今回の舞台の作者の方が挨拶の為
舞台にあがりました。
作者の方は60歳位の女性で、こちらも緊張したご様子、
内田先生だけはさすがにこういう場に慣れているのか
冗談を交えたスピーチをされていました。

「完璧なママ」というタイトルで
娘から見ると何事も完璧なママがいて
その一家の隣にいつも喧嘩している老夫婦が暮らしていて
ある日、その老夫婦が死んでしまう。
って簡単に書くとこういうお話で
老夫婦が死ぬ(じいさんが婆さんを殺した後、自殺する)のに
「ママ」がどう関与したでしょうっていうのがミステリーの肝の部分です。

前ふりで、「嫌いな人から命令されるとその逆をしたくなる」という
セリフがあって、この老夫婦の場合、
婆さんが「殺せ、殺せ」っていつも言うから
じいさんが殺せなかったかったという理屈になっています。
事件の日は、喧嘩している様子を見ていた「ママ」が
二人の心を和ませようとして、自分の好きなクラシック音楽を
隣に聴こえるように流したら
その音で婆さんが言った「殺せ」という声が聴こえなくなって
じいさんが殺してしまった、
という文字にするとどうなんだろう、というトリックで
現実に舞台を観ていた自分も
「えっ」と絶句する内容でした。

もしかしたら小説の方はもっと納得のいくような書き方をしている
かもしれないし、脚本が悪いのか何か分かりませんが
それにしてももっと病的なまでの「完璧なママ」で
ないとイマイチ説得力がなくて、
これだとタダのうっかり者としか思えません。
自分の善意が殺人に関与したなんて露ほども感じていない描写か
それとも本当は気づいてあえてやったか、
どちらかに降った方が面白いと思いました。

途中、この一家で犬を飼うことになるのですが
この犬を役者にやらすのはいいとして
人間の声でしゃべれるし
まるで「マルモのおきて」を見ているようでした。
(あとで老夫婦に殺されます)

この舞台をつとめたのが「劇団虎のこ」という劇団で
全く知らない劇団でしたが
「ママ」役を演じていた祖父江唯は
昔BSの番組で出ていたのを覚えていて
懐かしい思いでした。
原作がある話だから仕方ないのかもしれませんが
笑いを削ってもっとシリアス路線に向いた方が
面白い話になるような気がしました。

悲しい真実

2011年10月10日 21時21分45秒 | 思うこと
最近、期待していたことが裏目に出ることが多く
これからは何事に対しても、ハードルをめい一杯下げることにしました。
人が喜びを感じるポイントは、
設定したハードルの位置からどれほど上にあがれるかで
その物事の絶対的な価値とは
また別のところにあるような気がします。
逆にハードルを上げておいて
それが客観的には普通の出来でも
がっかりしたことは誰にでもあることです。

こんなことを書くと随分後ろ向きかもしれませんが
自分自身の中だけの問題だとすれば
特に害もありません。
これを他の人に「これはつまらないかもしれない」とか
やたらマイナス思考なことを言うのは
良くないことでしょう。
たまにこういう人がいると、すごく嫌な気分になるものです。

「信じていれば夢は叶う」なんてことはあるわけもなく
信じる信じないに関わらず
それに向かって行動を起こすか起こさないかの違いに係っています。
願っているだけで行動を起こさない人の多さといったら。
絶対に復興する、って何かの呪文の最近よく耳にしますが
そんな掛け声より手を動かさなきゃいけないです。

最大のメンタルトレーニングというのは
過去も未来も切り離して、
現在今している行動にだけ目を向けることで
力を出し切れないのはその先の未来に思考が飛んでいるからです。
現在の行動の積み重ねがイコール未来なのだから
その行動を阻害する緊張などはすれば損するだけです。
今みたいにプレッシャーのないときには
そう思えるのですが、いざその場にたつと
中々そう上手くいかないのは難しいものです。

自分に纏わる様々なことを運命的なことのように考えたい気持ちは
痛いほどよく分かるけど(実際自分にもそう思いたいことがあるので)
一動物でしかない我々がそんな大層な物体であるわけもなく
でもみんな自分のことはそう思いたくないから
運命とか使命とか生まれてきた意味だとか作り話をでっち上げて
それがあたかも本当に存在する物語のように語り継いできて
人間社会を成立させているのは
どうやら間違いないように思います。
たまたま生まれてきて、たまたまここで育ち
そう考えれば期待もせず、心穏やかに生きていけます。

我々感じるストレスの源は、
人間は選ばれた存在で、あたかも神の次にえらいと勘違いしている
こういった傲慢さから来るのではないかと感じることがあります。
全ての人が本当の意味での謙虚さを手に入れたのなら
必ず幸せに暮らしていけるに違いありませんが
往々にしてそういう人たちは弱者として扱われるのは
皮肉としかいいようがありません。

理想の自分と現実の自分との距離の遠さに気付けない人間は、料理が下手

2011年10月07日 21時55分20秒 | 演劇
荻原浩著の「月の上の観覧車」という小説を読みました。
タイトルはその小説内の一説なんですが
とても上手いなぁと思って。
料理って分量と調理法さえ押さえておけば
それなりの味になるものなんだけど
どこから来る自信か分かりませんが
目分量でつくったりして味が薄くなったり濃くなったり
謙虚さがないとよくないです。

「謎解きはディナーのあとで」のドラマが今月からはじまりますが
おそらくそれなりの視聴率を稼ぐことと予想しています。
小説としては決して褒められたものではありませんが
ドラマとしてはトリックも分かりやすく
キャラものなので、すごくハマるような気がするのです。
しかもキャスティングも嵐、櫻井と北川景子という
人気もあるし、キャラクター的にも合っていそうな二人で
下手したら20%もありうるんじゃないかと。

かといってそれを期待しているわけではなく
「世界の中心で愛をさけぶ」同様、映像化が成功すると
その原作事体が評価されるのが
とても嫌に感じます。
amazonでも結構酷評されていて
「買って損した」「本屋大賞、本当にとったのか」とか
でも自分からしてみると
賞をとると立ち読みもせずに買ってしまうんだなぁと
いう方が不思議だったりします。

小説と映像化、舞台化というのは難しい問題で
今まで両者とも成功だと思えたのは「容疑者Xの献身」位で
どちらかがいいと、どちらかがイマイチということばかりです。
昨日「オーデュボンの祈り」という舞台を観に行きました。
町田マリーさんが出演するというのが一番の動機でしたけど
原作者が伊坂幸太郎ということでつまらないことはないだろうと。
このお話の原作はあえて読まずに臨みました。

席は3階席でしたけど1列目のど真ん中でものすごく見やすくて
3800円の席だとは思えませんでした。
逆にいうと6800円だったら後悔していたかなぁというような。
前半に散りばめられた伏線を、ラストに回収するというところで
もしかしたら小説ではなるほどなぁと思えるのかもしれないけど
昨日はそういうえわけでもありませんでした。
そもそも寓話的な話でそれが自分にはあまり合いませんでした。

マリーさんの出番もそんなに多いわけでもなく
やっぱり毛皮族の看板女優で見た方が満足度は高いような。
でもこれからも客演が目白押しのようなので
観に行くことになりますが。
一際でかい女性がいて
小泉深雪さんという元モデルさんも出演されていました。
180cm近くあるそうで、もう人種が違うような感じでした。

筒井道隆が準主役という位置づけでしたが
出番もセリフもさほど多くなく
これでギャラが2番目に高かったら不公平だなぁと思いました。
キャラクター的にこういう朴訥とした役柄が多くて得です。
公演後に出演者のアフタートークがあって
それを聴くと案外細かいことに気を使ってんだなぁとか
あれにはそういう意味があったのかとか結構面白いものでした。

新しく買ったパソコンが5日で壊れる

2011年10月04日 21時18分34秒 | 思うこと
去る9月25日、パソコンを買い換えました。
NECの一体型パソコンで、前々から目をつけていて
池袋のヤマダ電気に何度も足を向けては
値段が下がるのを狙っていて
79800円というこれ以上はおそらく下がらないだろうというタイミングで
店員さんに声を掛けました。

もしかしたら交渉すれば千円位は引いてくれたかもしれませんが
そういうのができない性格なので交渉せず、
その代わり、現金支払いだけかと思っていたら
カード払いできるとのことで
そっちのポイントが加算されることになり
ラッキーでした。

10kgほどあるので運ぶのに一苦労でしたが
電車と自転車を乗り継いで家に帰ってきて
早速、設定やデータの引っ越しを開始。
2日目にはほとんどの作業が終了して
普通に使える状態になりました。

ディスプレイは20インチで
2,3個のウィンドーを1画面に同時に開きたかったので
大きいディスプレイにしましたが
ウィンドー自体がディスプレイの大きさに比例して
大きくなってしまったので
前のパソコンと大差なかったのは誤算でした。

地デジとBS、CSも映るのですが
アンテナを接続するのが面倒くさいし
もっと大きなテレビが同じ部屋にあって
全くの宝の持ち腐れ状態です。
メーカーのHPでテレビなしも選べましたが
なぜか値段が高くなってしまうのでとりあえず付けておきました。
ブルーレイも音楽も装備されていますが
これでそれを聴こうとは思わないので
分かっていたこととはいえ、もったいない感満載です。
さすがに動画は滑らかに見れるし
同時に作業しても固まることがほとんどないので
喜んで使っていました。

そんな9月30日にそれは起こりました。
Firefoxをダウンロードしてブラウザーを立ち上げようとしたら
クリックしても全く反応せずに
シャットダウンもできない状態になりました。
しょうがないから電源ボタン長押しし強制終了させ
再度電源ONしたら黒のバックに
白字で「Windows エラー回復処理」というメッセージが現れ
素人目からもかなりやばそうな雰囲気で
そこが推奨する方法で起動させようと試みましたが
全く復旧する見込みもなく
NEWマシンは沈黙を続けています。

これはもうダメだろうとメーカーのコールセンターに電話して
様々な復旧方法を指示されましたが、どれもダメで
結局修理する羽目となりました。
データ自体は外付けHDDに保存してあるし
買って間もないのでソフトを入れてあるわけでもなく
そんなに損害はないんですが
こんなに早くこうなるとは予想もしていませんでした。

それにまだ古いノートパソコンも残してあったので
それを今使っていますが何不自由なく過ごせています。
それはとてもありがたいことなんですが
同時にじゃあ買いかえなくても良かったじゃない、
っていう皮肉な結果となっています。
CD・DVDの調子は悪いし
XPも数年でサポートが切れるし
7年も使っていればそろそろ壊れてもいい頃だし
最新機種がこの安さで買えたので
理屈的には全く問題ないんですけど
たった5日で修理になっても
あまり悲しく感じない自分の心の内は誤魔化せません。

特に高価なものを買うときって
自分を納得させる為に色々理由付けするものですよね、
でもあまり頭で考えすぎたりすると
本当に欲しいものが何か見失ったりするのかもしれないと
今回の一件で気づきました。

投票ボタン

blogram投票ボタン