6000万年前がどのくらい前とか、
5億年前がどのくらい昔なのかとか、
この大陸(日本の場合この島)が
どんな感じで動いてどんなふうにできたんだろうとか
時々考える?笑
わたしは、日常では考えないけど、
旅の景色の中では考えて、はるかな気持ちになる。
目の前にまさにそういう景色が広がってるんだもん。
お客さんが
「昔、テストの地図上でこの山脈はどこにあるかってあったわよね!」と。
(アトラス山脈)
「そこに本当にいるのね~感激するわあ~」と言ってらした♡
すると別の方が「アトラス山脈ってテストに出たかなあ???」とか。笑
教科書で勉強しようと思うと退屈なのに、
目の前に広がる絶景を見ながら、説明を受けると
なんでもかんでも頭に入ってくるし、笑
地質学も歴史も楽しい!
*
すごいな~ほんとにすごいな~
というみなさんの歓声がたくさん聞こえた。
すごいゴロゴロだよね。
やっと山頂がちょこっと見えたとこ。
登り始めからの標高差は2400m。
距離は14kmくらい。日頃歩いてないと、厳しいとおもう。
ガイドさんと
全員登頂できてよかった~
今年も山頂は風がなくポカポカしていたので
しばらくいた。
*
ツブカル山中3207mにある、ネルトナー小屋
途中に小さな売店もいくつもあり、
その中でもフレッシュオレンジジュースがとてもおいしいの。
コップ一杯で100円くらいだし、七個も
オレンジを絞っていれていたよ。
ガイドさんのこのターバンをお客さんちも
すてきだね~と、
ほしいほしいっと群がっているとこ。笑
花もたくさん!ここでは省略するけど
南アルプスぽい花とか。
でも柔らかそうで触ると
この厳しい乾燥や風に耐えるためかのように、
花も葉も全体が硬かったり。
まずは2泊3日の登山が無事終了し、
みなさんとってもいいお顔をされていた。
マラケシュに戻り、その夜はジャマ・エル・フナ広場を歩き、
レストランへ。
翌日からの観光につづく。
モロッコはエキゾチックでパワフルな魅力があふれてる。
交易で栄えてきた、古い都のマラケシュと
フェズには迷路のような市場があって
中世にタイムスリップしたみたいな気分にさせてくれる。
先月までスペインで、レコンキスタを想ってた。
キリスト教圏とイスラム教圏の土地と権力争い。
あちらは勝ちながらキリスト教の道を広げていき、
ジブラルタル海峡を渡って逃げてきたムール人たちが
こちら側では
イスラムと融合しながら独自の文化を築き上げていった。
ヨーロッパの文化、イスラムの文化、
元々あるムール人(ベルベルとローマの人々に呼ばれた)の
遊牧の文化など、また、
海と山々とサハラ砂漠の、いろんな気候の、
いろんなミックスの
とっても魅力的なところをかいつまむ。
旅って面白い。
*
これは、サハラ砂漠にて、なんだけど、
ワールドカップも開催されていて
日本もモロッコも健闘が
話題に上がっていた。
ワールドカップモロッコ代表チーム仕様のペットボトル
と、サハラ砂漠。
このミネラルウォーターのボトル、国民の不買運動で
仕方なく値段を下げてデザインも一新されたもの。
ガソリンや食品や今、ちょうど、いろんなボイコット運動も
あちこちで行われていた。
サハラ
に
仁美がいた。
つづく